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映画「新解釈三国志」は観るべきか?重臣たちと相談してみました。
映画「新解釈三国志」。三国志好きとして見るべきか。
自分の中の重臣たちが激論を繰り広げている。
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皆のもの、今日の軍議では
「新解釈三国志」を観に行くべきか話し合いたい。
夏候惇「遅れをとってはなりませぬ。即刻観に行くべし、と存じます。」
そうか。皆はどうじゃ?
関羽「我が君、このような映画、観るべきではござらん。」
何故じゃ?
関羽「三国志をネタにエンタメ化しているだけで、内容を伴いませぬ。1800円を投じるに値しませぬ。」
ふむう。徐庶はどうみる?
徐庶「私は観るべきかと。豪華な俳優陣を揃え、宣伝における力の入れよう、並みの映画ではございませぬ。」
やはり見ておくべきかのう。
張昭「お待ちくだされ、これは敵の策略にございます。かようなことに大切な時間を割くなどもってのほか。年末は仕事に力を割くべきかと。」
そうか。他の者はどうじゃ?
周瑜「鑑賞あるのみかと。観ないことで得られる安心などに我らの未来はありませぬ。」
おお。見させてくれるか。
荀彧「我が君、お待ちください。」
なんじゃ?
荀彧「古来よりこのような映画が面白かったためしがございませぬ。何卒、お控え頂きますよう。
時間があるのであれば他の三国志に時間を使うがよろしいかと。」
なるほどのう。
仲達「我が君、それは考えが浅そうございます。」
むむむ。仲達、ならばお主の考えを申してみよ。
「どのようなものであれ、それを観ずして三国志が好きとは、道理がとおりませぬ。大王ともあろうお方が、たかが1800円程度と2時間、なにをかように恐れます。それこそ天下の物笑いにございます。」
仲達、よくぞ申した。そのとおりじゃ。
郭嘉「お待ちください。」
なんじゃ?
郭嘉「この年末の忙しい時に、わざわざ足を運ばずとも、いずれ向こうから勝手にネット配信やTV放送されましょう。我が君は座して待つだけで良いのです。これこそ上策。」
さすがじゃ、それも理に叶っておる。
孔明はどうじゃ?
孔明「我が君は、この期に及んでお迷いとは、大義と小義を混同なさっておいでです。映画館での映画観賞は是すなわち
総合エンタテイメントにございます。エンタテイメントに関わるはしくれとして、三国志好きとして、世の声を気になさっているようでは大義はなし得ませぬ。再び、三国志フェスが開催に向けて動きだされたらなんとされます。また、天の時、地の利というものがございます。これ以上はご賢察たまうほかございませぬ。」
軍師、よくぞ諫めてくれた。その通りじゃ、余は自分の不明が恥ずかしいぞ。
龐統はどうじゃ?
龐統「わたくしも同じ考えでございます。 もしも三国志フェス開催の気運が再び起こったとき、まさか、観ていない、とは言えますまい。 」
おお、張飛か、いかがした?
「兄貴、いつじゃ、映画にいくのは!あの鬼滅の刃でさえ映画館で観られるには期間が限られている。皆が反対しても俺と兄者だけでも、映画館にいってはだめか?」
そうであった。映画館で見られるには期間というものがあるからのう。お主の言うとおりじゃ。
趙雲、お主は反対であろうな?
趙雲「はい。」
わしのわがままをゆるしてくれ、これは三国志好きとしてやらねばならぬことじゃ。
皆の者、余の腹は決まった。もうこれ以上言うでない。
余は映画「新解釈三国志」を観に行くこととする。
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というわけで年内に観てきます。
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