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ジロウ閑話休憩…5

 ふとした疑問だが、一般的な教会であれば正面に親神様、右に教祖様、左に御霊様となっているので、拝むときは「正面 四拍手×2」、「少し右向いて 四拍手×2」、「左へ向き直して四拍手×2」というようになっていると思う。

天理教の一般的な教会の神殿

 これはこれでいいのだが、布教所や信者さんの講社祭などで祀ってあるお社によっては、上記のような拝み方でいいのだろうか?いろいろ考えられるのだが…。

信者さん宅によくあるおやしろ

 まずは一般的な信者さん宅に祀ってあるような「一つのお社」の場合、拝むときには教会と同じように
「正面 四拍手×2」、「少し右向いて 四拍手×2」、「左へ向き直して四拍手×2」とするのがいいのだろうか?
 そうなると親神様はいいのだが、教祖様は壁とか、ふすまを向いて拝んでいる?
御霊様も同じく…。
 お社が一つしかないんだったら、正面を向いたまま、「正面 四拍手×2」を3回繰り返すべきなのだろうか?
または、お社が一つしかないんだから、「正面 四拍手×2」1回でいいのだろうか?

正面向いたまま3回遥拝??? あるいは…

 更にはその家のお爺さんが出直して、御霊様としてもう一つお社を祀っている場合はどうなのだろう?まあ、サイズ的に小さいから向き直すほどではないにしろ、拝むのは「親神様、教祖様、御霊様」で3回、その後、その家の御霊様にもご挨拶ということで少し左向いて、もう1回? あるいはお社が二つなので礼拝は2回だけ?

大小二つ祀ってある場合

 ひょっとして教内で決まっていないのだろうか?詳しい方がいたら、教えていただきたい。大きい方のお社が神様で、小さい方が自分の家の御霊様というのであれば、下記のように拝むべきかとも思うのだが…。

大きい方3回、小さいほう1回遥拝??

 なぜ、こういった疑問が起こって来るかと言えば、天理教では「親神様、教祖様、御霊様」と、それぞれ礼拝するのが当たり前なわけで、しかも、一般的な教会であればお社は大中小で3つ並んでいるからだと思う。
しかし、大教会によっては御霊様のお社が2つあるところもあって、その場合は、御霊様礼拝を2回繰り返しているはずだ。

 ある教会長さんは小さい「お社」1つのところでも、「正面」「右向いて」「左向いて」と遥拝しています。いったい何に向いて遥拝してるんだろう?
 3回拝むんだったら、「正面3回」でいいんじゃない?
壁とか襖に向かって柏手打つのも変な感じがするのだが。礼拝対象のお社が一つしかないんだから。
 
是非、実際のところをお聞かせ願えればありがたいです。
「現役の会長さん」、あるいは、「うちの会長はこうしているよ…」とか、あれば教えていただきたいです。

 結局、作法の問題であって、真実込めて拝礼してれば問題はないのかもしれないが、だから「お社」っておかしいとも思う。
「甘露台」
ならそれ一つしかないわけで、「お社」と言っても中に祀ってあるのは神様の方は「八咫鏡」で、御霊様の方は「霊璽(れいじ)」が入っているのが普通かと思うのだが。でもそれって、神道のやり方だよね。

 かなり信仰の根本的な問題でもあるような気もするが、教会制度ができ、教導職という資格を取るため、願い出て神道式作法も習ってきて、それを広めたというところに根はあるのかとも思っているのだが、国家神道のやり方に追従してばかりいる、このような状態でいいのかとも感じる。

形や作法ばかり、重んじるのが信仰なのだろうか?よくわからない…。


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