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第2回腎代替療法講習会 メモ

SDMがしっかり機能しているか??
・高齢者が増える
・医療が高度化
・腎移植は70歳以上は1割に満たない
レシピエント:年齢制限なし
・PD導入は減ってきている
・PD導入は高齢者につれ低下している。
・在宅医療➡不安であるが、生活や大切にしているものを考えると勧められる
・高齢者は身体能力は低下するが、ネガティブ思考はゆるやか
技術が慣れることが出来れば、高齢者は良いと思われる

高齢者はタンパク制限はせず、フレイル・サルコペニア予防。
高リン血症が問題。リン吸着剤➡リン排泄剤


高齢者PD

腹膜透析、腎移植の説明が不足している
透析患者は総数減少➡導入が減り、総死亡率の上昇がある
新規導入患者減っている➡
HHD導入872人 軽微な増加
日本はハイブリッド透析が多い。移植は少ない
導入期加算(2018)➡腹膜透析は増えている
諸外国と比べて日本は・・・PTH➡800以上の患者は少ない。Ca➡10.2以上も少ない➡➡内服管理が出来ている
腹膜透析認定指導臨床工学士(R5年)
遠隔モニタリングを担ってくる(タスクシフト)

PD導入前に説明すること

災害に強い➡PD 腎移植
eGFR10くらいで腹膜透析の準備を。
医療費・・自己負担や公的支援 
腹膜透析の適応・・PDラストも適応
         糖尿病患者も制限なし
         ペットは同じ部屋でないようなど・・
高齢者PD➡高齢でも非高齢でも腹膜炎・合併症・入院など変わらない
ラストPDに向けての再埋没法が増えてきている
PDは在宅医療…簡単でシンプル。安全。
pariethibuPD・・緩和PD

腎移植

生体腎移植
献腎移植
必要な費用・・HLA検査料(33000円)自治体補助あり。
ネットワーク登録料30000円
毎年5000円更新料
献腎移植して3か月継続できれば、10万円のコディネーター料
20年以上待っている人は約900人
ドナー情報が入ったとき1時間以内に決断をしなけれならない
免疫抑制剤内服にて注意することがある
日頃から体調管理。BMI28以下 がん検診
待機期間14年(成人)

生体腎移植


2023年初めて2000件を超えた
レシピエントとドナーの適応基準がある
院内・移植学会倫理員会(内縁関係・・10年ほど一緒に生活している証明)
ドナーは本人以外に第3者の意見を求める(精神科医)
生体腎移植のドナーガイドライン➡難しい・・マージナルドナーガイドラインあり。
ドナー80歳以下
血圧130/80ika 
肥満は減量してもらう(BMI30以下ダイエット必要)
禁煙
内臓脂肪が多いと手術が難しい
移植までに半年から1年…検査入院が必要
移植施設によって費用や進め方期間異なる
ドナーの費用はレシピエントであるが成立しなければドナーの自己負担になってくる
適応条件を整える。腎移植についての情報を知っておくこと

Q&A

Q:CKMを選ぶ患者のフォロー
A:意思決定が変更されることを十分理解。家族と医療者の情報共有が大切。
自施設、自宅、施設で看取る。いろんなパターンがあった。連携先での看取りも考えていく。直ぐに対応できる連携
患者が楽に過ごせるように
CKMを選んでも、説明次第で透析を選ぶ人も多い

Q:逆スマップ(正式名所なし)
PD➡HD 再埋没  閉塞と感染が心配であるが今後増えてくる内容

Q:献腎移植のがん検診
献腎移植病院➡検診を他でするように言われがん検診が進まない例がある。目的を患者に説明できるように

Q:腎移植ネットワークから近いよと連絡がある
レシピエント候補が上がってくると連絡がある。1-5番目ですよ。

Q:更新の時に必要な採血
HLA  年に1回

Q:介護施設
PD可能。看護師は問題ない。介護士が行うのは問題である
デイで受けるのはPD理想であるが、契約等が必要かもしれない

Q:移植後制限の食事
ドナー減塩
レシピエント:免疫抑制剤の関係でグレープフルーツがダメ
生ものの摂取が一定期間ダメ

質問はホームページに上がる予定