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『SNSのアイコンをAIに作らせてみよう!』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2022.9.8

■「文字だけもなんなので、プロフィール画像をAI(Stable Diffusion)に作らせてみた」

テレワークを始めてから、trelloやSlackなどのオンラインツールを使って、仕事のやり取りをする機会が増えた。このようなツールを使う時にいつも悩むのが、プロフィール設定時に登録するプロフィール画像だ。

確かに「丸囲いの背景に名前の文字だけ」というアイコンをたくさん見かけますね。

ZoomやGoogle Meetなどリモート会議ツールでよく見かける印象ですが、SNSのPFP(Profile Picture)アイコンもデフォルト放置や寂しい印象のもの、中には違法コピーなものもよく見ます。

Twitterで手持ちのNFTをPFPアイコンにするのもいいですが、AIに作らせた画像を使ってもイマっぽいと思いますし、いい画像や写真がないんだよねーと困っている人も多いんじゃないでしょうか。

ご紹介している記事ではStable Diffusionをセットアップするところから始まり、AIに意図通りの絵を描かせる「呪文」の試行錯誤などが詳しく書かれていますが、SNSなどで使う自分アイコンをAIで作るだけならもうちょい簡単。


■SNSのPFPアイコンをAIに作らせてみた。

モリプトはこのnoteでは自分の写真を使っています。いわゆる顔出し。
ただまぁ画像自体が小さいので雰囲気が伝わる程度でしょうか。

↑ここに写真アリマス。ひとことで言うと白髪の人。

昔から、歳のわりに真っ白な髪をしているのがアイコンなのですが、最近では年齢が追い付いてきてしまって白髪のインパクトが薄れてきたかもしれません。

でもまぁ白髪が特徴なので、それをAIアートでできるだけ表現してみたいと思います。

使ったのはiPhoneアプリの「AIピカソ」です。

中身はStable Diffusionで、一定回数までは超高速でどんどん描かせることができます。一定回数を超えると広告が表示されます。お手軽。
Android版も出る予定だそうですがまだかな。

日本語で指示できたり、ちょっとした呪文のテンプレートがあったり、元絵を指定したりすることができたりと、本家Stable Diffusionより少し使いやすくもなっています。

「白髪の男の顔」

最初はシンプルにこのくらいの呪文でどんな絵が出てくるかを試してみます。

カッコイイ人が登場

確かに「白髪の男の顔」でした。
イイオトコ。AIが学習素材にしたのが白人男性が多かったのでしょうか。これが有名なAI差別問題にもつながるわけですね。

そういえば眼鏡をかけているのを指示し忘れていました。(こんなにイイオトコじゃない、というのはとりあえず棚上げして。)

「白髪で眼鏡をかけた男の顔」

眼鏡をかけさせてみましょう。

違う人が出てきた。

街中で見かけたことがある風の人が出てきました。
確かに白髪で眼鏡な男です。

細かく顔の特徴を指示したり、顔だけでいいんだよという指示をしたりしていませんのでザックリですね。AIが指示をきちんと受け取っていることはわかります。

何も指示しないと実写の男の人が出てくることがわかりました。
実写だと「ただの別人の写真」になっちゃって不都合が多いので、実写以外のテイストを指定してみます。

「白髪で眼鏡をかけた男の顔,アニメ風」

アニメ風、と実写を避けさせるように指示してみました。

イケメンアニメキャラ登場(笑)

アニメ風、という一言だけでちゃんと理解してアニメ風なのを出してきました。素晴らしい性能。

でもだいたいイケメンが出てくるのは、AIの学習素材になるだろうネット上で顔をさらしている人がだいたいイケメンってことですかね。

まったく似てはいませんが、なんか気に入ったのでコレを採用することにします(笑)

TwitterとFacebookでアイコンに設定。
まったく別人のイケメンアニメキャラになりました。

・・・ぜんぜん違うじゃんのツッコミは却下。


■PFPをAIに描かせるブーム、来るか?

買ったNFTをPFPにするとサルや美少女になりがちです。またジェネラティブNFTをPFPにすると数多く流通しているので似たようなアイコンがTwitter Spaceでたくさん並んでしまい個人判別が難しくなります

PFPアイコンをAIに書かせれば、このあたりの問題をある程度解決できます。

今回の私のように過度にイケメンにしちゃうことだってできます。白髪メガネで雰囲気は伝わるので、初めてお目にかかる人にもたぶん「あの人だろうな」くらいはわかってもらえる、かなw

AIで作るPFPアイコン、きっとブームになります。ぜひ皆さんもお試しください。

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