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誰の動きが鍵を握っているか

チームとして対応している仕事には、自分だけではどうにもならない問題に多数直面します。
自分一人だけで解決できるのであればチームは必要ありません。
そんな多数の人が関係する問題を解決するとき、自分が舵を取るとして、誰のどんな行動が解決のために必要なのかを把握して、見える状態にすることが必要だという話です。

適切な人に依頼しないと時間の無駄

問題が発生したのを私が把握したとして、それを解決する力が自分にない場合、
解決に導ける適切な人に依頼をしないと進展しません。

だから、誰に何をしてもらうかを明確にした上で正しく依頼しなければいけないのです。

自分で解決できない問題を悩み続けることや、自分にできないからと訳もわからず関係のない人に依頼をしても、時間を浪費するだけで解決はされません。
無駄な時間とエネルギーを削減するために、余分なやりとりを減らすよう努力しないといけないのです。

地球を救うためには娘の解が全て

SF映画「インターステラー」では、人類の存続のために主人公たちは宇宙に行きます。
ただ、人類を直接的に救うのは主人公の仕事ではありませんでした。

地球外にある未知の問題の解を探しにいくことが主人公の仕事で、
その解を活用して人類を救うためのある数式を解く任務は主人公の娘が担っていました。

この場合、段階ごとに問題解決のために鍵を握る人が変動しており、
最終的には娘の活動が人類を救うために重要になっていたのです。

どうやって解決まで導くかは置いておくとして、
課題解決のためには段階ごとに、誰のどのような仕事が求められているかによってフォーカスするポイントが変わってくるのです。


問題の解決には何が必要なのかを把握する

自分以外の誰かの力が必要なのであれば、
まず、適切な人に依頼ができる状態にしなければいけません。

そのためには、その問題の解決のための要素を分解して把握することが必要です。
解決のための要素を理解できることで、その要素に対してアプローチできるまたはすべき人が明確になります。

適切な人に依頼ができれば、あとは進展されるまでの状況を確認していき、
新しい問題に直面するなら、またその問題の要素分解をしていくことになります。

加えて、その動きを見えるように記録し続けることで、
時間が経過してもどういう状況になっているかが見えるようになります。
常に見える状態にしておけば、どこかで停滞していたとしてもすぐに軌道修正が可能になり、スムーズな舵取りができます。

多数の人が関われば関わるほど、それぞれの役割の認識と状況把握に労力をかけた方がいいのです。

それでは、

おまけ

最近、Gryffinという海外アーティストの曲をリピートしています。

ジャンルは「メロディック・ハウス・スタイル」というよく分からないジャンルらしいです。
ネットで調べてもハウスミュージックの定義が曖昧らしくて、そのジャンルがどういうまとまりなのかを理解することができませんでした。

ただ、所謂クラブで流れるような盛り上がるワイワイ音楽の枠に当てはまるようで,
その中でも彼の音楽は、ドンジャンしつつも落ち着く雰囲気を感じさせてくれます。

みんなが聴きながらノリノリになるような音楽で、
盛り上がりつつも落ち着きを感じるような感覚が不思議でした。

不思議な感覚の秘訣が、曲の中で使われているギターやピアノの効果なのか、
ボーカルの声質の力なのか、曲の広がりなのかはわかりません。

ただ、「この人の曲は共通して心地いい」という感覚をきっかけに、アーティストが出す色の魅力に気づいて、人は特定の人にハマっていくのかもしれないです。
20年以上生きてきて、アーティストにハマった経験があまりない私の些細な気づきです。

またね。



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