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選手向け/スポーツメンタル

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スポーツにおけるメンタル記事をまとめました。 スポーツ選手、アスリート、部活の生徒さんなど。主にプレイヤー向けです。
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#メンタルコーチング

行動は自分次第です

物事に対して 「できるか、できないか」を 判断基準とすることが多くあります。 それも間違いではないけれど、、、 ︙ 「心技体」で考えてみましょう。 技術面・体力面での「可能・不可能」は 「できるか、できないか」です。 なぜなら 「技術」は自分が習得しているものに限界があります。   例えば、ピッチャーが現時点では120キロ投げられる。   今後変化すると思いますが、現時点の限界は120キロです。 「体力」も限界があります。   どのくらい力が出せるのか、   どれ

『早い判断』をするために

私の好きなアニメ、鬼滅の刃でも…わかりやすくアニメのエピソードから。 その後、鬼殺隊員となりますが 先日放送されていた【鍛冶屋の里編】にも 「判断ができない…」という場面がありました。 視聴している私自身がその立場にあるような 苦しい葛藤の場面。 炭治郎は優しい故に判断ができない、ワケですが 「判断力」はあった方がいい、早いほうがいいのです。 スポーツにおいての判断判断が遅い、判断ができない…は 時に命取りとなります。 生死に関わることは…ないとは言えません。

「自分はひとりだ」と思ってる?

「早く行きたければ一人で行け、 遠くへ行きたければみんなで行け」 有名なアフリカの「ことわざ」の言葉です。 その通りですよね。 スポーツにおいて チーム競技だとメンバーがいるし 個人競技だとしても 同じ所属の人、指導者、スタッフなど たくさんの人が自分の周囲にいてくれています。 また、家族や友だちなど。 その『仲間』は とても大きな力となります。 逆に自分も誰かの『仲間』として 大きな力を与えているんです。 お互いに力を与え、与えられているんですよね。 ぶつか

自信と過信は紙一重

自分は何でも知っている 自分の知らないことはない 自分の経験が増えるほど このように感じる しかしながら 「自分はまだまだ、だ」と 思える人ほど成長する 「教えてください」と 言える人ほど成長する 【自信と過信は紙一重】 自信がついたとは言え もっと上には上がいることを知る 自分だけの世界は限界がある そこから抜け出すためには 自分は完璧ではない、と 知っていることが大事 上には上がいることを知る 自分なんてまだまだ 教えてください! それを言える人 それ

自分の限界を決めているのは…自分だよね

私はこれ以上できない。 私には難しい。 やっても無理やと思う。 ︙ そんな自分の限界って 誰が決めるのかな? 人に決められるわけじゃなくて 『自分自身』で決めている。 それは 「以前やってみたけどできなかった」 過去の記憶や経験からだったり 人と比べていることから。 だけど次も同じだとは限らない 前と同じ状況ではないし 自分はどんどん成長しているから。 限界を決めずにやってみる! 限界突破するのも しないのも自分で決めていい それよりも 【限界】という概念をなく

未来は決まっていない。どう創っていく?

現在の自分は 過去の自分からつくられています たくさんの出来事から 現在の自分ができている まだ見ぬ未来の自分を創るのは? 『現在の自分』です 未来の自分はどんな人? どうなっていたい? どう在りたい? それらは現在の自分自身しだい 言葉・思考・在り方 捉え方・行動… 過去の出来事は変えられない。けど… 未来はどうにもデザインできるどんな自分になりたいですか? どんな自分で在りたいですか? どんな自分に会いたいですか? 未来を見つめていこう! 困ったことがあ

『のびしろをどんどん埋めるルーム』参加募集中です!

