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#452 変わるという決断

変われないのではなく、変わらないという決断をしているだけ。

昨日の朝倉千恵子さんのVoicyで語られていた、アドラーの100の言葉からの抜粋が心に響いた。その一つが、上記の「変わらない決断をしている」という部分である。

人は無意識=潜在意識にプログラムされた内容に従って生きている、とは先月のイメージトレーニング講習で学んだことである。この潜在意識のプログラムによって、ある事柄に対しては喜び、別の事柄については怒り、そしてまた別の事柄については悲しんだりする。そうやって、数多のことを潜在意識によって決断しているのだ。

無意識の領域にプログラムされているのだから、そのプログラムを何かしらの方法で書き換えない限りあなたの行動パターンが変わることはない。それは外的要因で書き換わることもあるが、意識的トレーニングによって書き換えることもできる。その手法こそが、イメージトレーニングであるという。

人は変われないのではなく、変わらないという決断を日々しているのだ。変わるという決断を潜在意識のプログラムが実行したら、人は変わる。変わるためのプログラムを実行するために必要なものは、どのように変わりたいのかという具体的イメージと、それに対する集中力である。

そもそも集中力がない、という人もいるだろう。しかしそれも、集中力がない、という自分を決めているのである。まず、集中力がない、という自分を規定する考えを捨てる。集中力は脳波の周波数とも関係しているから、集中しやすい脳波(α波など)を導き出す環境は人工的に作ることができる。これを実行するかどうかは、無意識ではなく表面的意識で決断できることだ。

変わるためには、変わるという決断をして、変わるための状況をまず作ることである。

(了)

○この内容をもとにお話したstand.fmの放送は、こちらから聞くことができます


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