Mori91

2歳児を持つ夫婦のアカウントです。夫はIT、妻はメディア関係のお仕事。 「知育」を名乗…

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2歳児を持つ夫婦のアカウントです。夫はIT、妻はメディア関係のお仕事。 「知育」を名乗れるほどのストイックさも、専門知識もないですが読み聞かせをして良かった絵本や、子どもとの楽しい読み聞かせ時間のあれこれについて書いていきます。

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  • 2歳のときの絵本

    我が家で子どもが2歳のときに読み聞かせをした絵本

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    我が家で子どもが1歳のときに読み聞かせをした絵本

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雨の日は詩の暗唱を

紹介する絵本めのまどあけろ 作/谷川俊太郎、絵/長新太、福音館書店 雨は子育ての大敵?子育ての大きな敵と思っているのは、雨。 保育園の送り迎えの難易度は爆上がり。週末に降ろうものなら、「今日一日どうやってすごそう?」と頭を悩ませています。 今回はそんな雨の日を、わが子が一瞬で感動の日に変えてくれたお話です。 リズム感に親がハマる朝起きてから寝るまでの生活を、リズミカルな散文詩で表現している絵本です。 1981年刊のロングセラー絵本ですが、私は最近図書館で偶然見つけ、手に取

    • いつかタカノでチェリモヤを

      絵本の紹介『くだものずかん』 作/大森 裕子、白泉社 我が家のフルーツ事情物価高が叫ばれる昨今、我が家のエンゲル係数を押し上げているの一番大きな要因は間違いなく、フルーツ! 離乳食初期のころからフルーツが好きだったわが子。いつしか、当たり前のように食事を食べ終えると「ふるーちゅ(フルーツ)は?」と聞いてくるようになっていました。 そこで「今日はないの」と言おうものなら癇癪を起こされかねないので、やむなく常備するのが習慣に…。 私の性格がスボラなせいで、七夕やお月見といった

      • 体験から知識へ、絵本がつなげる好奇心

        絵本の紹介『とりさん なんの ぎょうれつ?』 作/オームラトモコ、絵/オームラトモコ、ポプラ社 バスの音に反応!よく行く公園で遊んでいた時のひとコマ。 遊具で遊んでいたわが子が、「バス、いたねぇ」と言います。公園の近くには交差点がありますが、公園内からは見えないはず。しかし、交差点を通過したバスの「右に曲がります ピピーッピピーッ」というアナウンスの音で、バスの存在に気づいたようです。 大人は無意識のうちに「ノイズ」として「無」にしてしまうことも、小さな子どもにとっては「

        • そして、オオカミ探しの旅は続く

          絵本の紹介『あなたがだいすき』 リザ・ベイカー/作、デイビット・マクフェイル/絵、日当陽子/訳 フレーベル館(絶版) 連絡帳から始まった気づき始まりは、ある日の連絡帳で先生が書いてくれたエピソード。 「悪者じゃないオオカミ」を求めて確かに! わが子のことながら、いい目のつけどころだなと感心しました。絵本に限らず、YouTubeで見せている動画でも、オオカミは何かと悪者にされがち。 悪者でないオオカミが出てくるお話はないかしら…と探していたときに見つけたのがこの本でした。

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          かぼちゃつちのなか、チージュうしさんのおっぱい

          紹介する絵本 『いろんなおやさいどこになる?』 作/きのした けい 絵/阿部 真由美、コクヨ 記憶に残るような収穫体験 2歳になったばかりの頃、農家主催の収穫体験イベントに参加したことがありました。 小松菜を引っこ抜くのはなぜか怖がって一切手を出せなかったのに、大きなキャベツは「よいしょ」と持ち上げていたわが子。 それから何か月も経つのに、「キャベツ」というワードが出るたびに「きゃべつ、こぉーんな、大きかったねぇ」と言ったりしているので、野菜の形や感触、重み、畑での様

          かぼちゃつちのなか、チージュうしさんのおっぱい

          【絵本】『おててがでたよ』 - 誰がおたふくに似てるって?

          紹介する絵本 『おててがでたよ』 作/林明子 絵/林明子、福音館 ほほえましい子どもの奮闘ぶり ブカブカのお洋服を着ようとしている子の奮闘ぶりがほほえましい本。 林明子さんの絵は、子どものふとした表情の切り取り方がとっても素敵! 自分の仕事ぶりに満足げな顔、得意げな「見て見て~」の顔、 やりたいことがうまくできなくて眉間にしわを寄せちゃうところ… 書かれているテキスト以上に、表情が雄弁に状況を物語ってくれています。 お洋服から頭が出せずにいる状況の絵ですら、 洋服に

          【絵本】『おててがでたよ』 - 誰がおたふくに似てるって?

          絵本探しの灯台下暗し『でんでんどん』

          紹介する絵本 『でんでんどん』 作/井上よう子 絵/渡辺有一、ひさかたチャイルド、品切れ中 心地よいリズムと寝かしつけの思い出 で始まる物語。 ページをめくるたびに、いろんな動物たちがのった「きしゃ」が 「でん でん どん」のリズムで登場します。 この「でん でん どん」が、 読んでいてなんとも心地よく、クセになります。 わが子が赤ちゃんだったころ、寝かしつけに苦労した日は、 抱っこしながらこの「でん でん どん」のリズムで 体を揺らしてみたりもしました (注:それで

          絵本探しの灯台下暗し『でんでんどん』