かめ吉
かめ吉
あなたとの出会いは30年前の近所のホームセンターでしたね。
ゴールデンウイーク商品だったあなたは、ワゴンセールになっていました。
小さなプラケースに少しの水と一緒に入っていて、たくさんいた仲間達の中で、唯一生き残っていました。
「この子もこのままここにいたら。。。」
どうしても我慢出来ずに連れて帰ったっけ。
あなたも私も、こんなにながい付き合いになるとは思いもしませんでしたね。
私の新しい家族と暮らすようになっても、いつでもマイペースで、それでいて甘えん坊で、どんなに寒くても頑なに冬眠をしない、
愛すべき かめ吉じいさん。
これからも、うんと長生きしてたくさん笑わせて。
そして毎日「ちゃんと干し干ししてえらいねぇ」と私に言わせて。