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2020年の2月下旬から日本でもコロナウイルスの被害拡大を受けて、行動制限を伴う緊急事態宣言が発せられました。

私は1月の下旬から、2月24日まで福岡市内の旧福岡県公会堂貴賓館において、はじめての個展を開催していました。2月22日のネコの日と、23日には、個展会場で写真を見ながらのトークイベントなども企画していたのですが、コロナウイルスの被害を抑えるということで、トークイベントは残念ながら中止に。

それでも写真展自体は最終日まで無事に駆け抜けることができたのでした。

ここからは、その後の話。
文体も変化しますので、ご注意ください。

私がネコの撮影にいくのは、ほとんどの場合「島」である。

元々海外のネコ専門に撮影していて、海外を放浪しながらネコと人と、風景を撮影して、写真撮影の裏側をフォトエッセイにしてネコ雑誌で長年にわたって連載していた。

目的地はあるけれど、航空券は片道切符で行って、あとは地図を見ながら「ここよさそう」とか、旅をしながらネコがいるという情報を聞けばそこへ訪れていた。このほか、海際を見ていて、行けそうな島があったらそこに行っていた。本当に何も考えず。

山も好き、海も好き、その両方がある島が好きという感じなのかもしれないが、小さい島ほど好奇心が強くなるのだ。理由は、飛行機でも車でも、泳いでも行けない。船以外の交通手段がないということが、私の中のインディージョーンズや探検野郎マクガイバーが目覚めてしまい、冒険心に火がついて島に行きたくてたまらない病が発症していたのかもしれない。

さらに、船でしか行けないという通過儀礼的なことが私のハートをロックオンしていたのは間違いないようだ。

福岡に来て最初の数年は、Google マップで島を探して、さらには福岡市内から日帰りで行ける島に順番に渡っていたりした。

猫写真家をしているので、島に行ってネコがいないというのは残念なことではあるが、そもそも島に行くことが好きなので、いなければいないで島を歩いて探検するだけになる。

海を眺めるのも楽しいし、島独特の風景や建築様式などを見るのも探究心を刺激してやまないのだ。

で、内容が変態な感じになっているので、時を戻そう。

コロナウイルス禍の中、島に行けないのはなかなかストレスが溜まるものだった。ネコを撮影する場所としても島にしか行っていないのだから。

大体の島は、島民も多くはないし、老人が多いという事実がある。医療機関も脆弱で、何かあった場合には対応が追いつかないということもあり、行けなくなるところが多かった(自粛)。

現在はなんとか緊急事態宣言も解除されたものの、それでもソーシャルディスタンスや、マスク着用、手洗いやアルコール消毒ということを行うことで島に行くことができるようになったけれど、それでも島に行く際には細心の注意を払っている。

緊急事態宣言という自粛期間明けの撮影について話そうと思ったけれど、そこに行く前の話が長すぎておもしろくないので、今回はここで終わり。

次回は、自粛明けの撮影と、新しい撮影様式について語っていく予定です。

お楽しみに。



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ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。