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【GPT-4×Unity】AIと一緒にゲームを作ってみた(企画部分のみ)



はじめに: GPT-4、襲来

 しちゃいましたね。ウェイトリストも出た日に並んで今日inviteされました。うひゃー財布が!

 TRPGで遊べたり……

 ゲームの実装を手伝ってくれたり……

 25,000語というキャパシティにものをいわせ、リファレンスを渡しちゃうなんて選択肢もとれたり……

 失敗や間違いが許されないような話でさえなければ、なんでも頼っちゃえそうな感じがします。
 (GPT-3.5時代の話になりますが、筆者も以前「定期更新ゲーム」のスキルをChatGPTに考えてもらう記事を書いております。見ていただけたらうれしいです)

 ところで筆者はだいぶ前からオリキャラ遊びやらちょっとしたゲーム作りやらをしており(拙作のいくつかはPlicy https://plicy.net/User/11 にて公開中です)、そろそろちゃんと自分の世界観で一作仕上げたいなと考えております。色々考えてるうちに構想がかなり膨らんでしまい(プレイ時間20〜30時間くらいのRPGを想定)、自力で完成させるのは難しいのではないかとも思っておりましたが、発展著しいAIの力を借りれば将来的には一人で大作ゲームを作ることも可能になるのではないか?と期待しております。
 今回はそれに向けた試みとして、AIの助けを借りつつ一本Unity製のゲームを仕上げてみたいと思います。

今回お手伝いいただくAIの皆様のご紹介

GPT-4(3.5)
 満を持して登場した最新モデル。筆者と話し合いつつ、ゲーム全体の企画や実装の提案、その他やれそうなことを色々とやっていただきます。
(2023/3/18現在、GPT-4の使用制限が3時間で25件までと少なくなっているため、必要に応じてGPT-3.5も使っていきます)

Github Copilot
 プログラムのコードを書く時、先を予測して教えてくれたり、コメントを入れておくとそれに沿ったコードを用意してくれたりするサービスです。実際の打ち込みに際してお手伝いいただきます。

novelAI
 世界観やキャラクターのイメージを用意していただきます(あくまで参考に留め、実際のゲームで使用するアセットは自前で描いた絵を使います)。

まずはアウトラインから

 まずはどんなゲームにするか決めなくてはなりません。今回は多少アイデアを用意してきました。

  • 1プレイは短くても繰り返し楽しめるローグライク・ハックアンドスラッシュ式のRPG。

  • ゲームは全て2D横スクロールの風景で展開される。

  • プレイヤーはステージをクリアするかゲームオーバーになるまで、前に進むだけ。時々分かれ道やアイテムを拾うなどのイベントがあり、その時はプレイヤーが選択肢を選べる。

  • 敵と出会うとシームレスに戦闘に移行する。

  • 敵との戦闘では操作は必要なく、事前に使う武器や技を指定しておき、それに沿って主人公が自動的に行動する。行動の結果は内部で計算し、数秒ほどで戦いの結果がプレイヤーに提示される。

  • 戦いを繰り返して強くなるだけでなく、武器や技、敵の情報を集めて図鑑を埋めていく楽しみもある。

  • とにかくテンポよく進む。

  • 主人公はかわいいキャラクター(人間以外)だが世界観は殺伐としている。荒廃した世界に取り残され、どうにか生きていくような感じ。

 イメージ的には「Slay the Spire」のようなゲームを自動戦闘にしたような感じでしょうか? 元々定期更新ゲームの戦闘(事前にスキルの組み合わせを用意し、それに沿ってキャラが自動で戦う)を単純にしたのを繰り返すゲームをなんとなく考えていて、それを今回の試みに用いてみる次第です。

 ともかく、こんな感じのアイデアをGPT-4に提案してみます。さて、どうなるでしょう?


