平田A太郎

ものをかくことができます。 Q→A

平田A太郎

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最近の記事

旅館のこと

沼田ホテルという古い旅館がある。 田瓶市沼田町の西蛙井バス停から私の非力な足では徒歩30分。随分辺鄙なところにあるなと思っていたら存外に立派で驚く。 痕跡がある。 地蔵。そして虚空蔵。 あとで追記するかも。

    • 怪鳥さわぎのこと

      私がこの町に来たのはほんの数年前のことで、だからこの町がどんな町なのか、正直なところよくわかってはいない。 一昨年辺りから、妙な鳥が出たと聞く。 臭いを振り撒き、傍若無人に振る舞い、最期は退治されたとも、あとかたもなく消えたともきく。 そんなことがあるだろうか? 問い。 問いはいつも答えを孕んでいる。そうあるべきである。 問いより先に答えはない。 Q→A Q→A QはAを孕みAは新たなQを生む。 すなわち。

      • ひらたのノート

        あの日、燃えるような夕やけ。 もの書きを志してから、いったいどれだけの月日がたっただろうか。 敬愛する清田洞爺氏の最期の地にして執筆の拠点ともいえるこの町に、引き寄せられるようにして引っ越してきた。 私は未だに、なにものでもない。 それでも。 ここにノートを書き記す。駄文とはいえ。それでも。 平田永太郎