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【映像の活用】選手の成長のために実践している「たった3つ」のこと。

「ジャパンライムさん&スプライザさん共催のオンラインセミナー」に
ご協力させていただきました。

今回は、
「中学生年代における映像の活用とその効果」というテーマで、お話をいただきましたので、チームで実践していることを3つご紹介させていただきました。

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私は、中学生のとき

一回戦負けでした。

「なぜ負けたのか?」「何を練習したら良いのか?」
よくわかりませんでした。

なので、

「ちゃんと頑張れば、必ず成長できる」ということを
なるべく多くの人に伝えたい。

という想いで、指導者になり、
「学ぶこと」を学んでいる最中です。

ですので、
「いい選手」「プロ選手の育成」「強いチームづくり」ではなく、

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ということをコンセプトに取り組んでおります。

なので、
今年も本人たちに「まかせる」というスタンスで
試合にのぞみました。


では、今回セミナーでお話したことをご紹介します。

01. スカウティング

おもに、スプライザさんの「SPLYZA Teams」を活用しております。
・オフェンスのタグづけ
・選手ごとのタグづけ
がメインになります。

ただ、「SPLYZA Teams」の凄いところは、クラウド上で選手(学習者)もエディティング(編集)できるというとこ

とにかく、これにつきます。

私、プロチームの指導者ではありません。

学びの一貫、学びのツールとして、
バスケットボールに関わっております。

いま、必要な力は、
情報処理能力・正解 < 情報編集力・納得解

詳細は、ジャパンライムさんHPより ↓

編集するということは、
物事を「俯瞰」してみること。

それがいま必要なんですね。

02. モデリング

ひと言でいうと「見本をみせるということ」です。

むかしから行われている
・仕事の仕方をやってみせる
・仕事の仕方をよく見る
・仕事の目的を言って聞かせる

というようなことです。

これを
「コーチング」の前に行っています。

具体的には、
・プロの試合の映像
・トップ選手のプレイ映像
の共有です。


03. リフレクション

「ふり返り」ですね。
これが学びのメインになります。

「学び」=「体験」+「省察(ふり返り)」

これを「学び」の基本スタイルにしています。

具体的には、
映像を使って、
・練習のふり返り
・試合のふり返り

を行っています。

もちろん、
選手(学習者)の習熟度によって、
リフレクションをサポートしてあげないと自分一人ではできません。

こちら側で、
フレームワーク(考える順序・考え方)を用意してあげ、
それに基づいて、選手(学習者)は練習や試合といった体験を俯瞰をし、「自己モニタリング」します。そして、自己をじっくりと省察・評価し、目標を決めたり、予見を行います。

たとえば、ドリブル1on1
<心・技・体>というフレームワークで、
リフレクションをしてみましょう。

「心」・・・メンタル面は?
「技」・・・スキル面は?
「体」・・・フィジカル面は?

習熟度に合わせて、
フレームワークのレイヤー(フィルター)を何枚も重ねていく。

たとえば、
さらに<ディフェンスの三原則>というフィルターを重ねてみると・・・

「ポジション」・・・いいポジション?
「ビジョン」・・・ビジョンが確保できていた?
「コミュニケーション」・・・いいコミュニケーションがとれていた?
 (例ですので、1on1では、当てはまらいかもしれません…)

さらにレベルが上がれば、
「まかせる」
のが良いと思います。

このようにして、
映像を共有し、ふり返り(リフレクション)をしています。


セミナーでは、
実際にそれぞれの項目で、背景となる理論もご紹介させていただきました。

これからも、
もっと理論武装して、
「研究者の一面を持った、実践者」のようなカタチで、
”自分らしく”、学ぶということを学んでいこうと思います。


こんなコロナ禍でも、VUCAと呼ばれる時代でも、
スポーツ、バスケットを通じて、
「状況を打開できる選手(人財)」
「自分で成長していくスキルを持った選手(人財)」が
一人でも増えればいいですね。

「バスケで、日本を元気に!」

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【関連のある記事・HP】

1、セミナーレポート(ジャパンライムさんHP)

2、スプライザさんの「SPLYZA Teams

3、言語化トレーニングをしよう。

4、選手に教えられた、「成長する3つのステップ。」(創造性の3段階)















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