(※以下、GPT-4とのやりとり)
筆者
いま、Unityでゲームを作ろうかと思っています。 とりあえず以下のようなアイデアを用意してみました。

* ゲームジャンルはターン制のRPG。
* 1プレイは短くても繰り返し楽しめるローグライク・ハックアンドスラッシュ式のゲーム。
* ゲームは全て2D横スクロールの風景で展開される。
* プレイヤーはステージをクリアするかゲームオーバーになるまで、前に進んでいく。時々分かれ道やアイテムを拾うなどのイベントがあり、その時はプレイヤーが選択肢を選べる。
* 敵と出会うとシームレスに戦闘に移行する。
* 敵との戦闘では操作は必要なく、事前に使う武器や技を指定しておき、それに沿って主人公が自動的に行動する。行動の結果は内部で計算し、数秒ほどで戦いの結果がプレイヤーに提示される。
* 戦いを繰り返して強くなるだけでなく、武器や技、敵の情報を集めて図鑑を埋めていく楽しみもある。
* とにかくテンポよく進む。
* 主人公はかわいいキャラクター(人間以外)だが世界観は殺伐としている。荒廃した世界に取り残され、どうにか生きていくような感じ。

このような内容で、「ゲームの流れとシステム」、「世界観」、「主人公」、「敵キャラ」(2〜3体例を考えていただければOKです)を提案していただけますでしょうか?

GPT-4
この興味深いゲームコンセプトをベースに、以下の提案をさせていただきます。

 1. ゲームの流れとシステム
プレイヤーはステージを進むごとに、ランダム生成された敵やアイテム、選択肢などが出現します。プレイヤーは選択肢を選びながら進み、敵と遭遇した際は自動戦闘に移行。戦闘は事前に設定した武器や技を使って、主人公が自動的に行動します。敵を倒すことで経験値やアイテムを得られ、主人公が成長します。また、敵やアイテムの情報を集めて図鑑を埋めることも目的のひとつです。
 2. 世界観
荒廃した世界で、かつて栄えた文明の遺跡や廃墟が散在しています。プレイヤーはこの過酷な環境の中で生き残るために戦い続けます。各ステージは異なる特徴を持つエリアで構成され、プレイヤーが進むごとに世界の秘密が明らかになっていきます。
 3. 主人公
主人公は、荒廃した世界に適応するために進化した生物で、小さくてかわいらしい姿をしています。例えば、翼の生えたリスや、火を操ることができるキツネのようなキャラクターが考えられます。プレイヤーは、主人公の成長や探索を通じて、その生物の特性や能力を活かした戦術を編み出す必要があります。
 4. 敵キャラ
(1) ガガンチュアン・モール 巨大なモグラのような姿をした敵で、強力な地中攻撃を持っています。高い防御力を持ち、プレイヤーは弱点を突いて戦う必要があります。
(2) プラズマ・スライム 透明で不定形のスライムで、電気を操ります。攻撃力は低いものの、電撃でプレイヤーの行動を封じることができるため、対策が必要です。
(3) ヴェノム・ウィスプ 毒を持つ小さな昆虫の群れで、プレイヤーに

筆者
続けて下さい。

GPT-4
毒状態を引き起こすことができます。毒によるダメージを受け続けると、プレイヤーの戦況が厳しくなるため、適切なアイテムや技を使用して対処することが求められます。

これらの敵キャラは、プレイヤーがゲームを進める中で遭遇し、図鑑を埋めることで、それぞれの特性や弱点が明らかになります。また、ランダム要素を取り入れることで、敵キャラの組み合わせや出現順序が変わり、繰り返しプレイしても飽きさせないゲーム体験が提供できるでしょう。

このようなゲームでは、プレイヤーはステージを進むごとに成長し、戦略やアイテムの選択が重要になります。また、かわいい主人公と独特の世界観が魅力的で、多くのプレイヤーに楽しんでもらえることでしょう。


 とまあ、このようにまとめてくれました。出力には字数制限があるようなのですが「続けて下さい」と送るとちゃんと続きを書いてくれるのがよいですね(GPT-3.5時代はそのまま続きとはいかなかった覚えがあります)。

ゲームシステムを考える

 次は部分ごとに掘り下げていってみましょう。まずはシステム面から。


筆者
ありがとうございます。
ところで、ローグライクゲームというジャンルは敗北や失敗を繰り返しながら少しずつゴールに近づいていく過程を楽しませるゲームであると私は思っています。
敗北や失敗も含めて楽しめるようにするためには、ゲームテンポのよさも必要ですが、「敵にやられた理由としてのプレイヤーの判断ミスがどこにあったかなるべくはっきりわかるようにする」ことでプレイヤー自身が反省し、成長を実感できることが重要であると考えます。
それを踏まえて、「自動で戦闘が行われる」というこのゲームのシステムは、「プレイヤーが自分の戦いを反省し、判断ミスがどこにあったか考える」ことと相容れないのではないかという懸念があります。
それでも、今回はあえて自動で戦闘するゲームにしたいです。自動で戦闘するシステムとプレイヤーが反省できることを両立させるために、なにかいい提案はございますでしょうか?

