なぜバンドやグループのアーティスト写真は目線や顔や身体の向きがバラバラなものが多いのか考えてみた。

アーティスト写真、いわゆるアー写を研究している人は、きっと居ると思います。
音楽業界の歴史に詳しい方もたくさんいると思います。
専門的な資料や知識といったアカデミックな素養は全くないので、完全な思いつきですが、考えてみました。

1.クリエイティブに見えるから
全員正面、全員顔の表情が分かりやすい写真は、「集合写真」「家族写真」のような日常感が出てしまい、アーティスト感が薄くなる気がしてしまう。
なんか雰囲気がある、なんかカッコいい、という「なんかいい」感がクリエイティブに見えるから。

2.意味ありげに見えるから
目線や向きが散らばるとメンバーの個性を表現したり、グループやバンドの現在、未来、将来性や可能性のような深い意味を示唆しているように見えるから。

3.便利だから
フェスやライブイベントなど複数の出演者のアー写に混ざる時に、フライヤーやポスターのどの位置でも無難に配置できて便利だから。

4.撮影が早く終わるから
「あーひとり目瞑ってる!」とか、集合写真だとNGになってしまう場合でも、目線や顔の向きがバラバラなら、これはこれでいい感じになり、なんとかイケちゃうのでOKが出やすいから。


顔を見合わせていたり、正面向きだったり、笑顔だったりすると、とても親しみを感じます。

例えば、子ども向け番組の歌のお兄さんやお姉さんがジャケ写でそっぽ向いていたら、違和感しかないですから。
イメージに合わせた写真を使うのも大切なプロモーションなのだなと思います。

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