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恩師の話し


恩師と出会ったのは、
高校生の時です。

本当は体育の先生が私の夢でした。

小学校がピークだったでしょうか。
短距離も長距離も割と早く、
400mリレーにも選ばれ、
その時から
体育の先生になりたいことを
夢見るようになりました。
中学はバレーボール、陸上部と兼部。
主将になり、みんなと頑張りました。

高校に進学し、バレー部へ

春、期待を胸に入部。
先輩や友達とも良好。
バレーの腕はそんなに上手な方ではなかった。
のに………。
担任であるバレーの顧問が
大会に選抜して、
周りがザワザワ……。
もっと上手な人もいるのに、
何で?といったような雰囲気になりました。
えこひいき?なんて声もあって。
担任だった先生は
私が体育の先生になることを
知っていました。
だからか分からないけれど…
私を選んだのかも知らないと
思った時に、
バレー続けられないと思ってしまいました。
その後、合宿中に肺に穴があく病気、
気胸(ききょう)になったのを理由に
辞めました。

この高校にいる意味あるかな

と思い、休みがちに。
辞めようとも思いました。

恩師との出会い
書道を通しての対話
自分の夢が書道の先生になることを
決意するまでに至る

以前から習字は小学校2年生からやって
いたのもあり、書道の授業がとても
楽しく感じるようになりました。
そして、書道部に入部。
書くことで無になれたのです。
周りは、彼氏、彼女を作ることで
楽しんでいたように思える時も、
命の次に大切なのは、
書道だと断言し、書道の用具を特に
大切にするようになりました。
青春を書道に捧げた約3年間となりました。

今現在恩師は84歳を迎えました

教員採用試験に合格した時も
とても喜んでくださいました。
恩師が元気なうちに
報告ができてとても嬉しかったです。
今でも、家族ぐるみで
見守ってくださる先生に
私は恩返しがしたいのです。
前向きに、やっていきたいです。

私の作品です
源氏物語
扇形🪭の紙に和歌を書いています
日本書芸院会員作家

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