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ハローページがついに発行終了に!

ハローページとは?

東日本電信電話(NTT東日本)及び西日本電信電話(NTT西日本)が発行する五十音順電話帳の商標名である。1983年(昭和58年)から、それまでの「50音別電話帳」「職業別電話帳」がそれぞれ「ハローページ」「タウンページ」に名称変更した。
NTT東日本と西日本は2020年6月18日、50音別電話帳「ハローページ」の発行を終了すると発表した。日本で初めて電話帳が発行されたのは1890年以来、130年の歴史に幕を閉じることになる。
スマートフォンやSNSの普及で役割を終えたと言えばそれまでだが、ネット上では「お疲れさま」と惜しむ声があふれている。

ハローページを惜しむ声

電話帳を使って遊んだ思い出のある人が、とても多い。

「幼少期、自分と同じ苗字の人の名前を見て、何人いるかを数えたり、珍しい名前を見つけたりして遊んでいました」

「私は割と珍しい名字なので、自分の市には1世帯、周りの市にも数えるほどでした。だから同士がいると嬉しかった思い出があります」

「30年ほど前になりますが、自由研究で自分の住んでいる市と母の親元の市とで名字を集計して比較というのをやったなーと。どっちも佐藤さん、鈴木さんはあんまり多くなかったです。地域性ですね」

意外な使い方で助けられた人

「昔、ハローページ配達交換のバイトを2週間、真夏にやったことがあります。袋に3、4冊ほど入れて片手に1袋ずつ持って4階くらいの階段を上り下りしました。当時お金がなかった私は白飯しか食べられない時もあり、ぶっ倒れそうになりながら配ったものです。今はそんな苦労がバカバカしくなるほど、電話帳以上の情報が片手に収まる時代になりましたね。それでも長い間、電話帳が社会で果たしてきた役割は言葉で言い表せないほど大きかった。多くの人々が電話帳を通じてつながっていたと思います」


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