GPT-4
自動戦闘システムとプレイヤーの反省・成長を両立させるために、以下の提案をさせていただきます。

 1. バトルプランの設定
プレイヤーが戦闘前にバトルプランを設定することで、戦闘が自動で行われるものの、プレイヤーの意思が反映されます。バトルプランは、例えば「攻撃重視」、「防御重視」、「特殊技を優先」など、プレイヤーが戦術を選択できるものです。敵の特性や弱点に応じて適切なバトルプランを選ぶことが、戦闘の勝敗に大きく影響します。
2. アビリティとアイテムの選択
主人公が戦闘で使用するアビリティやアイテムを、プレイヤーが事前に選択・セットすることで、戦闘の結果に影響を与えます。アビリティやアイテムの組み合わせや使用タイミングを工夫することで、プレイヤーは戦闘での失敗や成功を分析し、自分の判断ミスを反省できるようになります。
 3. プレイヤーの介入機会の提供
戦闘中にプレイヤーが一定回数だけ介入できる「タイムアウト」機能を導入します。タイムアウト中には、戦術やアビリティの変更が可能で、プレイヤーは戦闘の状況に応じて適切な判断を下す必要があります。
 4. 敵の行動パターンの分析
敵キャラクターが持つ行動パターンや特性を、プレイヤーが事前に調べることができます。敵の行動パターンを理解し、適切な戦術やアビリティを選択することが、戦闘の勝敗に大きく影響します。

これらの提案を取り入れることで、自動戦闘システムでありながら、プレイヤーが自身の判断ミスや戦術の誤りを反省し、次の戦闘に活かすことができるゲーム体験を提供できるでしょう。

筆者
ありがとうございます。
1と2について、このゲームにおいては武器や技、アイテムやアビリティを「カード」という形で入手し、それを並べた「デッキ」を組み、戦闘に入ったらターンごとにデッキの左から右に向かって順番にカードを使い、それぞれの効果を発揮して戦うというシステムにしようと思います。
3については、すみませんが完全に自動で戦うシステムにしたいので今回は見送りたいと思います。
4について、敵に出会ったらその能力とデッキが提示され、プレイヤーは戦う前に敵の情報を見て自分のデッキを組み直し、その上で戦闘に挑むことができるシステムにしたいと思います。毎回完全に敵の情報を開示するのではなく、アイテムを使わないと一部しか見れない場合もある、といった要素もありそうですね。

後は、戦闘の内容や結果についてはコンピューターが即座に決定してしまい、プレイヤーにすぐ伝えられるようになっているのですが、これについても戦闘内容を反省しつつ、カッコイイと思ってもらえるようなやり方はありますでしょうか?(結果を伝えるまでは2〜3秒くらいにしたいので、キャラクターが行動を示すというようなのは無理そうです)

GPT-4
戦闘の内容や結果をプレイヤーに伝える際に、反省しつつカッコイイと感じてもらえる方法として、以下の提案をさせていただきます。
 1. シンボリックなアニメーション
戦闘の結果を2~3秒で伝えるために、シンボリックなアニメーションを用意します。例えば、主人公が敵に攻撃する際に、瞬間的に攻撃アニメーションが表示されることで、プレイヤーはどのような攻撃が行われたかを一瞬で理解できます。同様に、敵の攻撃やアビリティもシンボリックなアニメーションで表現することができます。
 2. カードのビジュアル表現
戦闘中に使用されるカードのビジュアルを工夫することで、プレイヤーに戦闘の内容を分かりやすく伝えることができます。例えば、攻撃カードは剣や魔法のイラストが描かれ、防御カードは盾やバリアのイラストが描かれるなど、一目でカードの効果がわかるデザインにします。さらに、カードを使った際に効果音やエフェクトが発生することで、戦闘が盛り上がります。
 3. 結果のサマリー表示
戦闘が終了した際に、簡潔なサマリーを表示することで、プレイヤーが戦闘の内容を把握しやすくなります。例えば、敵との戦闘でどのカードが効果的だったか、どのカードが失敗につながったかなど、簡単なグラフやリストで表示することができます。このサマリーを見ることで、プレイヤーは自分の判断ミスや戦術の誤りを反省し、次の戦闘に活かすことができます。

