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【2022年宅建】コスパ&タムパの「不マジメ」宅建勉強法 ! (2021試験の最新傾向あり)

ウソーっ!
こんなことが起きていいのか?!

思わず叫んでしまった。

僕は、「2021年度 宅地建物取引士試験」、通称『宅建』に「合格ラインぴったり」の34点で合格したのだ。

合格発表までは、あぁ落ちた…と覚悟していた。
合格ライン予想の大勢は「35点程度」だったから。

※宅建試験は、合格基準点のようなものはなく「上位15%程度が合格」となるので、合格点は毎年変動する。合格発表の日までわからないから、予備校各社が「予想」を行う。

しかし……
白状しよう。

大騒ぎこそしてしまったが、
これは実に、「最高に狙い通り」である。


たしかにスレスレの点数だから、リアルタイムのいち人間としては、一喜一憂して感情が揺れた。仕方ない。

しかし『人生計画』という俯瞰した観点から自分を見ると、「何を騒ぐでもない、狙い通りだろ」と思っている。

僕は、『賭け』に勝った。
僕は、「合格ラインぴったり合格」を理想としていたのだ

と言うよりむしろ、「合格ライン以上の点数をとったら負け」とすら考えていた。

何を逆張りして……と思うかもしれないが、
このまま少しだけ聞いてほしい。
これは、「我が人生の目的」ゆえである。

そもそも資格試験というものは、何点を積み重ねようと、難問に気持ちよく回答しようと…
合格発表の日に残るのは「受かった」あるいは「落ちた」の2方向のみ。、

それ以外には、何もない。
「合格証書が届く」あるいは「届かない」だけである。

なんでこんな、、味気なく、聞こえによっては冷たい事を言うのか?

僕は18歳の時、難関国立大学に、上位10位以内で入学している。センター試験に至っては、1位だった。

それはそれは、貴重な高校生の青春時代と引き換えに勝ち得た、誇らしい成果。

しかし入学後、気付かされてしまった残酷な事実は…

「合格ラインすれすれ」「補欠合格」という同級生たちは、「高校生活を楽しむ」と「難関大学合格」を両立していたということだった。

ここで言う「高校生活を楽しむ」とは「単なる遊び」ではない。

パワプロとかFFとか、ニコニコ動画を見る、くらいの単なる遊びなら、私もしていた。

そういうものではなく、「大人として大切なコミュニケーション能力の育成」「その時その時でしかできない思い出づくり」「教養の拡幅」ということである。

入学式の日、大学の大ホールに存在したのは、「コミュ力なく大学合格した僕(こども)」と、「コミュ力あり大学合格した彼ら(おとな)」両者だけだった。

僕サイドのガリ勉くんも確かに沢山いたけれど、僕がかけている度の強いメガネのレンズには、おとなの彼らの姿が、あまりに眩しく映った。

入学式からの帰り道ー
まだ肌寒さを残す4月のその日、冷たい風たちが、少年だった僕の頬をかすめ、あまりにも無神経に、なんどもなんども通り過ぎていった…

この時、ハッキリと学んだ。

「頑張り過ぎちゃ、ダメよ」と。www


これに学んでいた僕は、今回の資格試験において、とにかく「タムパ」(=タイムパフォーマンス)を重視した。

とにかく「最低時間」(=最高効率)で、指一本合格に引っかかることを、今回の取り組みの理想とした。

机に向かった時間は、100時間に満たない。

ここで、自分は100時間の勉強で受かる天才だ、なんてイキるつもりはまったくない。

むしろひとよりも「勉強時間」自体は多いと思う。「勉強」の定義が、人と少し違うだけだ。

また僕は、「不動産投資を使ってたった3年でFIREする」ということを目指している”投資家”でもあるから、「コスパ」(=コストパフォーマンス)にもこだわった。

塾に通うこともしないし、公開模試を受けにいくようなこともしない。

使ったお金は、書籍購入費オンリーだ。

僕にとっては「資格試験に高得点で受かること」は目的ではなかった。
「トータルいい人生にしたい」が目的だ。

そう。
大学入学時点ですでに「おとな」だった彼らのように、僕はなりたかったのだ。

だからこそ、タムパ&コスパにこだわった。
これが冒頭、「合格ライン以上の点数を取ったら負け」という発言の意図だー

・・・

みなさんこんにちは、もりほです!

僕は2020年に大家さんデビューして、いまは大家さん二年生。

2023年のリーマン卒業を目指している、32歳のかわいい男の子です♪

「不動産投資家」としては、そもそも宅建なんて不要なんですよ!

でも、

・自分が関わる業界の知識をつけておきたい
・「箔」をつけたい

・将来的に宅建業者として独立したい

というような理由で、興味を持つ人が多いのではないですかね?
(僕は以下の本に影響され、一番最後の理由から、資格取得を決意しました)

あるいはこのnoteを読んでくださる方の中には、

・不動産屋で働いていて資格が必要だ
・キャリアアップのために取っておきたい
・資格に取り組んで自信を持ちたい

そういう方もおられるかもしれませんね!

