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「減点方式」でモノゴトを見ていない?
「加点方式」「減点方式」とは
加点方式:良い点や優れた点を点数として”積み上げていく”方法
減点方式:悪い点や失敗に応じて点数を”差し引いていく”方法
加点方式・減点方式のどちらかが優劣・正誤・良い悪いではありません。
ものごと、状況によってさまざまです。
例えば、仕事でいうならば
きっちりした仕事(役所、病院、研究等)は減点方式が適していますし、
学校、習い事等 には加点方式で温かさが必要ですよね。
メリットとデメリット
それぞれのメリットとデメリットを挙げています。
加点方式⇨《できなくて当たり前》からのスタート
メリット:
・できたこと、成功、成長を重ねていく
・モチベーションアップ
・成長を感じてポジティブに
・自己肯定感、自己効力感アップ
デメリット:
・加点のハードルは人それぞれ
減点方式⇨《できて当たり前》からのスタート
メリット:
・自分の足りない部分を認識しやすい
・常に切磋琢磨
デメリット:
・チャレンジを恐れる
・失敗、できないことにネガティブ
・常に切磋琢磨
・自己肯定感、自己効力感のダウン
自分に対しては?周囲に対しては?
自分や周囲に対して、皆さんはどちら方式でしょうか?
スポーツ選手において、
上記のメリット・デメリットを踏まえると
「加点方式」傾向がよさそうです。
”傾向”としたのにはワケがありまして…。
どちらもメリット・デメリットがありますので
片方ではなく、両方のメリットをチョイスしていただきたいのです。
(自己評価は偏りがちなのですが…)
ただ、選手の性格が大きく関わってくると感じますので
「加点方式」「減点方式」のデメリットをチョイスするのは注意です。
例えば、
厳しすぎる性格の方
・加点に厳しい(このレベルで加点できない)
・減点しすぎる
ストイック、厳しい、完璧主義も度を過ぎない程度に。
「◯◯すぎる」には自分も周囲も苦しむことになりかねません。
以前お話したチーム競技をされている学生さんは
「なんで自分が思うところに 人がいないんだ」
「自分が思うようにプレイしてくれない」と。
『自分のレベルと周囲のレベルは同じ』
『このくらいはできるはず』という
《できて当たり前》の基準があるのですよね。
そのため、他のメンバーに対して低評価でした。
「◯◯すぎる」の奥底を見る
ストイックすぎる、厳しすぎる、完璧主義すぎる…等には
心の奥底に「思い込み」「固定概念」「価値観」があります。
それらによって自分に鎧をつけている状態。
それらの鎧は自分自身では気づかないからこそ
人と対話をすることが大事になります。
(自問自答・内観では思考に限界があるため)
悩み、上手くいかない、しんどい、には見えない鎧が邪魔しています。
メンタルコーチングによってそれらを可視化していけます。
少しでもご興味がありましたらお問い合わせお待ちしています。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
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