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『グーグルの「Pixel Fold」を使って確信した折りたたみスマホの可能性。でもスマホ本体は冒険しづらいのでスマートウォッチ版に期待』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.8.15

■グーグルの「Pixel Fold」を使って確信した折りたたみスマホの可能性

 地図を見るにも、ゲームを遊ぶにも、動画を見、写真を編集するにも、大画面は素晴らしかった。Pixel Foldは、筆者の感覚ではタブレットに分類される。しかし「iPad」と違って、ポケットに入るタブレットだ。

2010年にiPhone3Gを発売日に買い、Androidと2台持ちの期間も長かったのですが、最近ではiPhone1台にまとめ、その1台をかなり長期間買い替えずに使います。今使っているのはiPhone12。PlusでもMaxでもない、すっぴんのiPhone12を3年以上使い続けています。

スマホがカメラしか進化を体感できなくなって久しい昨今、そのカメラを全く重要視しない自分の使い方だと、新機種が出ても違いが感じられなくなってしまいました。

ガジェット好きだからこそ、目新しさを感じない最近の進化を体感できないスマホに食指が伸びません。

来月にはiPhone15が出ます。充電ケーブルがUSB-Cになるのは嬉しいのですが、家族もiPhone12と13を使っており全員で一斉に買い替えることがない都合、家庭内でLightningケーブルも混在します。それに充電ケーブルの仕様が変わったとしてもユーザー体験に変化はありません。

iPhoneはAndroidと比べて使い勝手が洗練されていますが、最近は保守的になりすぎてツマラナイ。

折りたたみスマホは、それ自体がいいか悪いかは置いておいて「今までと違う体験ができそう」という1点で興味深く見えます。


スマホが生活に根差しすぎて冒険しづらい

 言うまでもなく、多くのアプリは一般的なスマートフォンの画面のアスペクト比に合わせて作られている。ハードウェア市場では、Androidタブレットは隅に追いやられたマイナーな存在であり、アプリ開発者が最優先でサポートしたいと考える端末ではない。このことがPixel Foldの足かせになっている。

AppleがiPhoneを保守的なものにしているのは、王者の判断として正しいのだと思います。

スマホが生活に根差しすぎて、ソフトウェアメーカーがついてこれない特殊な仕様のiPhoneを出して不具合だらけになったり、非対応ソフトウェアが乱立すると、ブランドとしてのiPhoneの価値を大きく棄損するでしょうし、Appleはそれを心配して保守的な対応に留まっているのだと思います。

Apple WatchやVision Proのようにスマホとは別のデバイスで冒険することは今後もあるでしょう。また今後のスマホは外部機器で使い方を変えるような進化をするとも予想しています。裏返してスマホ本体は保守路線が当面続くのだろうと思います。


スマートウォッチも、折りたたみスマホ化を待つ

Apple Watchも、結局は通知機能以外使わなさそうだと思い、興味はあるものの買えずにいます。

折りたたむと正方形になるタイプの折りたたみスマホが、そのまま腕時計になったらほしいなと思います。折りたたんだ状態でも大型モニターがあり、開けば表示面と入力面が使える。今の2インチ程度の画面の広さをはるかに上回る大きさであれば使い方も腕時計の範疇を大きく超えられます。

スマホ本体で冒険できなくなった以上、周辺ガジェットでぶっ飛んだものが出たらいいなという期待でもあります。

今の変化のなさだと「iPhone15もスルーかな」と思いつつ、もっとワクワクしたいという一抹の寂しさも感じています。

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