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選手向け/スポーツメンタル

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スポーツにおけるメンタル記事をまとめました。 スポーツ選手、アスリート、部活の生徒さんなど。主にプレイヤー向けです。
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#スポーツメンタルコーチ

「1年の振り返り」これだけは やろう

長々と延々と振り返るのはシンドイものです。 考え始めると全然別のことに興味が移ったり。 そこで この2つだけ、考えるのをご提案します。 ★今年一年、どんな成長がありましたか?  良かったこと、悪かったこと、  楽しかったこと、悔しかったこと… ★来年はどんな自分になりたいですか? 極端に言えば明日も未知数ですよね。 去年の今ごろ、現在の自分は想像できなかったように。 未知数だからこそ、想像は自由。 思いの強さが実現へとレールを引きます。 来年の今ごろは想像の遥か上

集中するにはポモドーロしよう

やらないといけないタスクがあるのに 他ごとをやってしまう… そんなときは「ポモドーロ・テクニック」を利用してみましょう。 ポモドーロ・テクニックとは やり方・手順事前にタスク・作業を書き出す。 25分の集中状態と短い休息の繰り返しなので 他のことを考えず、その時に選んだ「タスク」に向かえます。 25分+5分のリズムが習慣となると集中状態に入りやすくなり、 「タスク」に集中することができれば、生産性もアップします。 また、休息を入れることでリフレッシュ効果もあります。

本音や本心が見えてからがスタートライン

私たちは、誰しもダメな姿・カッコ悪いところは隠したいものです。 人によく思われたい、承認欲求の一部かもしれませんね。 (承認欲求は悪いものではない) ▼人間の欲求(マズローの5段階欲求説)について合わせて読もう それにより 大丈夫じゃないのに大丈夫と言ったり、 しんどいのに頑張ると言ったりで弱音を吐けないこともあります。 ︙ 私が思うに、学校教育や社会の風潮も一端のような気がします。 「こんなこともできないの?」と叱られたり馬鹿にされたり 「失敗」を笑われて恥ずかし

行動は自分次第です

物事に対して 「できるか、できないか」を 判断基準とすることが多くあります。 それも間違いではないけれど、、、 ︙ 「心技体」で考えてみましょう。 技術面・体力面での「可能・不可能」は 「できるか、できないか」です。 なぜなら 「技術」は自分が習得しているものに限界があります。   例えば、ピッチャーが現時点では120キロ投げられる。   今後変化すると思いますが、現時点の限界は120キロです。 「体力」も限界があります。   どのくらい力が出せるのか、   どれ

対戦相手をも応援できるマインドがあるか?

こんにちは。 スポーツメンタルコーチのもり かおりです。 いつも記事を目にしてくださって ありがとうございます! スポーツには必ず勝者と敗者がいます。 勝者・対戦した相手を称賛できますか? 相手を妬んだり羨む気持ちを持つよりも 「いい試合だった」 「君は強かった」 「対戦ありがとう」 この気持ちを持ちたいですよね。 負けて悔しいけれど 思いっきり力を出し切ったのなら 決して自分が弱かったからではなく、 自分よりも相手の力が上回っていた、ということ。 お互いの健闘

『うなぎと梅干し』はよくない?

明日は土用の丑の日(2023/7/30)。 『土用の丑の日=うなぎ』なのでうなぎの話。 土用の食の風習土用の丑の日は何度もありますが、 土用の時期(立夏・立秋・立冬・立春)は 季節の変わり目に当たります。 疲れた体に栄養があり、食べやすいものを、、、という意味で 『う』のつく食べ物を食べる風習となったようです。 (うどん、梅干し、うなぎ、うり…など) 特に夏の土用にうなぎを食べる風習は有名ですよね。 この時期、あの匂いは食欲がそそられます。 うなぎと梅干しは同時に食

完璧を目指すけど、完璧を目指さない

完璧のワナ先日、TVを見ていて改めて感じました。 「完璧を目指さない」大切さ。 TVの内容は、 ゴミにあふれる部屋を片付けて暫く振りに訪問し、 部屋をキレイにキープしているか否かというもの。 一人は元の状態(ゴミに溢れた状態)に戻っていて もう一人は散らかっているけど…まだ大丈夫な状態。 ふたりとも同じような意味のコメントをされていたのに驚きです。 ここに完璧にしないといけないという落とし穴がそこにあります。 「キレイな部屋をキープする」が「キープしなければいけ

