見出し画像

『iPhone 15とUSB-C直結できるARグラス「XREAL Air 2 / Air 2 Pro」がTGSで見たかった!』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.9.25


【御礼】
東京ゲームショウ2023が終了しました。『QAQA(カカ)』ブースにご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。LINE上で出題した20問2択のゲームに関するクイズも楽しんでいただけてよかったです。

この冬頃に『QAQA(カカ)』をどなたでも遊んでもらえるよう鋭意開発を進めていきます。皆さまご期待ください!!


■iPhone 15とUSB-C直結できるARグラス「XREAL Air 2 / Air 2 Pro」発表会を見てきた(TGS 2023)

日本Xrealは、スマートフォンと接続して利用できるARグラスの新モデル「XREAL Air 2」(直販価格5万4980円)と、上位モデルの「XREAL Air 2 Pro」(同6万1980円)を発表しました。

本体にはバッテリーを搭載せず、スマートフォンなどから電源とディスプレイ信号をUSB-Cケーブルで供給するデバイスです。USB-C対応のiPhone 15シリーズで動作するかどうかが注目でしたが、発表会ではその公式回答がありましたので、併せてレポートします。

東京ゲームショウ2023の会場にずっといたのに、他のブースにはほぼ行けませんでした。残念。

時間があれば見たかったもののひとつがこの「XREAL Air 2 / Air 2 Pro」でした。一言でいうとサングラス型の外部モニターです。


スマホだけでnoteを書きたい

XREAL AirシリーズはAndroidスマートフォンやPCなど、DisplayPort Alternate Modeを備えた機器とUSBケーブル1本で接続できるのが特徴ですが、独自のLightning端子を搭載する従来のiPhoneシリーズとの接続には、Apple純正デジタルAVアダプタなどでHDMI出力に変換した上で、さらに別売の「XREAL Adaptor」が必要でした。

しかしUSB Type-C端子を搭載する最新のiPhone 15シリーズは、XREAL Air 2シリーズとUSB-Cケーブル1本で接続できるようになりました。

外出先に重いノートパソコンを持ち出すことなく、スマホだけでnoteを書きたい。これが私のニーズです。

キーボードは小型軽量なものがたくさん売られていますが、スマホの画面を広げるには「XREAL Air 2 / Air 2 Pro」のようなARグラスが面白そうだなと見ていました。

しかし、Lightning端子版のiPhone14以前の機種ではAVアダプタと「XREAL Adaptor」の2段階の端子変換が必要でメンドウです。

iPhone15が発売されUSB-Cになりましたが、iPhone12で全く不満がない私としてはUSB-CにするためだけにiPhone15に買い替えるのもなぁと思っていたところ、「XREAL Air 2 / Air 2 Pro」がiPhone15なら直挿しできるとXreal社から公式に発表があり、実物を試したかったのです。


カーソル操作とコピペが問題

noteをスマホだけで書く時に問題になるのがカーソル操作とコピペ操作です。PCならマウスがあるのでコピペはとてもやりやすいですが、スマホだとカーソルを合わせるのも長押し、コピペも長押しでとても手間がかかります。

いま読んでもらっているこの記事も、元記事からコピペで引用する部分が毎回あります。ここがスマホだけだとやりづらいのです。

これは「XREAL Air 2 / Air 2 Pro」をつけたところで改善しないかもしれませんが、だからこそ実機で試してみたかった。家電量販店などでも実機に触れられる機会はほとんどないため絶好のチャンスだったのですが、ブースに行く時間を作れず残念。


街中を拡張するARグラスが欲しい

いまのところ、「XREAL Air 2 / Air 2 Pro」に期待するのは外部モニターとしての機能ですが、せっかくのARグラスですから、街中を情報拡張してくれる使い方をしてみたいところです。

上記で以前ご紹介したAsk Envisionのような、目が見えない人でもARグラスに内蔵したカメラとAIでの情報付加によって街中を歩きやすくなるという製品も出ています。

これは目が見える人にとってもありがたいし面白いはず。

カフェなどキーボードが使える場所なら外部モニターとして使い、街中ではお店の情報などを「見る」だけで知ることができれば素敵です。飲食店を見ればメニューや混雑状況が、映画館を見れば上映作品とタイムスケジュールが表示される、というAR体験を早くしてみたい。

そんなことができるようになるのはあと何年後なんでしょう。遠くない気はしますが、来年ではなさそう。5年以内には来る、かな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?