LINEオープンチャット 「スポーツメンタルコーチ主宰 『のびしろをどんどん埋めるルーム』」を 立ち上げました! 匿名・顔出しなしでのご参加です。 心理的安全性が確保された空間です。安心して参加いただけます。 趣旨アスリート、スポーツ選手、スポーツをする人が本音を語れる場 スポーツ選手といえ、人間です。 スポーツをしている、していないにかかわらず特別なことはありません。 病気になること、ケガをすること、落ち込むこと、傷つくこと、緊張すること、やる気がでないことetc…

選手の『負担を減らす環境』を作るには

選手を取り巻く環境は、広義にわたります。 それらの環境すべてにおいて『選手の負担を減らす』ことが 何においても必要なミッションです。 スポーツにも信頼関係は大事指導者(スタッフ)⇔選手 お互いの信頼関係は、安心してプレーできる環境・発言、遠慮・忖度しない空気などを作ります。 それが【心理的安全性】に繋がります。 「信頼関係構築」は 何においても選手にプレーに専念してもらうためでもあり、 指導者やスタッフや選手がのびのびと活躍できる場を作るため。 また、 指導者やスタ

メンタルを整えると「ダイエットも減量もうまくいく」話

メンタルコーチだからこんな話をするわけではありませんが… メンタルを整えると大抵のことはうまくいく思っています。 悩みのトップ3であろう、 「人間関係」「人との比較」「自信の有無」 自分のメンタルが関係していると思いませんか? ダイエットや減量の悩みもトップランキングに入ると思います。 先日、上のツイートをしました。 メンタルを整えることでダイエットへ向かう姿勢が変化します。 そしてダイエットの結果も出ます。 スポーツ選手の減量も同じことが言えます。 ダイエット失敗

【目の前の壁】 『乗り越えよう』とか『不安』という 感情・思考があるから“壁”だと言える それらがない人にとっては 《ただの行き止まり》 例えば10秒の壁 挑む選手・関係者にとっては壁だけど それ以外の人は壁と感じない 壁があると思えるなら スタートラインにいるということ

疲れるとネガティブ思考がグルグル。休むのが怖い。そんな悩みを持つ選手へ

スポーツ選手の生活はとてもハードです。 朝から練習・稽古・トレーニング。 成績のこと、食事のこと、睡眠のこと、日々の生活のこと。 また、チームのイベントなどへの出席など。 考えること、やることはとても多いと想像できます。 怪我や不調でリハビリや通院があればもっとハードですよね。 そのハードな生活のなかで《疲労》はどんどん蓄積されます。 疲労には二種類ある【身体的・肉体的な疲労】と【脳・メンタルの疲労】があります。 【身体的・肉体的な疲労】とは、文字通り。 【脳・メ

クオリティ・オブ・ライフを上げることで変化が起こります

クオリティ・オブ・ライフ、QOLとも言われています。 『生活の質』を向上させようということです。 裕福な暮らし、贅沢をしましょう、ということではなくて。 「たくさんの物に囲まれる」よりも 「質を重視」する または、 「自分の求めるもの・心地いいもの(こと)を重視」する 自分自身の求めることとして 自分が何をしたいのか(行動)、どこに居たいのか(所属)、誰と居たいのか…などを考えてみるのも良いかもしれません。 QOLを上げることで自分を大事にすることができ、周囲の人にも

メンタルの都市伝説に惑わされるな

タイトルは少々ショッキング? 「ポジティブはいい」「自信を持て」「モチベーションを上げろ」 「マイナス思考はダメ」「メンタルが強いといい」「緊張したらダメ」 「ネガティブはダメ」…ほかにもありますね。 このような考え方(本当にね・・・)、都市伝説だと思うんです。 例えば、ポジティブ至上主義。 「ポジティブは素晴らしい、ネガティブな感情を持つのはダメだ…」 ネガティブがあってこそ、ポジティブにもなれます。 もちろんネガティブの沼にハマってしまうのは良くないですが、 ポジ

ラケットなどに八つ当たりするデメリットの多さ、知ってる?

テニスのある選手が試合後にラケット破壊したというニュース。 衝撃的ですがこういったニュース、多いですよね。 道具を壊した、道具をぶつける、道具に当たる姿を目にすると悲しくなってしまいます。 道具がないとプレイできない道具を使う競技(テニス、野球、サッカーなど)は道具がなければ競技としてなりたちません。 ラケットがあるからテニスができる、 バッドやグローブがあるから野球ができるんだ…ということ。 「ラケットを取り替えればいいんだ」という考え方ではなく、 このラケットの