これらの提案を取り入れることで、短い時間で戦闘の内容や結果を伝えつつ、プレイヤーにカッコイイと感じてもらえるゲーム体験を提供できるでしょう。


世界観・キャラクターを考える

 続いては文芸・美術面の掘り下げです。

背景設定


筆者
ゲームシステムについてはひとまずこんなところでいいでしょう。
次は世界観を掘り下げていきたいです。先程は文明が滅び、荒廃した世界を提案していただきましたが、この文明の背景設定が欲しいところですね。今回は主人公も人間ではないキャラクターにしたことですし、この滅びた文明は我々のような人間のものだったということにしましょうか。技術はどこまで発展し、何をきっかけに滅びてしまったのか……ゲームの背景設定として、提案していただけますでしょうか?

GPT-4
この滅びた文明の背景設定として、以下のようなストーリーを提案いたします。
文明の発展とともに、人類は技術革新の波に乗り、あらゆる面で進歩を遂げていました。科学技術は飛躍的に発展し、エネルギー問題や環境問題は解決の目途が立ち、人類は未曾有の繁栄を享受していました。その中で、生物工学や人工知能の研究が急速に進み、従来の生態系や社会構造に変化が生じ始めました。
しかしその繁栄は、ある一つの大きな転機を迎えます。人類は究極のエネルギー源として「エーテル」という物質を発見し、これによってさらなる技術革新が加速されました。しかし、エーテルの力はあまりにも強大であり、人々はその力を制御できず、破滅的な事態が発生します。
大量のエーテルが暴走し、巨大なエネルギー爆発が地球全土に広がり、文明は一瞬にして崩壊してしまいました。都市は壊滅し、多くの生物が絶滅し、人類はほぼ全滅しました。この大惨事の後、地球は荒廃し、かつての栄華は跡形もなく失われました。
しかし、奇跡的に生き残った一部の生物たちが、廃墟と化した世界で新たな生活を始めました。その中には、生物工学や人工知能の影響を受けた生命体も含まれており、彼らは新たな生態系の中で共存し、進化を続けていました。そして、物語の主人公であるかわいいキャラクター(人間以外)も、そのような環境で生まれ、成長していきます。
この荒廃した世界では、かつての文明の遺跡や技術が残されており、主人公は冒険を通じて、人類の過ちやかつての文明の真実を知り、新たな希望を見つけることができるかもしれません。それが、このゲームの背景設定としての世界観です。

筆者
面白そうですね! 主人公や敵は生物工学で改造された生物の生き残りということで、後は人工知能が発達しているのならロボットやアンドロイドの類もキャラクターとして出せそうです。
「エーテル」はこのゲームの世界観やストーリーのキーになりそうな概念なので、ゲームシステムにも深く関わってくるような中心的設定にしたいところです。(例えば「改造生物や人工知能の技術にはエーテルが関わっていて、生み出された生物や機械たちはエーテルを活用する能力や機能を持っている。ゲーム中に手に入るアビリティもエーテルの力で発動するものである」とか、「収集したエーテルを対価にカードを生成し手に入れることができる場所がある」とか)。
エーテルをこのゲームの全てに関わる中心的設定にする上で、なにか面白そうな提案はありますか?

