【イドリス・エルバが代役!】映画「スーサイド・スクワッド」のレビューと、続編にはウィル・スミスもジャレッド・レトも、もう登場しないことについての個人的考察...
1.映画「スーサイド・スクワッド」のキャスト、ウィル・スミス vs ジャレッド・レト vs マーゴット・ロビーについて
映画「スーサイド・スクワッド」は、2016年のDCエンターテインメント制作のアクション映画。
公式ページはこちら。
映画『スーサイド・スクワッド』オフィシャルサイト
主役はウィル・スミス(デッドショット役)です。
しかしこの映画の主役が、どうしてもウィル・スミスであるような必然性があったのだろうか?
これが私の率直な感想です。
ウィル・スミスは極悪人キャラではなく、むしろ善人キャラ。
そもそももともとのデッドショットってこんな感じですよ。
この映画のキャストの面々と比べると、どうしても浮いてしまいます。
もっと極悪なキャラの方がこの映画の主役には向いていたのでは?
ウィル・スミスだとどうしても娘思いのお父さんっぽいような設定になっちゃうしね。
ヒューマニズム満載過ぎちゃうよね。
年齢的にも、他の配役と比べてかなり上だしねぇ〜。
ウィル・スミスとしても、この映画に本腰を入れて取り組んだかといえば、必ずしもそうでなかったのではないか。
これが勝負作品と呼べるものではなかったのではないのか。
そう思えてしまいます。
ビジュアル的に考えても、この写真を見てもウィル・スミスがなんだか浮き上がってこないですね。
これが「スーサイド・スクワッド2」に、ウィル・スミスがもう登場しない理由の1つではないかと思います。
表向きはスケジュール調整がうまくいかなかったことになっていますが、結局は何を差し置いても、こちらを優先しなきゃいけない理由がないだけ。
そんな気がします。
またジャレッド・レトのジョーカーもほとんど出番がなかったですね。
見る前はもっと出番が多いのかと思ってました。
キャラ的にも今ひとつインパクトに欠け、中途半端なキャスティングになってしまった気がします。
ジャレッド・レトは映画「ジョーカー」にも本当は自分が出られるものとおもっていたそうで、ホアキン版「ジョーカー」製作に大激怒し、いろいろ妨害工作までしたそうですが、おまえの実力じゃかなわんだろ、それは。
無駄に派手過ぎるメイク。
その割には演技の奥深さらしきものは、全く感じさせない大根役者ぶり。
これじゃ「スーサイド・スクワッド」続編にはもう呼ばれんわな。
あえて続編にまで登場させる必然性が感じられない。
現にジャレッド・レトが登場するシーンのかなりがカットされたそうです。
ハーレイ・クインを助けに何度か出てくるけど、それ以外はあえてこの映画に登場する意味がなかったような。
それにひきかえ、ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーの存在感はさすがです。
スピンオフの「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」まで制作され、今度はもちろん主役に抜擢。
現在絶賛上映中です。
マーゴット・ロビーは何故あんなに魅力的な演技ができるのか。
Twitterでのつぶやきを拾ってみても、
chaicoさん
Bazzzさん
SCREWさん
たたたさん
と誰もが大絶賛です。
それでは映画「スーサイド・スクワッド」
のあらすじから順にご紹介していきましょう。
2.映画「スーサイド・スクワッド」のあらすじと結末(ラスト)
米国政府の高官アマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)は、新たなるメタヒューマンの脅威への対抗策として、死刑や終身刑になって刑務所に収容されていた犯罪者を構成員とした特殊部隊タスクフォースX(スーサイド・スクワッド)を結成します。
スーサイド・スクワッドのメンバーは、
・デッドショット(ウィル・スミス)
・ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)
・エル・ディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス)
・キャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー)
・キラー・クロック(アドウェール・アキノエ=アグバエ)
・スリップノット(アダム・ビーチ)
彼らはリック・フラッグ大佐(ヨエル・キナマン)の指揮下に置かれて、アメリカ政府のために極めて危険な仕事に従事させられます。
そして彼らの首には、脱走を試みると爆発するようにナノ爆弾が埋め込まれています。
考古学者のジューン・ムーン博士(カーラ・デルヴィーニュ)は「エンチャントレス」と呼ばれる魔女の女神の心臓を管理しています。
