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『「流通しやすい絵画」としてのNFTアートはデジタルフォトフレーム再来とともに。』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.4.9

■Window Airで、窓のない空間にも風景を。厚さわずか1.5cmの超薄型サイネージによる空間演出

Window Airは、まるでガラス窓のように、金具・フレーム込みで厚さわずか1.5cmを実現した「超薄型デジタル窓」です。

WiFiを内蔵し、電源1本で季節に合わせた風景映像をワイヤレスで自動配信。49インチ大画面を複数台連結して、壁一面・天井に設置可能。

昔「デジタルフォトフレーム」がブームになったことがあります。
紙焼きの写真を額に飾るのも良いですが、写真がデジタルで撮影されるようになってから以降、わざわざ紙焼きすることもなくなり、デジタルな写真データも見返すことがほとんどない撮りっぱなしになっていたのを解決するハードウェアでした。

「渾身の1枚」のつもりがないからか、いつの間にかデジタルフォトフレームは廃れてしまいました。しかし「デジタルサイネージ」としての液晶パネルは街中・駅・店先などで多数見るようになりました。

今回ご紹介している「Windw Air」はお店などで宣伝情報を表示する業務用デジタルサイネージが大元の用途ながら、応用編として「バーチャル窓」「バーチャル天窓」として使う提案のものです。


最大16枚連結表示できる

業務用なので個人としてなかなか手が出せる金額ではありません。1台25万円+毎月3万円でコンテンツの自動配信が受けられる、という料金体系です。最大16台を連結して1枚の絵を16枚の液晶に大きく表示することもできます。

49インチ、厚さ1.5cmを窓風に設置すると、あたかも外が見えているような雰囲気を作れます。

天井に連結して設置すれば空が見えます。都心のマンションの中層階でも空を見上げられるという演出ができますね。


絵画を飾る、NFTを飾る

NFTやweb3のイベントに行くとよく印刷され額装されたNFTアートがズラッと展示されていることがあります。個人的にはNFTアートの投機的な使い方には全く興味が持てないのですが、絵として飾る方法があるといいのにな、とは以前から考えていました。

ウォレット接続すると所有しているNFTを表示できるOLED TVというのはLGやさSamsungが既に発売しています。

また、ぶっちゃけ所有しているかどうかに関わらず絵を飾りたいだけなら、安い4K液晶モニターを買ってくれば簡単に実現できます。

うちもシルクスクリーンで売られていた絵を飾っていますが、そろそろ飽きてきたなぁ、季節や気分で変えられると良いのにな、と思うようになってきました。

見ていない時にもずっと通電しているのがモヤモヤするので、人感センサーで自動的にオンオフしてくれたり、E Ink電子ペーパーのように一度表示したら電力を食わずに表示しっぱなしにできる技術などがほしくなりますが、デジタルフォトフレーム・デジタルサイネージ機器に数年ぶりに少し興味が戻ってきたのはNFTブームがきっかけです。

飾るのも実用性。投機的な注目のされ方が一定落ち着いた今のタイミングで、流通しやすい絵画としてのNFTアートはデジタルフォトフレーム・デジタルサイネージ機器とセットで再注目される予感がします。

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