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撮影できることのよろこびをモリケンは実感したのか?

コロナウイルス禍で緊急事態宣言、外出自粛期間中は当然ながら撮影ができず、自宅でPCに向きあい、これまで撮影した写真の未処理カットなどをチェックしながら、埋もれた名作なるものを探す旅に出ていた。

基本的に島で撮影することがほとんどなので、数ヶ月近くの間、撮影ができず。その間、近所の食堂に子ネコが生まれていたので、気分転換しに遊ばせてもらったのと、少し遠くの商店街で暮らすネコたちと遊んだなあ・・・あれ、意外と多いぞ! そう思われてしまうけれど2回だけ。時間も10分くらい。通常だと朝から船の最終便まで、同じところを行ったり来たりさまよっているんだから、ほぼ0じゃないかと思う次第である。

そのときの写真がこれ

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このときはずっと閉じこもりきりの生活だったので、解放感がほとばしっていたのを覚えている。

その後、緊急事態宣言が解除されて、久しぶりの島での撮影。

MRKN2055のコピー

まるっと3日間、ネコ撮影三昧。

緊急事態宣言が解除される前、私は一つの思いを巡らせていた。
それは、この撮影したくてもできなかった期間の思いがあふれだして、撮影を始めたとき、多分感動で泣いてしまうんじゃないかということ。

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結論。撮影することが自分の中で当たり前のことすぎて、いつも通りだった。感動というものがなかった・・・。

どちらかというと、近所のネコたちと遊びながら撮影したときの方が感動したなあ。ネコと遊んだということがうれしかったんだろうなあ。

というわけで、撮影できるよろこびを感じたかというと、そんなこともなかったのでした。

モリケンが感動で嗚咽を漏らし、顔を涙で濡らしながら撮影している姿を期待していたみなさん、誠に申し訳ございません。
謹んでお詫びいたします。

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次回はついにあの話が登場!

「モリケンの撮影スタイルってどんなん?」

お楽しみに!


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ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。