「なぜ?」を自問し続けたら、生き別れた父にたどり着いた
僕(30)は、小学校2年生以来、父に会っていない。僕が小さい時も、父はもともと単身赴任だったので、夏休みなどに数日会う程度だった。
少年時代の僕は、父が車で迎えに来てくれるのを楽しみにしていた。
父と言えば「面白い人」というイメージが強い。よく志村けんのモノマネをして笑わせてくれた。
他の特徴は、少し小太りでメガネをしていて、歌が上手くて、ビールが好きだったかもしれない、、、くらいしか覚えていない。
とにかくよく笑わせてくれた人だ。
ある日、母から「父と離婚した」と