しかしエンチャントレスは、博士に反逆し、人類滅亡計画を企てます。
エンチャントレスは弟のインキュバス(アラン・シャノワーヌ)を呼び寄せ、ミッドウェイを襲います。
ウォラーはスーサイド・スクワッドをミッドウェイに向かわせます。
ハーレイ・クインの恋人ジョーカー(ジャレッド・レト)は、ナノ爆弾を製造する潜入して、科学者を脅してハーレイ・クインの爆弾を無効にさせます。
ミッドウェイでのエンチャントレスとの戦闘中、メンバーの1人スリップノットは逃走しますが、ナノ爆弾で処刑されます。
そしてミッドウェイの目的のビルに到着しますが、そこはタスクフォースXの司令室であり、目標の要人とはウォラー自身である事を知ります。
ウォラーは自身のエンチャントレスへの関与を覆い隠そうとしていたのです。
スーサイド・スクワッドのメンバー達はウォラーと一緒に、ビルの屋上でヘリコプターを待ちますが、到着したヘリコプターは既にジョーカーに乗っ取られており、ハーレイ・クインは乗り組んで逃走しますが、ヘリコプターはウォラーの部下によって撃ち落とされます。
しかしハーレイ・クインはヘリコプターの落下直前に逃げて助かり、またスーサイド・スクワッドのメンバー達と合流します。
彼らは浸水した地下鉄の駅にあるエンチャントレスの祭壇に向かいます。
エドワーズ中尉( スコット・イーストウッド)は、爆弾をインキュバスの下に設置するために水中に潜ります。
エル・ディアブロは、炎を発して、インキュバスを抑えこみます。
しかしエル・ディアブロはしだいにインキュバスに追い詰められ、もみ合いになりながら、爆弾を爆破しろと言い、エル・ディアブロはそこでインキュバスと共に死亡します。
エンチャントレスはスーサイド・スクワッドのメンバー達に、自分に忠誠を誓えば、最も願う欲求をかなえてやると言います。
ハーレイ・クインは、エンチャントレスの言葉に惹かれたかのように装い、エンチャントレスの足元まで近づくと、落ちていた刀を拾い、エンチャントレスの胸を一突きし、心臓を抉り出しました。
キラー・クロックは爆薬をエンチャントレスに向かって投げ、デットショットはその爆弾を撃ってエンチャントレスを攻撃します。
そしてフラッグはエンチャントレスの心臓を押し潰し、憑依されていたジューン・ムーンを助け出します。
そこへウォラーが現れ、ナノ爆弾の起爆装置で脅して、刑務所に戻るよう命令されます。
「世界を救ったわよ。」
「お礼ぐらい言えば?」
「褒美はなしか?」
「10年の減刑でどう?」
「足りないな。娘に会わせろ。」
「手配するわ」
「他には?」
「エスプレッソ・マシン」
「ケーブル・テレビ」
「終身刑3回なのに10年?」
デッドショットは娘と面会し、ハーレイ・クインの独房にはエスプレッソ・マシン、キラー・クロックの独房にはケーブル・テレビがそれぞれ与えられます。
そしてある日、ハーレイ・クインがエスプレッソを淹れていると、大爆発が起こり、そこに現れたジョーカーがハーレイ・クインを救出します。
「おうちに帰るぞ。」
ここでいったんこの映画は終了しますが...
その後で...
...
更にエンドロール後に、ウォラーはブルース・ウェイン(ベン・アフレック)と面談します。
ウォラーは、メタヒューマンを調査した政府の極秘ファイルを渡すことで、ウェインに自分の身を守ってもらうように取引します。
「漏らしたことがバレたら、私は刑務所行き。」
「秘密は絶対に守る。そちらの望みは?」
「例の地下鉄の大騒動。上層部が真実を知ったら私の首が飛ぶ。」
「俺が守ってやる。情報を渡せばな。」
「あなたは友情を信じ、私は人を利用する。」
「部隊は解散しろ。俺達が潰す前に...」
これが映画「スーサイド・スクワッド」のあらすじです。
3.映画「スーサイド・スクワッド」の続編について
映画「スーサイド・スクワッド」の続編である「スーサイド・スクワッド2」も既に制作準備が開始されているようです。
公開予定日は2021年8月6日。
伏線は十二分に張り巡らされているし、やる気になれば2、3、4と幾らでも続けられそうですが...(笑)。
「スーサイド・スクワッド2」には、デッドショット役のウィル・スミスや、ジョーカー役のジャレット・レトはもう登場しません。
デッドショット役の代役はイドリス・エルバの可能性が濃厚とのことです。
ですので、前作とはまたちょっとずつ世界観の異なった映画になることでしょう。
個人的にはイドリス・エルバの方が、イメージ的にもウィル・スミスより合ってる気がするな〜。
きっと見ごたえのある大傑作に仕上がることでしょう。
期待して待ちたいと思います。
それでは今回のレビューは終わります。
どうも最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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