試合を「楽しむ」の真意を考える

「頑張って」に変わるもの?「楽しんで」という応援フレーズが苦手…という ネット記事がありました。 「頑張って」と声をかけられると プレッシャー、重圧、期待が重い…と感じる方も いらっしゃいますよね。 「これ以上どう頑張ればいいんだよ」 と感じる方も。 「頑張って」の言葉にプレッシャーを感じる方は多いと感じます。 それに変わる言葉としてあるのが 「楽しんで」「いつも通りやろう」「リラックスして」など 声がけをする側も《より良い言葉》を探されています。 「楽しんで」の言

「次に繋がる」試合にするために

試合後のインタビューで 「次に繋がる試合でした」 とか 「この結果を次に繋げます」 これらの言葉をよく聞きます ︙ 「何を」「どう」 繋がるのか、繋げるのか。。。 そこまで明言されていないけど おそらく、 試合・レースでの 手応えのことです 敵の動き、イレギュラー、環境など また 自分自身の動き、パフォーマンス、 メンタルなど ︙ 試合後すぐなら 覚えていることも多いし 思い出す労力も少しで済みます だからこそ、 認知し、振り返り、反省し、改善する この4つ

「減点方式」でモノゴトを見ていない?

「加点方式」「減点方式」とは加点方式・減点方式のどちらかが優劣・正誤・良い悪いではありません。 ものごと、状況によってさまざまです。 例えば、仕事でいうならば きっちりした仕事(役所、病院、研究等)は減点方式が適していますし、 学校、習い事等 には加点方式で温かさが必要ですよね。 メリットとデメリットそれぞれのメリットとデメリットを挙げています。 自分に対しては?周囲に対しては?自分や周囲に対して、皆さんはどちら方式でしょうか? スポーツ選手において、 上記のメリット

「復帰の日」=さらに強くなった記念日

スポーツにおいて 怪我は避けてとおることができない問題。 自分で気をつけていても起こりうるし もらい事故的なこともあります。 心身ともにどん底に身体はもちろん、メンタルもどん底状態。 怪我は周囲からも一目瞭然ですが、 心の奥は怪我した本人にしか分からない。 明るく振る舞っていても 様々な感情が渦巻いて辛いことだけ想像できます。 「困難は乗り越えられる人にしか起こらない」 私はこの言葉が大嫌い。 「あなたなら大丈夫」と言いたいのは分かるけど 乗り越えてる最中の人にかける

「自分はひとりだ」と思ってる?

「早く行きたければ一人で行け、 遠くへ行きたければみんなで行け」 有名なアフリカの「ことわざ」の言葉です。 その通りですよね。 スポーツにおいて チーム競技だとメンバーがいるし 個人競技だとしても 同じ所属の人、指導者、スタッフなど たくさんの人が自分の周囲にいてくれています。 また、家族や友だちなど。 その『仲間』は とても大きな力となります。 逆に自分も誰かの『仲間』として 大きな力を与えているんです。 お互いに力を与え、与えられているんですよね。 ぶつか

ワンランク上げるには、「在り方」を設定しよう

【あなたの在り方は?】この「在り方」を決めることが 自分の目標達成には不可欠です。 「在り方」=自分の理想、目標に対して 【ふさわしい自分】になる。 道しるべができた、そうイメージしてください。 「在り方」って、人の数だけあるので 何が正解、何が間違いでは測れません。 (もちろん、モラルやルールから外れない) 「在り方」がイメージできないそんなこともあると思います。 その時は、 『自分が持っている目標を どんな人が達成するかな?』 または 『この目標を達成するのに 自

成長過程を楽しめている?

『のびしろをどんどん埋めよう』 私たちの日常 変わり映えのない練習でも まったく同じ日はありません 会う人、話す人も違う 出来事も違います 何ごとも経験ですね! そんな日常の練習稽古トレーニングで 経験値は上がっています 少しずつでも出来ることが増え 技を習得し タイムが上がり 経験値が上がり自分のレベルもUP 練習時と試合やレース時の成績も変化します たとえ、特別なことがなくても 毎日練習の繰り返しで 再現性を高めていく 再現性が高まれば 成功率も上がる