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読書記録

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今まで読んだ本、おすすめしたい本の記録です
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2023年7月の記事一覧

読書記録67 2023年7月の本まとめ

2023年もあと4ヶ月ということが信じられない今日この頃。 レポートに、研究発表に、就活に忙しい7月がやっっっと終わりました。 今月はあまり本が読めなかったけれど、いい本ばかりでした。 1. 『日々臆測』(2022)ヨシタケシンスケ ヨシタケシンスケの新しい本。日常の風景から「もしかしてこういう背景?もしかしてこうなっちゃう?」を臆測していてついつい笑ってしまう。何事も意味を考えてしまう私には「わかるわかる」と思うことが多かった。それを捉えてイラストにする力がすごいなと

読書記録66 『書きたい生活』と根拠に支えられない文章の効力

僕のマリの『常識のない喫茶店』を読んで、他の著書も気になったので、『書きたい生活』を読んだ。どっちも好きだけど、後者の方がよりスッと入ってきた。 オードリーのラジオを聴いていたり、 吉本ばななの本や『とんこつQ&A』『文にあたる』を読んでいたり、 しんどくてどうしようもなくなったり、 シンクロするところがあって読みやすかったのかもしれない。 その中でも特に心がじわーっとした文章がある。 「書くことと読むことができていればわたしは大丈夫」って、明快な宣言に心を掴まれた。

読書記録65 2023年6月の本まとめ

天気に左右され気持ちが沈んだり高まったり忙しい6月。 読んだ本にもその右往左往の感じが現れていて、振り返ってちょっと笑ってしまった。 後半は元気になったのがよく分かる。 1.『あの日、選ばれなかった君へ』(2023)阿部広太郎 Twitterで流れていて気になった本。幼少期から現在まで、何かに「選ばれなかった」体験から学んだことを記している。電通に入社して人事部に配属されたが、コピーライターへの道を諦めきれず、何千通ものコピーを書き続けたり、すごいなと思う。自分だったら、