ただの弱音 教育×子育て 理想と現実

子どもが生まれる前

24時間「生徒のために」
平日は最低限の仕事に加え
理想のクラスにするために
理想の教育を提供するために
朝7時~夜10時まで働き通し。
土日は部活の生徒と掲げた目標を達成するため
強豪校へ丸一日遠征に。
こんな生活をしていれば、心身共にボロボロに。
でも、生徒の成長につながっていると実感することも多く、「これこそが教師のやりがいだ」と感じ、いや信じて突っ走ってきた。


自分にも子どもが生まれ、今まで100%仕事に時間を割いていたものを、仕事と家庭の両立を余儀なくされた。もちろん大前提にあるのは、家族ファーストだ。

すると、教師って何ができるのだろうか?

定時内の限られた時間内で仕事をすると、ほんとに必要最低限の仕事しかできない。合わせてどうでもいい研修やら書類やらで時間は潰れ、気づいたらタイムアップ。行事は後回し。深い授業準備はできない。生徒とゆっくり過ごすなんてできるはずもない。

本来生徒のためにしてあげたいことは何もできない。それこそが教師のやりがいだと思っていたのに…

理想の教育を提供することができない。
中途半端な教育しかできない自分が嫌になる。
生徒に申し訳なくなる。
もっと一人一人の生徒に寄り添ってあげたい。
もっと一人一人の学力がつく授業を提供したい。
もっとクラスの生徒一人一人が居心地の良いクラスにしてあげたい。
でも、できない。

もう限界かな…と弱音を吐いてみた。

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