GPT-4
エーテルをゲームの中心的設定にするために、以下のような提案をいたします。
 1. エーテル・パワーシステム:
プレイヤーは、敵を倒すことでエーテルを獲得できます。エーテルは、新たなカードやアビリティを手に入れるための貨幣として機能し、特定の場所で使ってカードを生成・強化することができます。また、プレイヤーはエーテルを消費して、一度に使えるカードの数やタイプを増やすこともできます。   2. エーテル・コンバーション:
プレイヤーは、獲得したエーテルを使用して、自分のデッキのカードやアビリティを強化・進化させることができます。例えば、あるカードのエーテル・コンバーションを行うことで、そのカードが持つ能力が強化されたり、全く新しい能力に変化したりすることがあります。
 3. エーテル・チャージ:
プレイヤーは、戦闘中に獲得したエーテルを使って、特別なエーテル・チャージアビリティを発動させることができます。これにより、一時的に攻撃力や防御力が上がったり、特殊な効果を発揮するカードが使用できるようになります。
 4. エーテル・アーティファクト:
プレイヤーは、冒険の中で特殊なアイテム「エーテル・アーティファクト」を見つけることができます。これらのアーティファクトは、かつての文明で作られた強力なアイテムで、それぞれ独自の能力を持っています。プレイヤーは、エーテル・アーティファクトを装備することで、戦闘中にその力を利用することができます。
 5. エーテル・クリーチャー: ゲームの世界には、エーテルを利用して進化した生物や機械たちが存在します。これらのエーテル・クリーチャーは、通常の敵よりも強力であり、倒すことで特別な報酬を得ることができます。また、彼らはストーリー上の重要なキャラクターとしても登場し、プレイヤーの冒険をサポートしたり、邪魔な存在として立ちはだかることもあります。
 6. エーテル・リサーチ: プレイヤーは、ゲームの進行に伴って、エーテルに関する研究を行うことができるようになります。エーテル・リサーチを行うことで、新たなカードやアビリティ、アイテムを開発・獲得できるようになります。さらに、リサーチを進めることで、エーテルの秘密やかつての文明に関する情報も明らかになっていきます。
 7. エーテル・エコシステム: ゲームの世界には、エーテルを利用する生態系が存在します。プレイヤーは、このエーテル・エコシステムを利用して、敵を倒す方法や、新たなルートを見つけることができます。また、エーテル・エコシステムを通じて、プレイヤーは新たな味方や敵に出会うこともあります。
 8. エーテル・クエスト: プレイヤーは、エーテルに関連するさまざまなクエストを受けることができます。これらのクエストをクリアすることで、エーテルに関する知識や力を得ることができるほか、ストーリー上の重要な展開に繋がることもあります。

これらのエーテルを中心に据えた設定を組み込むことで、ゲーム全体がエーテルと深く関わる世界観になり、プレイヤーはエーテルを追い求めることで成長し、ストーリーを進めていくことができるでしょう。また、エーテルの謎を解き明かすことで、滅びた文明の真相や主人公の運命にもつながる重要な要素となります。

筆者
ありがとうございます。今回は比較的シンプルなゲームにしたいので、ひとまず1、2、4、5を採用します。それ以外のアイデアについても、ゲームの規模を大きくすることになったら付け加えようと思います。
ところで「エーテル」というのは様々なゲームで用いられている単語なので、独自性を出すためにもう少し別な名称を使いたいと思います。何か案はありますか?

GPT-4
もちろん、独自性を持たせるために新しい名称を提案します。以下にいくつかの案を挙げますので、お好みのものをお選びください。
 1. クオリアエッセンス (Qualia Essence)
 2. ヴォルスパーキー (Vorusparky)
 3. エナジオン (Enagion)
 4. ネクサリウム (Nexarium)
 5. プリズミック・コア (Prismic Core)
どの名称も、エーテルのように神秘的で力を秘めた印象を持たせるようにデザインされています。ご希望に合わせて、さらに他の案も検討できますので、お気軽にお申し付けください。


(※念の為5つともGoogle検索してみたところ『エナジオン』のみデュエルマスターズのクリーチャーの名として存在しており、他は特に検索に引っかかりませんでした。英語でも検索すると『Nexarium』がブロックチェーンを利用してゲーム内アイテムの取引を行うアプリ?らしく。いずれにせよ割と既存のものと被らない命名をしてくれたように思えます)


筆者
「クオリアエッセンス(Qualia Essence)」を採用したいと思います。ちょっと長いので、ゲーム中では特に必要がない限り「キューイー(QE)」と略して呼ぶことにしましょう。クオリアというのは物を感じ取った時にその人の中にだけ生じる感覚のことなので、精神的な何かを物理的なエネルギーに変換したものなのかもしれませんね。


主人公

筆者
さて世界観も固まってきましたし、我らが主人公の設定を組んでいくとしましょう。さっき少しだけ人間でないかわいいキャラクターを考えていただけました(翼の生えたリスや、火を操ることができるキツネなど)が、ストーリー上できれば二足歩行できる人型の体型の生物がよいです。移動手段は陸を歩くだけにしてください。3、4人くらいキャラクターを提案していただけますか?

