世界水泳2023|松元克央選手のスイムオフを4年前から考える
皆さんは
スイムオフという言葉をご存知だろうか?
これは、
決勝に残る8人のメンバーを決めるために
行われる特別レースだ。
基本的には
12345678位の選手が決勝に進出する。
その中で6位の選手2人が同着だった場合は
12345667位の8人が決勝へ。
しかし、
8位の選手が同着だったときは
123456788位で9人になってしまうため
決勝の前にもう一度
8位同着の選手で
一騎打ちをするレースのことを
スイムオフという。
このレースは
ほぼ互角の2人が決勝のチケットをかけて
レースをするため
ほぼ精神力の戦いになる。
今回の世界記録では
200m自由形で
松元克央選手がアウボック選手も
スイムオフで戦った。
⬇︎とんでもない重圧がかかっているのが
ヒシヒシと伝わってくる。
⬇︎たった2人だけのレース。
⬇︎両チームからは
凄まじい応援の声が響く。
⬇︎50mは松元選手がリードで24-83。
⬇︎100mも松元選手がリードで52-06(27-23)。
⬇︎150mここでアウボック選手に抜かれて1-19-96(27-90)。
⬇︎最後は0.07秒差で負けてしまいタイムは1-46-37(26-41)。
この後、
松元選手が裏で泣き崩れていていた。
(今日から8/7までは
AmebaTV無料で見られるそうだ)
松元選手のラップタイムは
0〜50m|24-83
50〜100m|52-06(27-23)
100〜150m|1-19-96(27-90)
150〜200m|1-46-37(26-41)
実は
松元克央選手の練習内容について
4年前のブログで投稿させて頂いた。
こちらのブログに書いてあるように
松元選手は
「世界で戦うためには
50〜100mと100〜150mと150〜200mの
ラップを27秒台で泳がなくてはいけない」と
4年前から練習していた。
その結果が
0〜50m|24-83
50〜100m|52-06(27-23)
100〜150m|1-19-96(27-90)
150〜200m|1-46-37(26-41)
だ。
しっかり練習通り、
いや、練習以上のタイムだ。
自分も4年後の自分のために
練習しようと思ってしまった。