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#465 自らの熱に従って行動する人

今回はシンプルに、感心して、嬉しくなって、刺激を受けた話。

昨日、守山市民運動公園で行った練習会に、初参加の人が来てくれた。高校二年生の女の子で、守山市内の中学校でソフトテニスを始めたとのことだが、おそらく僕が今まで関わる機会のなかった子だと思う。先日のインターハイ予選を終え、残り一年程度という高校生でのソフトテニス生活を考えたときに、悔いなく終われるようにしたいと思って練習場所を探していたという。

僕が普段練習会で関わっている子が小学生や中学生の子たちなので、新規で練習会への参加を希望されるときは保護者の方からの問い合わせをいただくことが常だった。もちろんそれが普通だと思うのだけれど、高校生ともなると自分で調べて自分で問い合わせのメールを送るなどということもできるのだなと、感心してしまった。高校生でも、そうやって行動できる人が全てではないだろう。

僕の開催している練習会のことは、Instagramを通じて知ってくれたらしい。めんどくさがりな人間でも継続していれば、こうして誰かの求めに応じることができるのだと実感した。まぁそんな自分のことはさておき。

どんな子が来てくれるのかと楽しみにしていたら、明るく素直で礼儀正しい人が来た。メールで受けた印象と変わりない。年下の子ばかりの練習会に馴染んでもらえるか少し心配していたけれど、既存のメンバーともたくさんコミュニケーションを取ってくれた。これは嬉しかったこと。

高校生ともなれば、目標設定やイメージについて少し踏み込んだ話もできるだろうと思い、今後のことについて少し訊いてみた。今年のインターハイ予選での結果に満足いっていないということ。来年のインターハイ予選ではどれぐらいのところを目指していきたいのかということ。質問に対して、具体的な答えが返ってきた。とても頼もしい。

今は、インターハイ予選が終わったばかりで、今後に向けてもっとも熱がある状態だと感じた。だからこそ、ここで熱くなりすぎて短命の火にしてしまうのはもったいない。次に県大会レベルの試合があるのは8月。まずは、その大会で目指すステップをイメージしてみてほしい。目標は高すぎても低すぎてもワクワクしない。現状はこれぐらいだから、次はどれぐらいのところにたどり着けるとワクワクするのか。そうして設定した目標を、確かに達成していってほしいと思う。

自らの熱に従って行動を起こす人はカッコいい。高校生から、そんなことを学んで刺激を受けることができた。

(了)

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