感情の起伏を抑えてくれた意外なもの
生理前に特に強くなる感情の起伏。イライラしたり悲しくなったり…
なんでこんなに鬱っぽいのかと思って辛い時期が長かった。
特に、私のパートナーはスウェーデンの人で遠距離で過ごしていた期間が1年半くらいあり、その間はかなり心が辛かった。一緒に住むようになってからも、イライラしたり悲しくなると巻き込んでしまって自己嫌悪になることもしばしば。
そんな時に彼からふと言われた一言。
「婦人科の先生に薬について相談してみたら?」と。
私は生理周期がかなりバラバラだったり生理前の眠気がかなり強く、2年くらい前から月経困難症(ピル)の薬を飲み始めた。それからずっと同じ薬を飲んでいて、飲み始めは生理周期が安定して良かったと思っていたのだが、心と体の面にちょっとした変化があった。
心の変化は、かなり心配性のような感じになったこと。これは飲み始めたのがコロナの時期だったのもあり、薬が原因とははっきり言えないかもしれない。でも、何に関してもかなり心配したり、他の人が自分をどう思ってるか不安になることが多くなった。
身体面の変化は、セックスの時に濡れにくくなってしまったこと。それによって性生活があまり楽しくなくなってしまったことだ。飲む前は全く問題もなく、行為自体を楽しめていたのだが、濡れなくなってしまい、焦りと痛みに対する不安が増えてしまった。パートナーにも申し訳ない気持ちになり、心の面で不安定になっていたのもあり悪循環に。
しかしその当時はピルとこれらの変化を結びつけることはなく、環境が原因なのかもしれないと思っていて、そのままずるずると飲み続けてしまっていた。今回彼のふとした一言でピルをもらいに行く時に少し話してみる事にした。
するとあっさり、「別の種類のに変えてみましょう」と言われ、試してみるとわずか1週間で心の面での不安や身体面での問題が嘘のようになくなったのだ。
あまりに大きい変化があっさりと起こってしまい、戸惑いつつも早く相談すればよかった、と後悔。
少しでも心当たりがある人やこれからピルを飲んでみようと思っている人は、種類によってだいぶ副作用が変わってくる可能性があることを知っていてほしい。そして何か気かがりなことがあったらすごく苦しむ前に医者に相談してみて。案外あっさり解決してしまうかもしれないし、親身になって相談に乗って貰えばすぐに改善しなくても少し安心するだろう。
自分の体の事をしっかり考えて優先して管理すること。すごく大事なことだと思う。
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