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マレーシアに来て変わったこと

マレーシアに来て2ヶ月半。
こちらにきていろいろな経験をして、自分の中で変化を感じることも増えてきました。

今回は、現段階で感じる自分の変化や成長について考えてみたいと思います(^_−)−☆

1.急なことへの対応力が上がった

このnoteでも何度か触れていることですが、こちらでは急な決定・変更がとにかく多い!

急なことが多いというのは前もって知ってはいたし、過去のマレーシア滞在でも経験していたことではあったのだけど、にしても想定以上に多いなぁ???という印象。

正直最初の方はそのカルチャーが受け入れられなくて、拒否感とか否定的な気持ちになることが多かったです。

「こんなに準備してたのに変更?!」ってこととか、
逆に「そんな急に言われても準備間に合わないよ!」ってこととかが日常茶飯事。

見通しが持てなかったり、自分の予定とかペースがリスペクトされない感じに対してフラストレーションを感じることがよくありました。

しかし、いくら不満に思おうがこのカルチャーが変わることはないし、不満に思うだけ自分が疲れるので、「はいはいまた変更ね、おっけおっけ(^_−)−☆」と受け流すよう意識するようにしていました笑

そうしていくと、だんだん耐性がついてきまして^_^

もちろん全然今でも心は乱されるんだけど(笑)、でもその乱され度合いの幅が少なくなってきた。

一瞬「なんでだよー!!!」とは思うけど、割とすぐにその動揺からは抜け出して「じゃあどうするか」という思考に移れるようになった。

憤っててもなにも変わらないし、その時間が無駄だということに気づいたんですよね多分www

憤る暇があるなら、今なにができるかを考える時間に当てた方が生産性高い。


加えて、全てを前もって気合い入れて準備するのをやめました(笑)

代わりに、どんなボールが投げられてもそれなりに返せるよう、自分の持つカードを増やしておこうと思うようになった。

一つ一つを気合い入れて準備しちゃうと、思い通りに行かなくなった時残念な気持ちになるから、もちろん準備はできる限りしっかりやるけど、でも自分を消耗するくらい過度にはやらない。

まぁ最悪無くなってもいいやー!くらいの気持ちで楽しみながらやる。

で、同時にいろいろなパターンを想定しておいて、どんな場合でも対応できるようにいくつか行動のストックを準備しておく。

例えば、「1時間使って活動していいよ」と言われたけど、もしかしたら30分しかできなくなるかもしれないし、場合によっては10分しかできなくなるかもな、ということを想定しておいて、30分ならこれをやって、10分しかないならこれをやろう、みたいなカードを頭の中で用意しておく。

そうすると、多少イレギュラーが起きても、「じゃあプランBに変更!」とパッとうごける。

まだまだ経験が浅いので、イレギュラーへの対応ストックは多くないんだけど、でも確実に日々少しずつ増やせてる。

5分あれば早口言葉ゲームができるし、10分あれば折り紙ができるし、30分あればカルタができる。

用意していた本命プランに固執せず、柔軟性を大事にできるようになってきましたね。

こうなることでだいぶ生きやすくなる^_^

アドリブ力に弱めな自分ですが、アドリブをせざるを得ない状況に置かれることが多すぎて、半ば無理やり臨機応変力が高められています(笑)ありがたい!


2.わからないなりに備える力が上がった

これは1とも重なるんだけど、こちらでは詳細がわからない場に誘われたりすることが多いんですよね。

実際に行ってみないとなにをするのかがよく分からないイベントとかに誘われることが多い。

これに対しても、最初は「もうちょい事前に詳細教えてくれよ〜〜〜」とか感じることが多かったんだけど、最近は諦めて、自分なりに仮説を立てて備えられるようになった(笑)

そこでなにが起こるのか、自分になにが求められるのかはわからないけど、一応日本の写真を持っていっておこう、とか、一応スピーカー持っていって日本の歌とか流せるようにしておこう、とか。

全然的外れな準備になる時もある(むしろそれがほとんど)んだけど、でもなにもせずに不安なまま手ぶらで行くよりは気持ち的に楽になることが増えた。

というか、誰かに聞いても、誰も詳細を知らないことが多いからもう無駄だということに気づき始めたんですよねwwww

そのイベントではなにをやるんですか?と聞いても、「うーん、いまいちよくわからないのよね〜」という答えが返ってくることの多さたるや!

