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魔術の呼吸
魔術をおこなう者・魔女を目指す者としては避けられない(?)、呼吸法についてご説明します。
なにも魔術を行わなくたって、心身ともに呼吸法を習得するのはとても良い影響があります。
(他で沢山詳しく記載していただいている方がいるので、ここでは省きますね)
呼吸の方法としては「呼吸法 集中」「呼吸 ヨガ」等で検索すればヒットしますが、折角ここまで訪れていただいたので、そこにちょっとだけ魔術のエッセンスを足すご紹介をします。
まずは、ググれば簡単にヒットする呼吸法のご説明です。
詳しい方は「魔術的呼吸のエッセンス」まで、すっ飛ばしてください。
呼吸法:拍の取り方
ここでお勧めする呼吸と、普段している呼吸との違いは「息を止める拍」を入れることです。
吸って〜吐いて〜。の間に、止めを入れます。
「吸って〜、止めて〜、吐きだして〜」
さて、この止めを入れる呼吸法の「拍の取り方」というのは色々ありまして、四泊呼吸が良いと言われていたりもしますが、それは流派によるので・・・魔術として特に絶対的な正解はありません。
必要なのは集中力であり、エネルギーを循環させたり溜めたりできるようになるための魔術のための体作りです。
ぶっちゃけ下記からあなたの楽な呼吸法を選んでいただいてOKです。楽というか、苦しくなく・集中できる呼吸法ですね。
例としては(吸う、止める、吐くの拍の順で記載しています)
・4−7−8
・4−3−7
・4−2−5
・他にもいっぱいあります
お気づきになりましたか?
特徴は、吸うよりも吐く呼吸を長めにし、吐ききるということです。
腹式呼吸で行ってくださいね。
拍の長さですが、1拍は1秒以上でお願いします。あんまり早いと効果がありません。
呼吸法:魔術的呼吸のエッセンス
お待たせしました、魔術のエッセンスを足していきますよ。
上記の呼吸法にプラスして、光の移動を行います。
光の移動の呼吸?なんのこっちゃ?
わかりづらいので、図解します。
縦の呼吸と、横の呼吸があります。
魔術的呼吸:縦の呼吸
![縦の呼吸](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43024141/picture_pc_017964129788b2d0a87f99a8006e6a16.jpg?width=800)
「チャクラに沿って呼吸と共に光が上下する」
というと分かりやすいでしょうか。
座っている方がやりやすいですが、
0:光の玉をイメージします。何色でもOKです
1:お尻あたり(第一チャクラ)をスタートとして、
光の玉が呼吸の拍に合わせ、吸っている間に上昇し頭頂に向かう
2:頭頂部(第七チャクラ)に光がきたら、止めの拍。
光の玉を頭頂で止めておく。
3:吐くと同時に、光の玉を元の場所へと下へ降ろしていく。
光は消さずにそのまま、1〜3を繰り返します。
応用バージョンとして
▫︎お尻(第一チャクラ)ではなく、地球の中心
▫︎頭頂部(第七チャクラ)ではなく、宇宙や天界(!)
へと光を伸ばしても良いですよ。
細かいことは説明しませんが…宇宙や天界へまで光の玉を伸ばす場合は、地球の中心まで繋げて戻しましょう。
魔術的呼吸:横の呼吸
![横の呼吸](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43024293/picture_pc_1fc80ca1394adc957fd648a1549da653.jpg?width=800)
魔術の儀式を行っている最中によく使う呼吸法です。
手から出る気を、時計回りに増幅させる方法ですね。
両手のひらで軽く組むか、パーの形で手のひらを合わせます。
写真の様に腕をあげなくても良いです笑。疲れちゃうので、腕をおろしてください。
0:光の玉をイメージします、何色でもOKです。掌を合わせます。
1:掌を起点として、時計回りに右腕を通るように光の玉を移動させます。
2:首の後ろ(第五チャクラの後ろ)を通ります。意識してください。
3:光の玉を左腕を通して、掌に戻します。
光は消さずにそのまま、1〜3を繰り返します。
可能であれば、
▫︎右腕を通る間に、息を吸い込み
▫︎首の後ろで、息を止め
▫︎左腕を通る間に息を吐く
と良いです。
自分の拍の取り方によってはこの方法ではリズムが崩れて難しい場合もあるので、必ずしも呼吸に合わせる必要はありません。
呼吸法:魔術的応用
魔術の儀式では、この呼吸法を使用して、
☆右手でモノの気を吸い込み
☆左手で自分の気を出し、他のモノに送り込む
という活用ができるようになります
「気」とはエネルギーだったり想いだったり、活用方法は無限大!
魔女修行のための呼吸法:いつ、どれくらいやるか
☆普段の場合
寝る前でも寝起きにでも、10分は毎日行います。毎日コツコツと。
どうしても時間が取れない場合でも、5分はやっていただけると嬉しいです。
仕事など集中して取り掛かるものの前に行っても効果的です。
目は閉じていた方が効果がありますが、目を開けたままでもOKです。
☆瞑想の場合
目を閉じて、自分が呼吸だけに集中できたな!気持ちいいな!この気持ち良さを少し味わおう。味わったから終わりにしよう。という所まで、行ってください。
目安としては・・・
目を閉じて10~15分くらい上記の呼吸を集中して続けていると、目を閉じた脳裏に「青〜紫〜青紫」の光・オーロラのようなもやもやが見えてきます。ここを目安として、これが見えてから自分の気持ちいい時間だけするととても良いです。
ちなみにですね・・・
この青紫系の光が見えて以降というのは脳が「とても暗示などが入りやすい状態=催眠状態」にあるので、自己暗示…アファメーションやイメージングをおこなうのに適しています。
上級者になったら、この状態から潜在意識に入っていって様々な情報を取るということも可能です。(中二病的に言えば、隠されたものを知る・未来予知とかも可能です←怪しさ満点だけど本気)
☆魔術の場合
魔術の儀式を行う前に・・・
雑念を払い、集中力を高め、魔術の精度を高めるために行います。
必ず・最低でも10分は行いましょう。
縦でも横でも、お好きな方で良いですよ。
魔術の儀式の最中に・・・
儀式に使うアイテムなどに想いや気をこめる能力を高めるために行います。
この場合は「横の呼吸」を使用します。
こ対象物を両手で包み、左手から気や想いを対象物に込めていくイメージです。
呪文を唱える場合も、唱えながら呼吸ができるようになると上級者!
是非練習してみてくださいね。
魔術の儀式を行った後に・・・
クールダウンのために行います。
「縦の呼吸」で落ち着きと平安を取り戻していくのです。
特に、呼吸を下ろす時に光の球が地球の真ん中と繋がるイメージをすると、「グラウンディング」と言って、日常へと戻ってくることができます。
このグラウンディングというのは、地味ですけど魔女には重要です。
魔術の儀式ってある意味、非日常的行為なんです。気持ちも想像以上に昂っているはずです。
そこと一区切りをつけて、日常へと戻る行為を行うことは「安全な儀式の終了」のために重要なんですよ。
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