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『#SOZO美術館 全国初!福井県坂井市がAIアート作品を一般公募!入賞作品は「坂井市ふるさと納税返礼品」に採用!』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.7.25


■全国初!福井県坂井市がAIアート作品を一般公募!入賞作品は「坂井市ふるさと納税返礼品」に採用!

AIと想像する。AIで創造する。みんなで作るAIアートの美術館「#SOZO美術館」のテーマコンペ「SOZO✖️紀元前✖️坂井市」は、本日より広く作品を募集します。

私が企画やコンセプトワークなどをお手伝いさせてもらっている市民参加型AIアートプロジェクト「#SOZO美術館」が、全国初の自治体とコラボです!

<テーマコンペ概要>
テーマ:#SOZO紀元前坂井市 #SOZO美術館
エントリーは上記のハッシュタグ2つをつけてTwitter及びInstagramに投稿するだけ。(応募期間:令和5年7月25日(火)~8月25日(金))
・入選15作品は坂井市内で展示いたします。
・グランプリ2名 賞金5万円/名
*グランプリ作品は坂井市長池田を含む有識者による審査にて決定します。(9月上旬予定)
*グランプリ作品は坂井市の「ふるさと納税返礼品」として採用を予定しております。
*入選作品は坂井市のシティプロモーションなどのPR資料として、HPなどに掲載、利用することを予定しております。

画像生成AIを使い、紀元前×福井県坂井市という2ワードを連想させるAIアート作品を投稿してもらうイベント企画になっています。

#SOZO美術館 プロジェクトのプロデューサーであるAIインフルエンサーのKEITOさんが福井県坂井市を実際に取材に訪れて、現地の見どころを紹介している動画です。今回の募集要項や#SOZO美術館についてとても分かりやすくご紹介されていますのでぜひご覧ください。

この動画の中でも福井県坂井市の見どころが多数紹介されています。

日本海らしい荒々しい岩肌の断崖絶壁が特徴の『東尋坊』や、日本一短い手紙文の一筆啓上賞の由来となった「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ」の石碑がある『丸岡城』が有名です。福井県全体では恐竜の化石がたくさん出土することから恐竜のオブジェがあちこちにあります。

こんな福井県坂井市を舞台に「紀元前」という時代性を掛け合わせたAIアートを生成して投稿応募する参加型イベントが「SOZO×紀元前×坂井市」の企画です。

このあと少し、「#SOZO美術館」企画立ち上げの経緯やコンセプトなどをご説明させていただきます。福井県坂井市で「#SOZO美術館」イベントを行う意義が伝わればと思います。


「#SOZO美術館」の名前の由来

生成AIが注目を浴びて久しいですが、ChatGPTをはじめとするテキスト系AIによる業務効率化の話題ばかりでした。

確かに会話型AIは効率的に便利になりAIのありがたみを実感しやすいのですが、効率化=削る方向ではなく、みんなでクリエイトする方向で活用できないか、ということを考えていました。

誰でも素晴らしい絵が描けるようになるStableDiffusionやMidjourneyなどの画像生成系AIを使って、「みんなで想像を広げて創造する」=SOZOというブランド名称を名付けさせてもらいました。


時代×場所の2ワードでAIアートを生成する

#SOZO美術館 という企画の投稿コンペは今回が2回目です。

前回は「幕末×六本木」というテーマで開催し、300点以上の応募をいただきました。そして8月30日まで毎週木曜~日曜に六本木の「The BAR」という場所を借り切って受賞作の展示イベントを開催しています。詳細は以下をご確認ください。

栄えある第1回のグランプリを受賞された伊藤貴將(いとうたかまさ)さんがnoteに受賞作の作成秘話を書かれています。

そして受賞作はこちら。

この作品を作るに際し伊藤さんは、

まずは<場>の歴史を知る
今回のテーマが<sozo幕末六本木>ということだった為、まずは六本木の歴史についてリサーチした。

と、「時代×場所」の2ワードのお題について調べることから始められています。

これが #SOZO美術館 の企画の狙いでもありました。


地方創生を参加型AIイベントで。#SOZO美術館の狙い

AIアートは絵が描けない人でも誰でもアート作品を作り手軽に参加できます。つまり大勢の参加が見込めます。

「時代×場所」というテーマを設定した投稿企画とすることで、大勢の人にその土地の名所名物・歴史・人物などを調べることを促します。

AIアートはデジタルデータですが、B1サイズなど大きく印刷し額装して実物展示することで、より多くの人にAIを身近に感じてもらえるようにします。

その土地を調べるためや、受賞作が展示されている様子を見るために、現地に訪れる人を増やします。

これが#SOZO美術館の大枠の狙い、コンセプトです。

地方創生ととても相性が良い、市民参加型AIイベントとすることが企画の骨子です。

この企画を立てたのが5月~6月ごろだったと思いますが、ある意味プレテストだった「#SOZO幕末×六本木」を先月開催し、第2回目には実際に地方自治体との企画コラボが実現しました。爆速です。

関係者の皆様、そして池田禎孝 福井県坂井市長のご英断に感謝申し上げます。ありがとうございます。


池田禎孝市長のコメント

<坂井市長 池田禎孝よりご挨拶>
生成AIの進化と普及が世界的な話題になる中で、坂井市としても活用方法を検討しておりました。なかでも文章系生成AIに関しては多くの自治体での導入が進む一方、画像生成AIに関しては未だ本格的な取り組みはありません。
そこで画像生成AIを活用して、東尋坊や丸岡城といった観光資源が豊富な坂井市が、テーマコンペという形で、アートやデザインといった芸術的観点から想像上の作品を一般公募するという過程で、観光資源をPRするという、この度の取り組みに至りました。

紀元前の東尋坊ではティラノサウルスや海竜が大暴れしていたかもしれません。もしも、現代の丸岡城の周りをプテラノドンが飛んでいたら・・・など、紀元前×坂井市の想像は尽きません。

画像生成AIという新しい形で、まだ誰も見たことがない坂井市の魅力を全国に向けて発信し、2024年春に開業を予定している北陸新幹線敦賀延伸の起爆剤として繋げていけたらと考えております。

また、全国初となるAIアートの自治体導入という取り組みが、AIクリエイターの皆様の登竜門となり、今後のAIアート振興の一助になればと思っております。

素晴らしいAIアート作品との出会い。そして時代を切り拓くAIクリエイターとの新しい出会いに期待しています。

坂井市長 池田 禎孝

市長も上記でおっしゃっていますが、紀元前の東尋坊ではティラノサウルスや海竜が大暴れしていた絵はAIで想像を膨らませて描くことができます。

プロデューサーのKEITOさんの作例です。市長のアイディアをさっそく実際に描いています。これが手書きだったら何日もかかるでしょう。

第1回目は300点を超える応募をいただきましたが、今回は夏休みと相性のいい恐竜も使えるということもあり、前回を超える応募数が集まるといいなと期待しています。


市民参加型AIアートイベントを全国に展開

そして全国初の福井県坂井市を皮切りに、日本全国の地方創生のお役に立てるように企画を盛り上げていきます。外国人観光客も戻ってきていますし、来日観光客も参加できるインバウンド向けの地方イベントも開けると面白そうです。

ご興味のある自治体や企業の皆さまからのお声がけをぜひお待ちしております。全国どこでも馳せ参じます!

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