仮面ライダーオーズ復活のコアメダル雑感(ネタバレなし)

仮面ライダーオーズ10th復活のコアメダルを観てきました。まだ公開の翌日だというのに、既に何週間か経ったようなそんな気がしています。

さすがに公開してから間もないこともあるので、話の核心には触れずに感想を書いておきます。劇場公開が終了してしばらくしたら、改めて書こうと思っています。

仮面ライダーオーズ完結編

初めに、待ちに待った公開ともあって、楽しく鑑賞しました。60分という尺の中でやや物足りない所もありましたが、概ね満足でした。

そして、これをもって仮面ライダーオーズが完結したということ。本編を観終えた後に、その事実について考えてみると、まだ自分の中で消化しきれていない部分が多くあります(おそらく鑑賞したほとんどの方がそうかもしれません)。なにせ、監督、脚本家、出演陣でさえ、それぞれに思う所ありというくらいですから。

ただ、だからといって納得がいかないとか、期待を裏切られたとかそういう評価にはなりませんでした。この咀嚼しきれていないものは時間をかけてかみ砕いて、自分の中に取り込まれていくのだと思っています。
それは、特撮作品に限らず、他の映画、ドラマ、アニメ、小説、音楽など、自分の中に根付いた様々な価値観や視点をもって、徐々に腹落ちしていくのでしょう。
今、すぐには呑み込めなくても、時間が経って、ふと思い立ったときに「あっ!」と思う時がくるものと思っています。

そう考えると、その影響がどうであれ鑑賞した人の心に刻まれる作品だったと思いますし、私にとっては大切な作品になりました。

リニアブルーを聴きながら

先日、TIGER & BUNNY 2のイベントがあったそうですが、それとは関係なしに劇場版の主題歌「リニアブルーを聴きながら」を聴いていました。

その曲にこんな歌詞がありました。

諦めちゃったら届かない 史上最重要な明日がきっとあるから

UNISON SQUARE GARDEN/「リニアブルーを聴きながら」

仮面ライダーオーズという作品を観たこのタイミングで、この曲と出会ったことに妙な偶然を感じました。もちろん、ここでオーズのことが歌われているわけではありませんし、両者をすぐに結びつけることはできませんが、いくらかは共通しているものがあるのではないかと思っています。

こういう体験を繰り返しながら、復活のコアメダルという作品と向き合っていくのだと思った出来事でした。

おわりに

出来れば、公開中にあと1度くらいは鑑賞してこの作品を嚙みしめたいと思っています。

ところで、東映といえば3月18日には「映画おしりたんてい シリアーティ」の公開も迫っているので、こちらも楽しみにしています。

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