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『iPhoneのアラームが鳴らない問題のリスクヘッジのために振動型目覚まし時計を買ってみた』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.5.4

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■iPhoneのアラームが鳴らない問題のリスクヘッジのために振動型目覚まし時計を買ってみた

昨日、iPhoneでアラームが鳴らない不具合が発生中だということをお伝えしました。私も含めて目覚ましをiPhoneに頼っている人にとって、目覚ましが不具合で鳴らずに寝坊し仕事に支障をきたすことは何としても避けたいものです。

1.スマホは不具合が起きるもの。バグ、電源、通信環境など、不具合が起きやすいものに目覚ましを頼るのは怖い。

2.目覚まし専用機なら構造がシンプルで故障の心配も少ない。

3.目覚まし専用機はACと電池とあるが、電池はちょっと煩わしい。しかしACは停電が心配。調べてみると、AC電源が切れても電池でバックアップできるものもあった。

4.Apple Watchの振動で起きる、アラーム音なしの目覚ましの快適さに気づいたので、目覚まし専用機も振動型がいい。

5.振動型も本体が振動する一体型と、振動ユニットが別になっている別体型とある。AC電源のものは別体型から選ぶことになる。

ということで昨日さっそくAmazonで注文しました。

この商品がつい先ほど届いたので、試しつつレポートしてみたいと思います。


本体は枕元にちょうどいいサイズ

本体は7インチくらいのスマホを横にしたような大きさです。そこにデカデカと時刻だけが表示されるので、近視の裸眼でもよく見えます。

自発光式の時計は、寝ている最中の夜間の明かりを消した部屋で時間を確認できるところが良い点です。よくあるアナログな目覚まし時計は光らないものが多く不便ですから自発光式は必須要件でした。

明るさは5段階調節できます。上の写真は輝度MAXですが、夜はまぶしいと感じるかもしれません。輝度MINは明かりを消した就寝中にちょうどよさそう(ただし日中は暗いと感じる)くらいに眩しさを抑える設定にできます。

時刻が映る面が静電気でホコリを吸いつけやすいのが気になりました。ベッドサイドですからホコリは舞うもの。柔らかいプラスチック素材ですので傷つけないように気を付けながらこまめに吹いて挙げる必要がありそうです。

電波時計ではないので、時刻合わせは手動です。


同梱物の確認、USBで電源を取る仕様

開封前の箱はテンキーなしのキーボードと同じくらいのサイズでした。

内容物は上記の通り。

本体には表面の保護フィルムに時刻が印字されていますが、実際の表示位置やサイズとは全く異なります。

・中国語からの翻訳ですが日本語で書かれたA4用紙の両面印刷1枚のマニュアル
・丸いのが振動ユニット
・USBアダプタ(USB Aポート、5V/1A)
・専用のUSB-ACコネクタ
・本体の転倒防止用のプラスチックブロック

が付属しています。

ベッドサイドにUSBタップを設置しているので、今回はUSBアダプタは使用しませんでした。本体側もUSBだったらよかったのですが、ACよりは汎用性が高く、グローバル販売するのに向いている仕様です。


単4電池×2で停電時もアラームが鳴る

背面を見てみましょう。左から、
単4電池×2のスロット、USB「出力」ポート(USB A、1A出力)、5V/1A電源入力、そして振動ユニットを挿すコネクタが並んでいます。

単4電池×2本を入れておくと、時計は表示されませんが、目覚ましアラームだけは時刻通りになる仕様です。

USB出力でスマホを寝ている時に枕元でケーブル充電できるようになっています。寝る直前までスマホを見ている人には便利そうです。


音+振動、どちらかだけも選べる

向かって右側にはアラームを鳴らすスピーカーの開口部があります。アラームの音量は側面のVOL+-ボタンで調整できますが、最小音量でもけたたましく感じました。

私は振動アラームしか使いませんが、音だけ・音+振動・振動だけの3種類を選べます。設定はVOLと反対側の側面にある「BUZZ/VIB」というボタンを使います。VOL-でゼロにして音を消すことはできません。

アラームは2個登録することができます。しかし、アラームの音量や音+振動の組み合わせはアラーム1/2ともに共通になります。

スヌーズ機能もあります。上部中央のSNOOZEボタンを押すと9分後に再度アラームが鳴ります。スヌーズ機能がないと売れないのかもしれませんが、スヌーズ機能があると甘えて二度寝しがちです(笑)


背面のコネクタが邪魔

ベッドの宮棚に設置しようとすると、コネクターの出っ張りが邪魔で壁寄席できないことに困るかもしれません。

上記は真上から見た写真ですが、転倒防止のプラスチックブロックよりも電源コネクターが垂直に飛び出て5cm以上の隙間ができます。

電源ケーブルもUSBコネクターではありませんし、振動ユニットは代替仕様がありません。ここはL字コネクターを採用してほしかったところです。


肝心の振動ユニットは・・・

振動ユニットを枕の下に設置してテストしてみました。

ユニットの厚みがあるので枕やベッドの形状によっては寝心地が変わるかもしれません。私の環境では特に気になりませんでした。

よほど寝相が悪くない限り寝ている間にユニットがどこかに行ってしまうことはないと思いますが、枕の下に手を入れる癖がある人は振動ユニットの置き場所を別の場所にした方がいいかもしれません。

そして肝心の振動の具合ですが、、、強すぎます。
これで起きない人はいないはず。

枕全体が揺れ、枕を太鼓のように叩きます。
振動ユニットを取り出して空中で震わせても、ユニット自体が盛大に振動音を発生させます。

そしてこの振動の強さは変えられません。アラームのボリュームは下げられるのに。

Apple Watchの手首に伝わる振動だけで起きるのが快適だったのですが、ここまで振動が大きく、音としても伝わるほどなのは、アラーム音を鳴らしているのと変わりません。

寝相が悪く振動ユニットが寝ている間にどこかに行ってしまったとしても、別の場所で盛大に振動しているので絶対に起きられます。

独り暮らしのマンションやアパートだと隣家や階下の人も起きてしまうかもしれませんし、ダブルベッドで2人で寝ているカップルや夫婦で「アラーム音だとパートナーを起こしてしまうから振動で自分だけ起きられるように」という配慮でこの商品を買ったとしたら、残念ながらパートナーも確実に起きてしまうでしょう。


iPhoneのアラームが鳴らない時のバックアップには、なる

絶対に寝坊しないようにするというニーズだけは叶えてくれます。iPhoneのアラームとセットで使えば、この目覚まし時計があれば絶対に起きられます。

ただし、Apple Watchほど快適な目覚めではないでしょう。
もしかすると、この振動アラームが鳴る前に先回りして目を覚まさなければ!という使命感で目覚めが良くなるかもしれません。

・・・もう少し振動を弱める工夫を考えます。うむむ。

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