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#432 周りに目を向けていれば、輝くものは目に入ってくる

周りの人とのエピソードや、その人への感謝が立て続けに出てくるのは、それだけ周りの人たちのことをよく見て大切にしているということ。

この春から始まった、毎週楽しみに聞いているラジオ番組がある。「日向坂46潮紗理菜のサリマカシーラジオ」という番組だ。

僕は、アイドル全般に詳しいわけではないが、日向坂46は好きで応援している。なかなか活動の全てを追うことはできないが、ラジオは作業中や移動中にも聴くことができるので、関わりやすいコンテンツと言える。

昨日は、この番組の3回目の放送があった。23時30分から30分間の放送になるのだが、今回の放送では番組開始に対するグループメンバーからのリアクションや先日行われたグループのBIRTHDAY LIVEでのエピソード、そして本日発売になる新曲「One choice」の制作裏側でのメンバーエピソードなど、とにかくメンバーとの話に終始した。結果、エンディング前で「コーナーができなかった」と反省されていたわけだが、それだけ周囲のメンバーとのエピソードが尽きなかったり、メンバーへの感謝や尊敬の念が溢れ出てくるのだなと感心した。

この番組では、芸人であり放送作家としても活躍しておられるどきどきキャンプのサトミツこと佐藤満春さんが作家として関わっておられるのだが、この番組が始まるきっかけとなったのもサトミツさんが「潮紗理菜さんはラジオをやった方がいい」という想いから企画を各方面に出し続けたからだという。これは、サトミツさんの著書「スターにはなれませんでしたが」にも書かれていた。

僕は潮さんにお会いしたこともないし、人となりについてことさら詳しい訳では無いので、サトミツさんが潮さんのラジオ適性をすごく買っていることについてそこまで理解できていたわけではない。サトミツさんがそう言うのだから、そうなんだろうな、ぐらいのものだった。おしゃべりが好き、ラジオが好き、ラジオ番組を持ちたいという夢がある、ということは知っていたけれど。

しかし、今回の放送を聴いてその理由が少し深く理解できたように思う。潮さんは、周囲との関わりの中でほんのちょっとしたことでも輝かしいものを見つけて、それを宝石のように磨き上げて、言葉に乗せて伝えられる人なんだと思う。

サトミツさんが潮さんのエピソードとして何度か語っておられるのが、綺麗な石を探していた話である。これは、テレビ番組のロケでサトミツさんが日向坂46と一緒になったときに、合間の時間に潮さんとメンバーの丹生明里さんが楽しそうに綺麗な石を探していて、その純粋さに心打たれたという話なのだが、潮さんは「綺麗な石」を探し続けられる人なんだろう。

僕もこうやって音声配信をしていて、話すことがないと思ってしまうことがある。しかし、話すことなど日常のそこかしこに溢れかえっているのである。僕が見ようとしているかどうか、というだけ。昨日の放送の「引き寄せの法則」ではないが、自分が、そこに素敵な何かがあると思って周囲を見ていれば、それは視界に入ってくるのだろう。今日からでも、潮紗理菜さんの姿勢を真似していこうと思う。

「潮紗理菜のサリマカシーラジオ」は関東ローカルの番組なので放送地域外ではラジオやradikoで聴くことはできないが、音声配信サービスaudeeでは無料で聴くことができるので、よろしければぜひ。

(了)

○この内容をもとにお話したstand.fmの放送は、こちらから聞くことができます


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