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やったことないからできないとは判断しない

組織の中で仕事をしていて、人によってできることとできないことに差はあります。
それは能力だったり経験だったりが要因となり生まれる差で、チームの中で役割を決める際にそれぞれの領域を判断して分担していきます。

今日は、そんな領域を考える際にできることとできないことを判別するためには、
実際にやってみた結果を基に判断しましょうって話です。

「できない」という決めつけが可能性を潰す

何かの仕事ができるかできないかを図る際に、
その仕事に関する経験値や知識がないことから「できない」と判断されることはあります。

その中で、現時点で経験と知識がないから、ある仕事を遂行「できない」と判断されるのは、「できる」ようになるチャンスが潰されている可能性があります。
知識や経験でできるようになる仕事は当事者がその仕事に向き合い時間を投資することで十分に能力を習得するチャンスがあるからです。


当然、私が急に「宇宙に行くという仕事ができない。」と判断されることはありますが、そこまで極端かつ困難なミッションは例外とします。

できるかできないかの判断が難しいお題は、どちらかの裏付けとなる根拠もないため、何となく不安が残ります。
その不安を根拠に「できない」判断をしている時は、人が成長する機会が失われているのです。

キャプテンは入隊テストを不合格にされていた。

MCUシリーズのある種の始まりとも言える「キャプテン・アメリア/ザ・ファースト・アベンジャー」では、そもそもスティーブがキャプテン・アメリカになるまでの背景が描かれています。

「誰も傷つけない」という強い意志を持って、軍隊への入隊検査を受けるスティーブは、体が貧弱で身長も低いことからどれだけ検査を受けても不合格となっていました。

その軍隊のテストは、ただの兵士としての戦力テストではなく、スーパーソルジャーという超人血清を打つ人材を絞り出すことを目的としており、
その素質を持つのは善良たる精神を持っていることが絶対条件でした。

ですが、その時代背景的にも強い肉体を持つ人がスーパーソルジャーに値すると評価されており、強い精神について着目されていなかったのです。

結果的に、血清に精通する博士の力と本人の成果によって、キャプテン・アメリカになりました。

スティーブのように、他人からの判断によりチャンスが潰されることは身近にあって、その判断が誤っていることも往々にしてあるのです。

経験がない仕事はやってみた結果に着目する

仕事をチームで進める上で、誰に何を任せるかを考えることは難しいことだと思っています。

その判断材料が乏しく、経験値や知識の不足ができない根拠になっている場合は、「一旦やってみる。」という選択肢を取ることにメリットがあると思っています。

理由は、できないことをできるようになるために、人は試行錯誤の上行動を続けます。その思考と行動によって新しい知見を得たりする機会になるのです。

結果的にある仕事に失敗したとしても、現状はその仕事をしても「失敗する」という一つの答えがでて、その答えが次の仕事の可否を決める根拠にもなります。

また、その失敗の要因も探ることができれば、自分に不足している力がなんなのかも具体的にあぶりだして、自分を鍛える機会も生み出すことができます。

当然、成功したら本人の成長と自信に繋がり、より大きな問題に取り組むような機会に繋がる機会にもなります。

だからこそ、特定の仕事ができるかできないのかの判断は、具体的な根拠がない場合、とりあえずやってみるでいいのです。

それでは、

おまけ

洗い立てのスウェットを着てルンルンの日曜日。

昼ごはんを作るときに着ていたら、
気づけば、胸元に鼻水が乾いたみたいな白い汚れがつきました。

また洗うまで着れないです。

またね。

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