Powerpointで動画を入れ込んだあと、編集をする方法
Powerpointには依然、MS版のみに動画を入れてプレゼンファイルを作成する機能がありました。これはその後、Mac版にも拡張され、入れ込んだ動画の大きさを大きくすることもできるようになったようです。
公式支援サイトでの説明⇒
こうして作ったPowerPointデータは、全体を動画として出力することでオンライン教材として使う時の時間などが分かります。
一方で、こうして作ったファイルに埋め込まれた動画を一部、修正して変更したい時が出てくると思います。
スライドの方は簡単に修正できますが、動画修正の方は実はけっこう大変なことが分かりました。
あれこれ試行錯誤して分かった修正方法は(あまりスマートな方法ではありませんが)以下の通り。
1.PowerPointのスライドの動画の部分で、右クリックで出てくるものから「メディアに名前を付けて保存」で、この動画を保存することが可能(mp4ファイル)
2.保存したものをiMovieに読み込ませて編集する(撮り直したい部分をカットして、そこに新たに撮った動画を入れ込み、カットした後半部分をさらに貼り付けて、一本のファイルとして出力)。
3.この新しく編集されたファイルをPowerPointに改めて挿入。ただ、この挿入の手順は、普通のビデオ挿入だと元の時のような丸い画面にならない。
このために次の手順を使う必要。
4.PowerPointに挿入されている動画は、よく見ると、アニメーションの時のファイルの形式を応用させているらしい。これをヒントにまずスライドに動画を普通に挿入(この時点ではまだ四角いまま)。
5.その後、動画を右クリックすると上に「ビデオ形式」という選択肢が登場するので、そこをクリック。すると真ん中あたりに山の写真が色々な形で登場するので、そこから楕円形のものを選択(円形はない)。
6.これで長方形の画面から楕円形で切り取られた形になる。しかし、できるだけ円形にしたいので、いったんこれを元に戻し、最初の四角をできるだけ正方形に近づける作業をする。
7.正方形にする作業は、ビデオ形式を選択した時に右に出てくるサブ画面で高さと幅を同じ大きさに調整。この時、縦横比を固定のチェックを外す。
8.普通に縦横同じにすると動画が歪むので微調整。再び、5の作業を行い、円形になったあと、大きさなどを微調整。
9.これでいちおう形は円形画面に収まった形になる。なお、通常はこれをスライドの右半分に入るようにして、左側に文字のデータを入れ込むと両方が入ったスライドが完成する。
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