しかしこの資格試験、れっきとした国家資格ですし、年間何十万人と受けるという、大人気の資格…

最低でも300時間の勉強が必要とされており、合格率は15%程度と、なかなか難関なのです。

何度も挑戦し、4回目5回目でようやく受かった、という人も珍しくありません!

この難関資格が差し出してくる冷徹な事実としては、1点差で受からなかったとしても「落ち」は「落ち」ですから、0点と同じです。

あるいは、時給で考えると、受けないほうがマシだった、まである…

この事実があまりに冷徹すぎて、つらい失意を感じている方もおられるかもしれません。

僕ももし、合格点が1点違うだけで「落ちた側」だったわけだから、不合格者に対して上から物を言うことなんて出来ません。

えんぴつ転がして正解だった問題も、3つくらいありましたしね。

僕も、不合格者もまったく同じ、運の世界の住人です。

しかしあえて、
誤解を恐れず、
今回筆を執ったこのnoteでは…

僕自身を実験台として、
「と・に・か・く結果につながった」という、
N=1のゆるぎない事実を論拠に、
『タムパ&コスパの宅建勉強法』を
語ります。

2022年、宅建をはじめて受けてみよう!とか、今は失意だけど来年こそ…と燃えるリベンジ組の方々の参考になればっ、と願っています。

なお今回語る勉強法は、何も宅建に限られたものでもないので、他の資格試験にも応用可能です。

実際僕は、賃貸不動産経営管理士(こちらも国家資格)もダブル受験し、ダブル合格を勝ち取っています。

こっちに至っては、勉強時間8時間www
(必要な勉強時間は、普通100時間、宅建受験者の場合は50時間と言われている)

舐めてるわけじゃないんですが、どうにもやる気がでなくって…

やる気が出なかったのも、別に悪いことじゃなくて、「満点取りたい」といったモチベーションではなく、やはり「いい人生が目的」だったからでしょう。

いったい、どうやって、これらの結果を手繰り寄せたのでしょうか。

・・・

「宅建をとる」と考えたときに、まず思いつく一般的な方法は、

・予備校に通う(オンライン講座含む)
・かたっぱしから参考書&問題集を買ってみる
・年度別過去問をなんども周回する

こういったものがあるでしょう。

しかし、僕の「タムパ&コスパ勉強法」では、これらの方法を採用しません。

むしろ、

・塾はぜったいに通わない
・参考書&問題集も1冊ずつ
・年度別過去問はやらない(前年試験のみ)

という方法をとります。
なお、ここまでで分かっていただいていると思いますが、満点は目指しません。

というより僕の勉強法では、40点すら取れないと思いますwww

このnoteで言うのは、合格点(=34〜37点くらいの幅)すれすれを狙っていく方法です。

だから「不マジメ」と題しました。

実務に活用するための「不動産法律知識の習得」という意味では、「so so」です。

実際に法律知識を活用するその時が来ても、毎回ググらないと使えない気がするレベルですwww
しかし、ググるための単語なら、ハッキリわかっている、というくらい


じゃあそれって、どんな方法やねん??!ですが…

目次に書き記すと、こんな感じになります!

①ゴールから逆算
 ・月度別、勉強時間の配分
 ・家族(恋人)との連携
 ・2021年度試験の傾向を踏まえ来年は?
②最高効率の追求
 ・「エビングハウスの○○曲線」活用
 ・最強の勉強法「○学習」
 ・最強の書籍は「○○○○」
③モチベーション向上
 ・「○○」を予めデザイン
 ・「つながる」重要性
 ・「一粒で何度も味わう」ちゃっかり法

なにか一つやふたつ、あるいはトータルのストーリーにおいて、参考になりそうな内容はありますか?

そうなら、ぜひ読んでみてください!
読了までは20分、購入はクレカで一発。

それでは参りましょう!

①ゴールから逆算
 ・月度別、勉強時間の配分

宅建合格のためには、一般に「300時間必要」と言われているのは先述の通り。

ただ、それを真に受けて、300日・毎日1時間勉強すればよいか?というと…そうではないと思います。

なぜならそこには、「忘却」とか「モチベーション維持」とかがデザインされていないからです。

人生はファミコン時代のような単純設計RPGではないから、単純に「足し算さえすればOK」というものではない。

「積み上げすれば成功する」という考え方は…
一見優しいですが、無思考で積み上げても成功する確率は低いのだという現実を踏まえると「ウソ」であり、なんなら残酷であるとすら思っています。

正しい日本語は、「積み上げすれば成功する」ではなく、「成功するための積み上げをする」でしょう。

であれば、成功というゴールから逆算し、戦略設計がされているべき

そう考えると少なくとも、「時期別・フェーズ別」という切り口くらいは、最初から織り込んでおかないと。

そこで参考にしたのが、こちら。

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