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ジドリモリコ98 年齢を重ねるということは

自撮りチャレンジ406日目

いよいよ今日でお正月休みも終わり。
毎年お正月休みの終わりは、おばあちゃんに会いに行く。
おばあちゃんはもう96歳!
私の人生の大大大先輩だ!!

昨年は癌を患ったり、入院したりしたので、かなり弱気になったおばあちゃん。

おばあちゃんを励ますという意味も込めて、1年1回しか会えないけど、おばあちゃんの顔を見てほっとする。

96歳だからといってボケているわけではなく、1人でトイレにも行くし、ちゃんとご飯も食べるし、身の回りの事はある程度は1人でできる。

その年になっても、ぼけることなく自分のことができるなんてある意味すごい。

そんなおばあちゃん、私たちが来る前までは
「わしは生きてる意味がない」
なんて言ってるみたいで、完璧主義のおばあちゃんからすると、今の自分の姿は許せないところもあるのでしょう。

でも、私からするととてもうらやましい。
四世代で一緒に暮らし周りの人に支えられ、その中でもいろいろあるだろうけど、とても良い環境だ。

96歳になってみないとわからないこともいっぱいあるのだろうけど、96歳にもなれば生きてるだけでみんなに希望を与えているのだ。

40代に入り老いに向き合う日々が増えてきた。
できていたことが一つ一つできなくなっていく、
思い通りにならなくなってくる、
そんな自分にイライラする。
いろんな思いはするけど、年齢を重ねることはダメなことばかりではない。

年齢を重ねるということはあなたしか出せない人生に味が出るということだ。
生き様がそのまま出る。隠せないぐらいに。
96歳のおばあちゃんに会ってそう思った。

いろんなことが我慢もできないだろうし、いろんなところが痛いだろうし、辛いこともあるだろうけど、
今までのいろんな経験や積み重ねが今のおばあちゃんを作っているのだ。となると1日1日と自分がどう生きていたのか、どんな時間を過ごしていたのか、その答え合わせが80代や90代になった頃に出るのだと思います。

少しだけ生きる希望をなくしてるおばあちゃんを見て、私は逆に希望をもらった(笑)


ワシなんか生きとっても意味がないなんて言ってるけど、めちゃめちゃ肌つやもいいし、ご飯もよく食べる。

年齢を重ねれば重ねるほど当たり前のことが当たり前にできる人が良い年齢の重ね方をしているのかもしれない。そんなことを感じせてもらったおばあちゃんとの時間でした。

もう生きとっても意味がないなんて言わないでね。
まだまだ長生きしてよね、おばあちゃん!
また来年会いに行くからね!



最後まで読んでいただきありがとうございました



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