「日本人の顔」である自覚
私の派遣先であるミリは、日本人がおそらく約20人程度しか住んでいないと言われています。
そしてもちろん、私の派遣先の学校にも日本人は私だけ。
前回派遣も4年前だったので、多くの生徒にとって私は初めて会う日本人だったりします。
この環境で暮らしていて強く強く感じるのが、「自分が日本の顔になっている」ということです。
自分の言動ひとつひとつが、「トモのパーソナルな言動」として捉えられる前に、まず「日本人としての言動」として見られていることを意識して生活するようにしています。
これは、他の国に行った時はそこまで強く感じてこなかった感覚でした。
というのも、これまでは日本人がそれなりにいる環境だったり、数日しかいなかったり、もしくは留学して深く関係を構築して「〇〇人」という括りを超えて言動をパーソナルなものとして理解してもらえていたりしていたからでした。
でも、今は違う。
日本人がほぼほぼいない環境で、
生活者として移り住んでいて、
浅く広くつながる関係がメイン。
さらには、「日本語パートナーズ」という名で「日本」を紹介するような立場で来ていることも相まって、より「日本人」というラベルが強く強調されているように感じています。
なので、私の振る舞いが、私の接する人たちの「日本人の印象」を大きく変えかねないんですよね。
それを意識せざるを得ない環境で暮らしているうちに、自分の言動にすごく注意を払うようになりました。
座り方とかご飯の食べ方とか話の聞き方とか、
そういう”何の気なし”にしてしまいそうな行動についても
少なくとも「なんだこいつ」と負の印象を与えないように気を付けたり、
挨拶するとか、しっかり感謝を伝えるとか、真面目に働くとか、身の回りの整理整頓とか、丁寧に作業をするとか、目を見て話すとか、
国を超えて好印象になるような言動を日ごろから意識したりしています。
どこの部分を切り取られるか分からないからね。
日ごろあんまり関わらない生徒や先生もたくさんいるから、一瞬見られた私の言動が「なんなのこの人?!」と思わせる可能性もあるし、逆も然り。
だからこそ、少しでも負に思われる要素は減らすように気を付けたいよね^_^
「日本のために」なんて言うと大げさに聞こえるけど(笑)、でもわりとその意識強いかも。
大した立場でもステータスでも何でもないその辺の普通の日本人な私だけど、マインドだけは日本を背負ってますwwwwww
特に「感謝」と「笑顔」と「リアクション」の3つは強く意識しているかなぁ。
小さなことでも何か私に対してしてもらったら、口頭でのお礼だけでなく、メッセージをしたり、日本のプチギフトを渡したり、「嬉しい!」を全力のリアクションで伝えたりしています(笑)
あと、普段から常に口角を上げるようにしてるwww
ニヤニヤしてるヤバいやつかもしれないけど(笑)、黙ってるとちょっと怖い感じを出しちゃうことになるかもしれないからね!
そしてどんなコミュニケーションでもリアクションをしっかりとってる。大げさなくらいに(笑)
たとえ言語の壁で互いがフルに理解できるコミュニケーションが取れなくても、リアクションがしっかりあれば「楽しい」ことは伝えられるし、相手を安心させられるような気がして。
特別なことはできないけど、でもそういう小さいことの積み重ねこそが、生活者として過ごす上では重要になってくる気がするので、これからも「日本人ってこんな素敵なんだ!!」と接する人たちに思ってもらえるように、背筋伸ばして生きていきます(^_-)-☆
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