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「ネガティブなつぶやき」をやっつけよう。(ディズニー・ストラテジー)

「今回のMTG」

不定期ではありますが、
GRF(GRIFFINS U15)のMTG(ミーティング)を
お伝えしていきたいと思います。

前回お話しした、「プロスペクト理論」

人は、「損失(失敗)を回避する傾向が強い」
プログラミングされているということでした。

バスケットのイメージに置き換えると、
「負けたらどうしよう」
「抜かれないようにしよう」など、
マイナスのイメージや心の中の「つぶやき」だと思います。

そのネガティブな、心の中の「つぶやき」はどこから来るのでしょうか?

ある有名なフレームワーク
「ディズニー・ストラテジー」を使って考えていきたいと思います。

世界中の人が知っている成功者「ウォルト・ディズニー」
なぜ、世界中から愛されるようになったのか?

NLP(神経言語プログラミング)の観点から検証したものが、
「ディズニー・ストラテジー・モデル」だそうです。

「ディズニー・ストラテジー・モデル」では、
3つのポジションをバランスよく使い、
・考えたり
・戦略を立てたり
・現状を分析したり します。

3つのポジションとは、
1、夢想家(Dreamer)
2、現実家(Realist)
3、批判家(Clitic)

そして、
「ディズニー・ストラテジー」の3つのポジションは、一人ひとりがそれぞれのポジションに固定されているのではなく、誰もが”自分の中”に、これら3つのポジションを持っているということです。

では、
私たちのMTGで行った内容を具体的にご紹介します。

1、下のようなワークシートを配布
2、「なりたい自分」や「理想のイメージ」「選手像」
  「具体的なプレイのイメージ」などを【ピンク】に記入
3、「でも、おれ◯◯だしなぁ」「◯◯は、出来ないかもしれない」
  【水色】に冷静な分析や現実的なことを記入
4、「この前も出来なかったし」「おれなんて・・・」
  【グレー】に批判的なワードを記入

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というように、
自分の中の「ネガティブなつぶやき」がたくさん出てきます。

そうです。
それが、「不安」や「自信のなさ」です。

試合になると、
・いつもと違うことをしてみる・・
・我を忘れてしまう・・
・やるべきことがブレてしまう・・
・パフォーマンスが落ちてしまう・・
・目標を達成することではなく、失敗しないようにしてしまう・・

では、
それをどうやって克服するのか?

それは、
【ピンク】夢想家のエリアに書いた「あれ」です。

「なりたい自分」や「理想のイメージ」、
「成し遂げたいこと」を思い出し、「背伸びした自分」「ブレた自分」を
戻すことだと思います。

「やらなきゃいけない」よりも、
「やりたいこと」「なりたい自分」の方がエネルギーが強いからです。

「×を◯に変える解決方法を考える」

スラムダンク勝利学より

「どうだね 桜木君」「ワクワクしてこないかね」

スラムダンクより

ということで、
本来、「戦略立案や事業計画を立てる時に”有効なスキル”」かと思いますが、こういったことをベースに、「目標設定」や「ポジティブなセルフトーク」などをデザインしています。(本来のものと、少しニュアンスが異なるかもしれません。)

また、
誰もが「不安」や「ネガティブなセルフトーク」を経験したことがあると思います。でも、それは当たり前のことで、自分の中には「3人の自分がいる。」そして、それを「ワクワク」や「なりたい自分」、「理想のイメージ」など、ポジティブな自分(夢想家)で、コントロールしていこう。

ということです。

やはり、
「練習よりも、大切なのは考え方」ですね。
(もちろん、練習もすごく大切です。)

それでは、
今後もMTGの「考え方」と「雰囲気」をお伝えしていきたいと思います。









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