GPT-4
もちろんです! 二足歩行できる人型の生物キャラクターをいくつか提案します。

 1. ミミックラビット (Mimic Rabbit) - うさぎのような耳と尾を持ち、二足歩行する人型の生物。敏捷性が高く、空中でのジャンプや回避を得意とする。また、仲間とコミュニケーションをとる際は、耳を使って独特のサインを送る。
 2. クリスタルゴーレム (Crystal Golem) - 体全体がクリスタルでできており、光を反射させることで敵を眩ませる能力を持つ。強靭な肉体を持ち、重いものを持ち運ぶことができる。また、クリスタルの一部を取り外して武器や防具にすることも可能。
 3. サイバーフェリン (Cyber Felin) - 猫のような姿をしたサイボーグ生物で、高い知能と機械を操作する技術を持つ。隠密行動や罠を仕掛けるのが得意で、周囲の状況を把握し、有利に戦うことができる。
 4. プラズマトード (Plasma Toad) - カエルのような姿をした生物で、プラズマを操る能力を持つ。その能力を使って、遠くの敵を攻撃したり、仲間の攻撃力を上げるサポートを行うことができる。また、舌を使って高速で移動することも可能。

これらのキャラクターは、いずれも独自の特徴や能力を持ち、プレイヤーに多様な戦術や遊び方を提供できるように設計されています。ご希望に応じて、さらに他のキャラクター案も検討できますので、お気軽にお申し付けください。

筆者
どのキャラクターも魅力的ですね。今回は一人だけを採用しますが、将来的にキャラクターセレクトを導入し、ゲーム開始前に使うキャラクターを選べるようにするのもいいかもしれませんね。

ひとまず、主人公はミミックラビット族の少年(人間でいうと10〜12歳くらい)で、一人でずっと明日をも知れない生活を続けてきたという設定にしたいと思います。
キャラクターデザインをする上でイメージが欲しいです。身体、服装、武器といった要素について見た目を提案していただけますでしょうか。

GPT-4
もちろんです!ミミックラビット族の少年のキャラクターデザインについて提案させていただきます。

身体:
ミミックラビットの少年は、人間の10〜12歳くらいの大きさで、華奢な体型をしています。長いウサギの耳と尾が特徴で、耳は表情豊かに動かすことができます。顔つきは可愛らしく、大きな瞳と小さな鼻が印象的です。足は筋肉質で、素早い動きをすることができます。

服装:
彼の服装は、荒廃した世界で生き抜くための実用性を重視したものです。軽量で動きやすい素材のジャケットやズボンを着用し、耐久性のあるブーツを履いています。また、彼の持ち物を収納できる複数のポケットや小さなリュックがあります。全体的には地味な色合いで、環境に溶け込むことができるようになっています。

武器:
彼の武器は、身軽さと敏捷性を生かすことができるものが適しています。たとえば、軽量で扱いやすい短剣や、遠くの敵を攻撃することができるスリングショット(パチンコ)が考えられます。また、彼が独自に身につけた罠や道具を使って戦うこともできます。

これらの要素を踏まえたキャラクターデザインは、ミミックラビット族の少年が荒廃した世界で生き抜くための知恵と技を身につけていることを表現しています。もちろん、デザインはさらに詳細に調整することができますので、ご希望があればお知らせください。

筆者
ありがとうございます。具体的な絵のイメージも欲しいので、Stable Diffusionで出力してそれを参考にキャラクターシートを描いてみたいと思います。プロンプトを提案してもらえますか?

GPT-4
もちろんです。Stable Diffusionによる画像生成に適したプロンプトを提案します。

プロンプト: "A character design of a young Mimic Rabbit boy from a post-apocalyptic world. He has long rabbit ears and a tail, a slender body, and wears practical clothing suitable for surviving in a harsh environment. He carries lightweight weapons, such as a small dagger or a slingshot. His outfit includes a jacket, pants, and durable boots in muted colors, as well as multiple pockets and a small backpack for storage."

このプロンプトを使って、Stable Diffusionでキャラクターイメージを生成してみてください。必要に応じて、プロンプトの詳細を調整することができます。画像が生成されたら、それを参考にキャラクターシートを描くことができます。


 ちょっとプロンプトを手で打ち直した上でAI生成させ、それを参考にしつつ主人公を軽くデザイン。
 こんな感じの子になりました。

実はあんまりAI出力絵と比べて原型は留めてない

筆者
ありがとうございます。無事に描けましたよ。拙い絵ですが可愛くはあると思います。GPT-4は画像入力も受け付けられるそうですし、このサイトがその機能に対応していたらお見せできたのですが……そこらへんは将来に期待でしょうか。


