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『STEPNに休息日を入れてみた。JAMA誌論文「1日何歩」歩くのがベストなのか?研究結果』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.2.9

■本当のところ「1日何歩」歩くのがベストなのか

「1日1万歩歩くと健康に良い」と言う人もいれば、「1万歩は歩きすぎだ」と言う人もいます。
一体何が本当なのでしょう?

相変わらずSTEPNで歩き続けています。
UncommonのWalker+common8足なのでエナジー10、つまり1日50分Earnできます。

私のペースだと50分間歩くと8000歩~9000歩くらいカウントされます。歩くペースは相当ゆっくり。STEPN以外での歩数を合わせて1日だいたい1万歩歩きます。

エナジーを毎日ゼロにしないと気が済まない性格なので雨の日も寒い日もずっと歩き続けていたのですが、最近は少しSTEPN休みの日を入れるようにし始めました。

最初はSTEPNの「歩かなきゃ」義務感に追われる精神的プレッシャーを軽くすることを狙って休みを入れようと1週間に1日はSTEPN休みを取り入れました。でも精神的な面では逆効果というか、まだ抜けきれないというか、「歩かなきゃ」のモヤっと感が強いのも事実。

でも歩かなかった日の翌日はてきめんに体調がいいことを実感しました。
肉体的には休みなく歩くのは負担が大きかったようです。

ただ2日連続で休みを入れるのもよくなかった。休みすぎると歩く日に体の重さを実感します。筋力はあっという間に衰えるのですね。


1万歩が健康運動の「天井」という研究結果

代表的な一つとして、2020年にJAMA誌に掲載された研究を挙げることができます。
(中略)
1日の歩数と死亡率の間には、少なくとも1万歩を超えるあたりまでは歩数が増えれば増えるほど、死亡率が低下するという関連性が確認できます。

一方で、1万歩を超えたあたりからはカーブがフラットになっています。

これはある程度の強度や量までいくと、運動には「天井」が存在するということを示唆しているともいえます。

JAMAという論文誌に掲載された歩数と健康に関する研究によると、1万歩あたりが健康増進効果の「天井」であろうという結果が出ています。

一方、運動には「害」もあります。「害」として報告されるのは、ほとんどが筋骨格系の問題、すなわち筋肉や関節のけがです。また、普段運動をしない人が運動をすると、運動習慣のある人よりもけがをする確率が高くなるという指摘も頭に入れておくべきでしょう。

また運動は疲労蓄積やケガなどの弊害も併せ持ちます。
「益」と「害」を比較して、「益」が伸びないレンジで運動をすると「害」の方が上回ってきますので、「益」の上限を超えないことが健康増進のための運動にとっては合理的です。

もちろん1万歩が適しているかは人に依ります。
私にとっては平地の1万歩は全く苦ではなくなっていますが、歩きなれない人にとっては厳しいかもしれません。ウォーキングを続けていくうちに歩数も伸びていくと思いますが、1万歩より8000歩の方が適している人もいるでしょう。

今回の研究では休息の入れ方については言及がありませんでしたが、私の場合は1週間に1回は休んだ方がよさそう、というのが実感です。


Move to Earnは良いキッカケ、安定の重要性

STEPNは運動習慣を「欲」で喚起し、トークノミクス崩壊後も私には運動習慣が残りました。

仮にSTEPNを完全引退してシューズも売り払っていたら、1週間に1回の休み程度で歩き続けるなんてことはおそらくなかったと思います。

STEPNのようなアプリなしでランニングやサイクリングなどを続けている人も大勢います。習慣化したらなかなか止めないものの、始めるキッカケがない人も大勢います。

Move to Earnはもう古い話のように感じますが、Earn動機は今でも何かを始める良いキッカケを与えるソリューションになるだろうと思います。だからこそ、引退や諦めなどのネガワードが浮かばないような安定したトークノミクスが重要ですね。

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