あ、私だけじゃなくみんな特によくわからないまま参加してるんだな、って思ったら気が楽になって、別にそこで完璧に動けなくてもいいし、逆に何かできればすごいってレベルだなこれは、と思うようになったんですね〜〜。

日本だと何事も事前準備をしっかり進めてから臨むことが大切、って意識が多くあったんだけど、こっちではその場にいってからできることがあればやればよし!って意識が強い気がする。

でも、語学力的にもさすがに身一つでいくのは不安が大きいので、うまく喋れなくても視覚的とか聴覚的に伝えられる何かを持参していったりしておこう、みたいな備えのマインドが身に付いてきました。

わからないものに対して自分なりに想像して、想定して、何パターンか仮説を立てて、現状できる限りの最低限の備えをしていく力がついてきた。

これもマレーシアでストレスなく生きるにはすごく大切な力な気がしています。


3.待つことがあまり苦じゃなくなった

読んで字の如くですが、何かを待つことに対して抵抗を感じづらくなりましたね〜〜。

これは海外生活あるあるな気もしますが(^^)
時間通りに何かが行われることに期待しなくなった(笑)

開始時間も終了時間も集合時間も、全部「大体の目安」でしかないんだなということを認識させられ、時間へのこだわりが減っていく笑

なので、何か遅れが生じても、「じゃあ今はこれしながら待っておこーっと!」とすぐ気持ちを切り替えて、別のこと楽しむ時間に変える余裕が出てきました。

「待っている」と思うとフラストレーションにつながりやすいので、「自分のやりたかった別のことをする時間ができた」と思うようにしてる(笑)

そうできるように、いつもパソコンなり本なりノートなりを持ち歩いてますね。日頃の小さな待ち時間を余暇時間にできるように。

同時に自分自身も若干時間にルーズになりつつあるので、帰国後にそのギャップが出ないようにしないと、とは思っていますが(^^)


4.過度に頑張ることをやめた

これは↓の記事でも書いたことなんですけど、私は元々「過度に頑張ることに価値を見出すタイプ」の人間だったんです(笑)

ストイックに頑張ってる自分に満足できるというか、何事も120%で頑張りがちな人間でして。

でも、こっちは過度に頑張っても別に報われることが多くないし、別にそれが評価される文化じゃなくて。

もっと気楽に行こうよ!っていう感じの風潮が強いし、完璧を求められてもないし、ミスしても別に誰も気にしてない感じがするし。

そう感じることが増えて、過度に頑張るということがかなり減りましたね。

その場でできる限りで頑張る。
疲れたら休む。やりたくないなって思ったらやらない。

そのくらいのゆるさで生きられるようになりました(笑)
これも個人的にはかなり成長^_^

できなくても自分を責めない。できたら自分をめちゃ褒める!
このマインド、本当に大事(^_−)−☆


5.意味とか結果とかを求めすぎなくなった

これまで私は、何かする時に、その結果得られる価値とか意味を考えがちだったんですが、その傾向が穏やかになってきた気がしています。

「自分のこの動きでどんな価値を残せただろう、、もしかして自己満だった、、?」
とか考えすぎて勝手に落ち込むみたいなことが減った(笑)

大きい目で見ると、「NPとしての活動中に自分ならではの価値を残したい」みたいなデカ目標は全然あるんだけど、でも日々の小さな行動に対していちいちそこまで深く考えることをやめました^_^

価値とか意味は私が決めることじゃないし、なにか特別なDOをしなくても、ただそこにいるBEなだけで十分なのかもって思えるゆるさができてきた。

誠意をもってその場を全力で楽しみ尽くせたら合格!と思い始めてる^_^

例えば私が何か特別な活動をやったとして、それが全員にとってすぐに価値あるものになるとは限らないなと思ってて、その場ですごい面白い!って思ってくれる子もいれば、数年後に何かのきっかけにつながる子もいると思う。

だから、自分でしたことの価値とか意味を自分で考えたり決めたりしないように、そしてその場の相手のリアクションとかで価値や結果を測りすぎないようにしようと思えるようになりました(^ν^)


てことで、現状感じている自分の変化を5つ書いてみました。

5つとも結局「ゆるく生きられるようになった」っていう結論につながるものですね(笑)


日本に帰ったらまた日本モードの自分にちょっとずつ戻っていくんだろうけど(笑)、でも少なくとも今ここにいるうちは、こっちに合うスタイルで生きれたほうがよっぽど楽なので、しばらくこのモードを保っていきたいな〜と思います。

環境を変えると自分が変わっていく、というのを短期間で強く実感してて面白い(笑)

これからも基本は日本をベースに生きてく気がしてるんですが、でも日本のせかせかモードの自分に疲れを感じた時に、マレーシアに来ればゆるモードの自分にチャンネルを切り替えられるってのは大きいよね。

残り約5ヶ月。貴重なスローライフを満喫していきます\(^o^)/

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