敵キャラ

筆者
さて、主人公の次は敵キャラクターですね。雑魚敵が何体かの他に、ボスキャラも必要です。まずは雑魚敵から考えてみましょう。お伝えした世界観に沿って、4〜5体くらい提案して下さい。

GPT-4
もちろんです。雑魚敵キャラクターを4体、以下のように提案します。
 1. ワイルドボット:荒廃した文明の遺跡で活動している小型のロボット。もともとは掃除や修理を行っていたが、プログラムが破損し、プレイヤーキャラクターに敵対するようになった。腕部分に取り付けられた電気ショックで攻撃を行う。
 2. ミュータント・リザード:突然変異を起こし、適応能力が高まったトカゲのような生物。素早く移動し、鋭い爪や噛みつきでプレイヤーを攻撃する。
 3. エナジーグリム:クオリアエッセンス(QE)を吸収し、怪物化した影の生物。影から現れることができ、プレイヤーに近づいて吸収することで、一時的にクオリアエッセンスを奪う。弱点は明るい光。
 4. サイバービースト:かつての文明で生物工学と機械技術が融合した獣型の生物。強化された筋肉と高い防御力を持ち、強力な突進や跳躍攻撃を行う。遠距離では、口からエネルギー弾を放つ。

これらの雑魚敵は、それぞれ戦術を組み合わせることで、プレイヤーにさまざまな課題を提示し、戦術的な楽しさを提供します。また、敵のデザインは遺跡や廃墟、荒野など、ゲームの舞台となる環境に合わせて調整することができます。

筆者
いいですね。この敵キャラクターたちの見た目について、それぞれ詳しく教えていただけますでしょうか。後で絵を描きますので。

GPT-4
もちろんです。以下にそれぞれの敵キャラクターの見た目の詳細を説明します。
 1. ワイルドボット:ワイルドボットは、丸みを帯びた箱型のボディを持ち、四足歩行のような構造をしています。頭部には、一つの大きな円形のカメラアイがあり、それを通じて周囲を見ています。腕部には、電気ショックを発する装置が取り付けられており、丸い金属製のボディにはさびや汚れが付着している様子を描いてください。
 2. ミュータント・リザード:ミュータント・リザードは、大型のトカゲに似た姿をしています。頭部は尖っており、目は獰猛な雰囲気を醸し出しています。体は緑と茶色のまだら模様で覆われており、背中には鋭い棘が並んでいます。足は筋肉質で速さを感じさせるデザインにしてください。
 3. エナジーグリム:エナジーグリムは、人型のシルエットを持ちつつ、実体がないかのように半透明の影のような姿をしています。体は黒く、目は鋭い青い光を放っている。その姿は、どこか幽霊のようでもあり、怪しげなオーラを放っています。体の一部は煙のように消え入り、周囲の影に溶け込む様子を描いてください。
 4. サイバービースト:サイバービーストは、獣のような姿をしており、その体には生物と機械が融合したパーツが散りばめられています。頭部には、機械的なセンサーが取り付けられており、背中には金属製のスパイクが並んでいます。足は強化された筋肉と機械的な関節部分で構成されており、全体的に筋肉質で頑丈な印象を与えるデザインにしてください。

これらの敵キャラクターの見た目を描く際に参考になるよう、詳細な説明をしました。どのキャラクターも独特の雰囲気を持っているので、楽しく描いていただ


 ザコキャラ4種は以下のように。
(さっきの子を描くのにトークンをほぼほぼ使い切ってしまったのでnovelAIは使ってません。イチから自力でデザインしています)


筆者
それでは次に、ステージの最深部で待ち受けるボスキャラを考えてみてください。2〜3体ほど案があるとありがたいです。

GPT-4
もちろんです。ステージの最深部で待ち受けるボスキャラクターについて、以下の3つの案を考えました。
 1. テクノマンサー:テクノマンサーは、かつての文明で生み出された強力なAIを搭載したアンドロイドです。彼は、高度な知能と強力なクオリアエッセンス(QE)操作能力を持っています。見た目は、人型のロボットで、顔は機械的な無表情な仮面をかぶっています。その背中には、QEを集めてエネルギーを供給するための浮遊するオーブが複数存在し、彼の手から放たれる強力な攻撃を描いてください。
 2. クオリアガーディアン:クオリアガーディアンは、古代の文明が創り出した巨大な生物兵器です。その姿は、巨大な石像のようであり、体全体にクオリアエッセンス(QE)が流れているような模様が刻まれています。四足歩行で、頭部には一つの大きな目があり、その目から強力な光線を放つことができます。体に刻まれた模様は、クオリアエッセンス(QE)の力によって、時折発光する様子を描いてください。
 3. シャドウファントム:シャドウファントムは、クオリアエッセンス(QE)の力によって生み出された異次元からの使者のような存在です。その姿は、大きくて翼の生えたドラゴンのようであり、体は幽霊のように半透明であり、不気味なオーラを放っています。彼の翼からは、時折暗黒のエネルギーが放たれ、周囲の空間をゆがめることができます。体全体が幻惑的なオーラで包まれ、どこか異次元から来たような雰囲気を描いてください。

