見出し画像

非エンジニアの私が「エンジニアの会社」について思うこと

こんにちは。ムーブの三苫です。

私がムーブに入社してから、もうすぐ3年が経ちます。今回は、約3年間を振り返りながら、ムーブでは少数派の非エンジニアであるバックオフィス担当の私の視点で、会社について考えました。

主体性の意識

ムーブは、能力や関わるプロジェクトによって個人差はあるものの、自分の仕事は自分で計画を立てて実行しようという志向が強い会社です。エンジニアで例えると、リーダーというポジションはあれど開発チームはそれぞれ横並びの関係で、割り振られたタスクは担当者が見積りから実装、その間の顧客とのやり取りまで行っています。一人一人のエンジニアにPMやPLという立場を経験してもらうことで、テクニカルスキルだけでなくコミュニケーションスキルも向上してほしいためです。将来的にムーブ以外の会社でも活躍できる存在となってもらいたいという思いがあります。

私自身、ムーブで自分の意見を求められること、自分で仕事の配分や判断をしなくてはならない局面が増えました。他の人を頼ることもありますが、社内に同じ職種の人がいないこともあり、「担当者」は自分しかいない状況はいい意味での緊張感になっています。採用活動なら、どのような手段で採用するかや求人の文面を読んでどう受け取ってほしいかといったことなど、まず自分で考えてみることがムーブでは必要です。
本来は指示されたことを黙々とこなしたいタイプで、いまだに要領よくできている実感はありませんが、自分の行動がもたらす影響を感じるようになりました。率先して物事を推進する姿勢を求められることが、ムーブで働く楽しさや働きやすさであり、難しさだと常々感じています。

効率的に働き、日常的に学ぶ習慣

ムーブの仕事では、効率的であることが求められます。業界的に動きが早く、個々に最新情報をキャッチアップしてほしいという意図もあって、いかに業務の生産性を高めるかという意識を色んな場面で感じます。また、売上目標よりも自社のリソース状況にもとづいて受注し、残業しない前提で仕事のスケジュールを見積るので、定時以降に遅くまで残っている人はあまりいません。当然といえば当然の考え方ですが、上手くいっている会社は少ないのではないでしょうか。
ちなみに、ムーブの定時は18時ですが、基本的にみんな17時で業務を切り上げるよう動いています。時間になったら多くの社員が堂々と、かつ続々と退社する光景は、入社当初ちょっとしたカルチャーショックでした。物理的な働きやすさはもちろん、それを心理的なハードルなく享受できるところもよさだと感じます。

そのような背景もあり、私はムーブに入ってから業務外で勉強するようになりました。Webシステムに関する知識もなければ採用やバックオフィスの業務経験も0の状態で入社したため、必要だったからという動機が一番ですが、時間の余裕が生まれたことが後押しとなりました。
周りの社員は仕事と趣味がお互いシームレスな関係であり、作用し合う状態にある印象で、その影響も受けています。仕事柄という理由はもちろんと思いますが、もともと流行りのゲームやWebサービスなどに関心がある人は多いです。元々好きだった人たちにとって、これを勉強と呼ぶのか分かりませんが、そうなりきれていない自分との違いを自覚するからこそ、憧れや尊敬もあります。

会社の魅力と自分の実務のバランス

開発チームの稼働状況に応じて案件受注をするということは、採用担当である自分の行動にも柔軟性が求められるということです。その点では、日々の自分自身の業務に難しさを感じることもあります。例えば、通常の採用活動は将来の会社成長を見越した長期的な視点を前提に行いますが、新規案件が受注できるかどうか、進行中のプロジェクトについて追加の依頼がありそうかによって、日々自分が取るべき行動は変わることがあります。

ただ、やはり1つのプロジェクトに対して適切な人数や時間を確保し、丁寧に仕事をすすめることができる体制に整えていること、余裕のできた時間で十分に休んだり、家族と過ごしたり、勉強したりする時間を取れることは、社員にとってのメリットであり、会社の強みです。社員を大事にするムーブの考え方に私も共感し、それを体現する役に立てたらと思えます。

最後に

当然ですが、ムーブでは日常的に協力しながら業務を遂行しています。私自身、業務やそれに関する勉強をする中で、周りから助けてもらったり教えてもらったりしています。まだまだ分からないことが多いですが、3年前と比べ、エンジニア同士の会話をかなり理解できるようになりました。
一方で、それぞれの社員はというと、個性はそれぞれですが全体的にさっぱりしていて、いい意味で他人に干渉しない人が多いです。穏やかで一定の距離感があるムーブの人たちの雰囲気に、私は居心地のよさを感じます。

まずは会社にいる自分たちが健全かつ健康に働きたい、その土台がある上でお客様に品質の高いシステムやその利便性等を提供したいという会社です。
そういった環境で開発に取り組みたい、エンジニアを支えたいと思っていただける方をお待ちしています!

いいなと思ったら応援しよう!