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コンセプト問題

K-POP業界において、売れるために必要な要素といえば、やはりコンセプトがいかに興味深いものであるかだ。

コンセプトは三大事務所で言うと、
JYP → 可愛らしい、ポップ
YG → 暴れっぷり、かっこいい、カリスマ
SM → 不気味さ、予測不可能なKWANGYA
と、個々に特色があるのが特徴的だ。

最近、何かと話題になっているHYBEだが、
私は三大事務所も好きだが、特に好きな事務所なのがHYBEなのだ。
しかし、最近になって、HYBEも悪い噂が流れるようになっている。

私の意見に過ぎないが、HYBEのコンセプトはやけにストーリー性があり考察したくなる意欲を湧かせたり、何かと暴力的で怖かったり、かと思えば世界平和的なコンセプトだったりと色々であり、正直コンセプト様々である。
HYBEは宗教的な絡みがあるかもしれない噂などが最近目立っており、もしこれらが関係しているのならば、音楽を利用して伝えたかったことが布教活動という実に最悪な利用の仕方になるということになる。
好きなアイドルグループが沢山存在するのに、布教活動を目的とした利用のされ方を見ると、本当に悲しくなるのだ。
さらに、世界平和的なコンセプトを見ると、頭にくるのが政治に関係する仕事だ。実際にバンタンもセブチも政治関連の仕事を受けている。
確かに韓国では、音楽活動ということが国としてのバッグアップであり、収益にもなるかもしれないのだが、政治に関係させるためにアーティストを絡んで欲しくないと私は思ってしまうのだ。

HYBEはここ稀に見るK-POP業界の壁をぶち壊しに来ている。今と昔のK-POPではどちらが好きですか?という質問がきた時に、私は絶対に第2世代や第3世代の頃のK-POPが好きだと答える。なんの細工もされていない、純粋に音楽が楽しめるこの頃が1番良かったと思えるのだ。
現在は、YGは昔のままのスタイルを受け継いでいるような感じがするが、JYPやSMは少しずつ昔のコンセプトとはかけ離れた流行りのコンセプトに乗ろうとしている。もちろん、流行りを取り入れて、売れていくことは大事だと思うが、私はそれぞれの事務所にあったコンセプトのK-POPを見たいのだ。

楽しかった頃のK-POPがまた戻って来ることを私は切に願っている。

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