これらのボスキャラクターは、それぞれ異なる背景や能力を持っており、プレイヤーに刺激的な戦いを提供します。どのキャラクターも個性的で、楽しく描いていただけることと思います。


 今回は「クオリアガーディアン」を採用することにしました。記述から、作中で滅びた人類文明よりもさらに過去に栄えていた文明があって、そいつらが造ったのかなー、QEも実はその先史文明が出元で……不完全な状態で発掘されたから人類が後からつけたパーツとかもあって……などと考えつつデザイン。


背景

筆者
ありがとうございます。
では次に、背景美術について考えましょう。 ゲーム画面は2D横スクロールの背景になっていますが、退廃的な世界観を描くためにどのような背景が必要でしょうか。また、ゲーム上重要そうなランドマークの案はありますでしょうか。

GPT-4
2D横スクロールの背景において、退廃的な世界観を描くために以下のような背景やランドマークを提案します。
1. 廃墟となった都市:背景には倒れたビルや錆びた鉄骨、破れた看板などが散らばり、かつて栄えた都市の面影を感じさせます。草木が侵食し、道路や建物に亀裂が走っている様子も描きます。
2. 崩壊した橋:かつて川や渓谷を渡るために使われていた橋が、崩壊し半分だけ残っている様子を描きます。背景には落ちた橋の一部が見えることで、より退廃感を強調します。
3. 廃棄された工場:背景には古い工場が登場します。その内部には破損した機械や複雑な配管があり、周囲には廃棄されたロボットや機械部品が散乱しています。
4. 沈んだ地下都市:水没してしまった地下都市を描くことで、過去の文明の滅亡を象徴します。背景には、浸水した建物や車、通路が見え、水中を泳ぐ魚や藻が生えている様子を描きます。

ランドマークに関しては以下のような案が考えられます。

1. 巨大な時計塔:かつての文明の象徴として、背景にそびえ立つ巨大な時計塔を描きます。時計の針は止まったままで、時が過ぎ去ったことを表現します。
2. エーテルエネルギー発電施設:クオリアエッセンス(QE)を利用していたエネルギー発電施設の廃墟を描きます。施設内には壊れたリアクターや、エネルギーを伝達するための配管が残されています。
3. 巨大な円盤型の建造物:謎の円盤型建造物は、かつての文明が異世界や異次元との交流を行っていたことを示唆します。建物の中心部には、エネルギーが流れるポータルのようなものが描かれています。

これらの背景やランドマークをゲームのステージに取り入れることで、退廃的な世界観を演出できます。また、これらの要素はゲーム内でストーリーやクオリアエッセンス(QE)といった要素と絡めることもできるでしょう。

5. 巨大ドーム型温室:廃墟となった巨大なドーム型の温室を描きます。中には進化した植物が生い茂り、一部では突然変異を起こした生物が生息しています。外部からの自然光がほとんど届かないため、内部では不気味な光が差し込む様子を描きます。

これらの背景やランドマークは、プレイヤーがゲーム内で探索する過程で、文明の滅亡や過去の出来事を少しずつ知るきっかけにもなります。ステージごとに異なる退廃的な世界観を演出することで、ゲームの没入感や探索の魅力を高めることができるでしょう。


 ここまでを踏まえて、ゲーム画面はこんな感じになるでしょうか。

 長くなってしまったのでとりあえずここで一区切りとします。次回はAIと協力して実装面を考えていきたいと思います。

(2023/12/11追記)
 早めにケリをつけるつもりだったのですが結局放置になってしまいました……残念ですがシリーズ化は中止としたいと思います。
 ゲーム自体はいつか完成させられればと思いますので、気長にお待ちいただければ。


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