戦争と平和について、6歳との問答。
昨日、洗濯ものをたたみながら、録画していた戦争特番を観ていると、
真珠湾攻撃の映像が流れました。
戦闘機が爆弾を落とし、戦艦が炎上するシーンを観て、
その場にいた長男(6歳)が、
「わっ、すげー」
って言ったので、
すかさず、
「うーん。すごいけど、人が死ぬんだよ。」
と言うと、
「そうだよね。
映像だとすごいって思うけど、
本当に起こったら怖くなっちゃう。」と。
***
その後、お風呂で問答してみました。
母「人が死ぬと悲しいよね。
戦争するとたくさん人が死ぬよね。」
子「あたりまえじゃん。」
母「じゃあ、戦争しないためにはどうすればいいと思う?」
子「戦争しないって決める。」
母「じゃあ、戦争しないって決めるために、どうすればいいと思う?」
子「ぼーっとする。」
母「ぼーっとする?」
子「ぼーっとすると、戦争しない。」
…母、詰まれた。
参りました。
いつのまにそんな大人びたこと言えるようになった!?と驚きつつも、
どの回答もすぐに出てくるのが、無垢な6歳らしいなと思います。
そうねぇ。
カリカリしてる人より ぼーっとしてる人の方が、たしかに平和そうよね。
***
この話を記事にしたのは、
「うちの子、すごいでしょ!」と自慢するために書いたのではありません。
うちの子だけでなく、
どの子もみんな、ユニークな想像力を持っています。
だから、
きっかけをおとなが摘み取らないこと
事実に目をそむけないこと、そむけさせないこと
先入観なく、感じたままに感じてもらうこと
そして、感じたことを素直に発言できる場所を確保してあげること。
子どもたちを信じて、
「なんでだろう?」「どう思う?」と、
我が子に問いかけてみてはいかがでしょうか?
きっとハッとされられる答えが返ってくるかもしれませんよ。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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