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船水雄太プロの誕生を考える

こんばんは。今日は、自分の練習や試合の話ではなく、トッププレーヤーのことを。

プロプレーヤー化宣言

2019年度までNTT西日本に所属しておられた船水雄太選手が、ソフトテニスのプロ選手化を宣言されましたね。

ペアはmizuno所属の九島選手とのことで、mizuno社とのブランドアンバサダー契約も発表されました。

さらにさらに(時系列は前後しますが)カンボジア代表のヘッドコーチであり、ソフトテニス系YouTuberまさとさんとの共同で、新会社の設立も発表、と。

ソフトテニス界にとってなんともBIGな発表を立て続けにされました。

兄弟そろってのプロ化

ソフトテニスのプロプレーヤーと言えば、船水雄太選手の弟であり1年前の大学卒業とともにプロ宣言をされた船水颯人選手が有名です。

今回の雄太選手のプロ化で兄弟そろってのプロソフトテニスプレーヤーとなりました。いやー、ソフトテニス界に風穴を開けるとんでもない兄弟ですね。東北高校→早稲田大学と大学までは同じ道を歩み、社会人となって一旦は別々の道を歩み始めた2人が、また同じプロとしてしのぎを削りあう。なんとも数奇な道を辿る兄弟だなと感じます。

続いたことに意味がある

1年前の颯人選手のプロ宣言はソフトテニス界初のこととして、今回の雄太選手のプロ宣言はソフトテニスプロ兄弟誕生として、話題性は十分だと思います。ただ、個人的には仮に雄太選手以外の人がプロ宣言したとしても、プロプレーヤーの誕生が2年続いたことに意味があると感じています。

1年前、颯人選手がプロ宣言をされたときもいろいろな声がありました。その多くは颯人選手の背中を押すものだったと思いますが、やはり「部活スポーツ」としてのイメージが強いソフトテニス界において、プロの選手として生活していくことへの厳しさを案ずる声もあったと思います。

そんな中、颯人選手は「道を拓きたい」というお話をされていました。船水颯人だからなれたんだ、ではダメなんだ、と。今回の雄太選手のプロ宣言は、まさしく道を広げることになるのではないかと期待しています。今後、ソフトテニスがプロとして活動していけるスポーツとして発展していくための。

これで、ソフトテニス界に2人のプロプレーヤーが現れました。次に期待したいのは、さらに別のプロプレーヤーが出てきてくれることと、女子初のプロプレーヤーが出てきてくれることでしょうか。ソフトテニス界がますます盛り上がっていけるよう、船水兄弟の今後の活躍に注目したいと思います。

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