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ジドリモリコ97 虹にお祝いされて

自撮りチャレンジ405日目

私には親子の確執がある。

恨み、許せない、親の顔も見たくない
そんな時期もあった。

なぜそんなにも、私が許せないと感じているのか

それは親に褒めてもらったことがないということだ。
褒めてもらえないもそうだし、認めてもらえないと言ったほうが正しいのかもしれないが、頑張っても頑張っても認めてもらえることがない。
そんなことを長年経験してきました。

全て親のせいというわけではないが、頑張っても認められない私はダメなんだと、自信をなくしていたのも事実だ。

そんな気持ちは生きていくのは楽しくない。私らしく生きたい。そんなこともあり、親子問題は私なりに長年向き合ってきた。
そして、2023年の終わりごろにはこの問題が終わりに近づいている感覚もあった。

そして今回のお正月休み。
母と2人で過ごすお正月となった。
こんな事は今までに1度もなかった。
母と2人で過ごして、どんな気持ちになるんだろう…
ある意味私はドキドキしてたところもあった。

今までの私なら、認めてほしいがために、
「私」の主張ばかりだった。
私の気持ちを知って欲しい。私を認めてほしい。
だってあなたは私のことを1度も認めたことないでしょ?とそんな気持ちをぶつけていたのかもしれない。

今回は自分の主張というよりも、母の気持ちを聞く。母の本音にスポットライトを当ててみた。

母として妻として嫁として、どんなふうに過ごしてきたのか、どんな気持ちだったのか、初詣に行く道すがら運転しながらたくさん話をさせてもらった。

旦那が○○だから、長男の嫁だから、お義母さんが何も出来なかったから、そういう時代だったから。といろんな理由はあったにせよ、ものすごく苦労していた。
子供ながら大変だろうなぁと思いながらも、まだまだ未熟だった私はすべての気持ちを汲んであげることはできなかったなぁと。

母曰く、昔の記憶がない位といっていた。
それぐらい余裕がなかったんだと思うし
それぐらい大変だったんだと思う。

そんな母の本音を少しだけ聞けたとき、私の心の中でなかなか溶けきれなかった何かがふわっと解けた感覚があった。

親から認められたかったけど、母だって自分が頑張ったことを認めて欲しかったんだなと。
私も自分ばっかり認めほしいではなく、相手を認めて初めて、自分を認めることができ、互いを認めることができる。

そう思えた後に初詣での帰り道に虹が見えた。
それを母と一緒に見れたのも最高だ!

これからはもっと母の気持ちを聞く、受け止めるそんな私でいたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました



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