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[初心者さんVer.]マジカルオイルを作るための準備

はじめに

マジカルオイルは、ただでさえ素晴らしい植物のチカラを、もっともっと引き出して魔法のチカラを加えた、ちょっと不思議なオイルです。

魔法…と聞いて、びっくりしないでください。でもMagicを日本語に訳すと、やっぱり「魔法」って言葉がぴったりな気がするのです。

魔法を使うということはWicca(魔法使い、魔女)ということですか?と聞かれることもありますが、違います。

魔法は誰でも使えます。

でも「魔法をかける」には「やり方=お作法」があります。
大昔からそれを専門とする方々を通して脈々と伝えられ、洗練され、取捨選択され、個々でも研究・改良がなされ、今現在に至ります。

残念ながら、なんの意識もなく精油をただ混ぜただけでは「魔法のオイル・香り」にはならないのです。でもお作法を守れば、多かれ少なかれ、それはあなただけの魔法のオイルへと変わります。

少し面倒でも、この記事をぜひ読んでください。そして、この記事に書いてあることだけは、ぜひぜひ実行してください。

繰り返しになりますが、それだけでも、良い香りのするオイルは、あなただけのマジカルオイルへと変化します。


ビギナーのための準備編


1.場所の準備

マジカルオイルを作る場所・テーブルを決めて、そこを片付けます。
自身が「神聖な場所」と思える場所へ、集中できる作業場作りを。
インセンスなどで部屋のクリーニング(聖別)ができる方はぜひ行ってください。

2.カラダの準備

自分自身も、身綺麗にします。
可能であれば事前に入浴、もしくはシャワーを。さらに可能なら歯磨きもいいですね。そして清潔な下着と洋服をぜひお召しになってください。
ヘアスタイルを整える・女性の場合メイクで意識のスイッチチェンジが得意な方は、ぜひお好きなスタイルへと変身してください。

入浴・着替えなどが状況・時間的に難しければ、手は必ず洗いましょう。ブクブクうがいもしてください。
よほどのことがない限りは、最低この二つは実行してください。
難しければ「今がマジカルオイルを作るべき時なのか」ご再考を。


3.心の準備

レシピをつくる作業を始める前に心を落ち着けます。
心が落ち着く音楽をかけるのも、とても良いです。
昼間の太陽光でも、照明を落とした暗い部屋でも、基本編では問いません。
ご自分が落ち着いて、集中できる環境に整えてください。
作業中に携帯の着信・受信音が鳴らないように必ず設定を見直しましょう。もちろん、テレビも消します。
大切なペットが同じ部屋にいても大丈夫。ただ、オイルなどの材料を倒されたりしないように。


4.材料の準備

レシピを決め、必要な材料を、1.で片付けた場所に揃えましょう。
精油を使う場合の基本の用具はこちら。

精油レシピに必要な用具のコピー


5.魔法の準備
【注:ここが最も肝心で、この作業には集中力を要します】

魔法の内容を、ご自身に詳しく落とし込んでください。
具体的には「魔法がかなった状態を強く意識」します。
ビジュアライゼーション(視覚化)ができる方はそれを。もしくはノートに書いてもいいです。イラストでもいいですよ。何度もブツブツ唱える方法もとても良いです。
深く集中して、納得するまで行ってください。
重ねてになりますが、この工程がマジカルオイルを作る上で、最も重要な部分です。


6.呪文の準備

魔法のゴールの落とし込みが完了したら、それを固めてオイルに閉じ込める「呪文」を作成します。

「え…呪文…って本当にいるの?」って思われますよね?
個人的には呪文は「言わないで理解して行動しろと言うより、はっきりと伝えた方が”どうして欲しいかわかる”、結果伝達はとてもスムーズ」と言う理由だと思います。ただの作業を、効果の出す魔術に昇華させるために呪文が必要だと思っています。ちなみに…私の師匠達は全員”省くことなく”詠唱する。と言うことだったので、呪文作りはやった方が絶対に良いと思っています。

呪文に重要なのは「この呪文によって、5.で作り込んだ魔法のゴールを自分で言語に具体化すること」。
簡単に言うと「唱えると、叶う気がする!」「唱えると、理想のゴールのイメージが湧く!」「唱えると、魔法がかかった気がする!」「私の願いを凝縮した!」と言える内容がおすすめです。
呪文を覚える自信がない(本当は覚えるのが一番良いのですが)、そんな場合は「思いを込めた呪文を書き留めても良いと思える紙やカード」に書き留めます。

呪文の例
・植物の持つ力よ、私の恋の成就にあなたたちの力を貸したまえ。
・イランイラン、ラベンダー、ローズ、ゼラニウム。私は、私の恋を強く美しく花開かせるように成就させる。私の恋愛運を高めたまえ。

呪文はあまり長いと唱えるのが大変なので、短くしてももちろん大丈夫です。
難しく考える必要もありません。「具体的な願いを実現化させるスイッチを言語で作る」意識でどうぞ。

ちなみに、英語の魔術書だと「韻を踏め(”Yallow, yallow, Glow my power” みたいな)」と良く言われるのですが、これはお経やマントラみたいに唱えると気持ち良くなり、トランス状態に入るためのきっかけのようなものだと思うので、別の部分でモチベーションをグッと高めて保てるのであれば、ここは気にしなくて良いですよ。


ここまでできたら、準備は完了です。

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