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バタフライ|クネクネバタフライを卒業するためのドルフィンキック練習法

バタフライは、
コーチによって
「フラットバタフライが正しい」
「うねうねクネクネ潜っても良い」
と様々だ。

私は
「そのどちらも正しい」
と考えている。

バタフライで
ゆっくり気持ち良く泳ぎ続けるなら
うねうねクネクネなバタフライが楽だ。

しかし、
スピードを出すためには
ある程度フラットなバタフライに
していく必要がある。

ただ、
フラットなバタフライを行うには
必須になる特殊なテクニックが
いくつかあるのは間違いない。

そのテクニックの一つとして、
「お腹を支点にしたキック」がある。

そのお腹から職るキックを習得するには…
「とにかく板キック練習」!!!

…というのは半分冗談🤲

単にけのびの姿勢で
ドルフィンキック練習をしただけでは
効果が薄い。

今回のブログでは
ドルフィンキックの
「体の使い方」を投稿させて頂く。

①お腹を支点にする練習法

ビート板を使っても、
壁につかまっても、
どちらでもいいので
「最初はゆっくり」キックを打つ。

けのびの状態から、
まず「腹筋を縮める」ことを意識する。


このときのイメージは…

ドルフィンキック練習のけのびのときは、体の背中側と膝裏を伸ばすように力を入れる。
その後の腹筋を縮める(背中側の力を抜く)
と腰と膝がすーっと沈んでくる。こうなったら成功。
立ってやる場合は⬆︎⬇︎このようなイメージ。

ドルフィンキックは
良く「腹からキック」と言うが
そのためにはまず、
腹筋を縮めて、
自然に腰が沈まないといけない。


②膝は自然に沈む

腰が沈んだら、
その動きに連動して膝も沈んでいく。

このときに、
膝は「曲げる」意識をしなくも
自然に曲がるはずだ。

膝が曲がったら、
膝から下を「ピン!」と伸ばす。

すると、
グッとお腹に力が入るはずだ。

これが「正しいドルフィンキック」。

子供の頃から水泳を習ってきた選手は
このドルフィンキックを
板キックで
何千回、何万回もやってきている。
(動かし方は習ってはいないが…)

腰をクネクネ曲げるのは、
バタフライ初心者の方への
導入練習としては
とても良い練習だが、
これでドルフィンキック完成ではない。


③どうしても難しいという方

以上のことをやっても
「どうしてもお腹から蹴れない…」という方は
フィンを履いて「膝を全く曲げない」で
ドルフィンを打つと
お腹に力が入りやすくなるので
そちらも試して頂きたい。

④練習を行うときの注意点

このキック練習は、
動きに慣れるまでは
とにかくゆっくりやること。

「バシャバシャ」
と早いリズムでやってはいけない。

最初は、ひたすらゆっくり。

次は、スムーズに。

最後に「強く」だ。

クネクネと潜るバタフライに慣れた人には、
このキックを習得するのに
時間がかかるかもしれない。

しかし、
続ければ確実に習得できるので
安心してもらいたい。

あきらめずに、
じっくり続けることが大切。

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