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2024年夏、母の故郷に行ってきました。

10年ぶりだろうか、母の実家に行ってきました。
東京のお盆は7月なので、すでに両親の新盆の供養は終えていたのですが、叔母たちに強い希望もあり、夏季休暇をとり単独で行ってきました。

母は病気になってからは帰ることがなかったので、13年くらい前に行ったきのが最後でした。もう少し元気なうちに無理にでも1度連れて帰れば良かったなぁと後悔が残っていますが、もうどうすることもできません。

私自身も幼い頃は、実家に預けらることが多かったので、幼い頃の思い出はたくさんあります。

のちに知ることになるのですが、血のつながらない祖父には随分、可愛いがってもらった思い出がたくさんあります。幼い頃の微かな記憶に残る母の従姉妹もたくさんいて、今回いろいろと挨拶にも周りました。田舎ならではの本家にも挨拶に行きました。

相続手続きで母の生まれてからの戸籍謄本を取るのですが、祖母が母を産んだ当時はシングルマザーだったことを確認していたので改めて複雑な気持ちになったりもしました。でもみな暗黙の了解で、そのことは口にすることはありません。自分の本当の祖父はどんな人だったんだろうという思いはあるものの家族として積み重ねた時間のほうが大きいので、その疑問には蓋をしようと思っています。

でも母がどういう気持ちで家を出たのか、なぜ故郷には帰らなかったのか、いろんなことを思うのですが、もう聞くこともできませんが、母が私の母であることには変わりはないのですから、そのことを大切に生きていきたいと思います。

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